Rは大文字なのよ 

  • [2011/10/08 13:37]

二村新メーカーのMotheRsだけど、Twitterで広報担当がお披露目された。
かーしまさんは今年の春までアテナ映像の広報をやっていた人なので馴染みの人もいるだろう。
このかーしまさんの広報の話は先月の中頃、突然、急にご当人にもっていったというのが本当のところで、最初から念頭にあったわけではない。8月の撮影が終わり、発売日も具体的な日程としてあがってきて、それに向けてようやくパケ作りが始まった段階で、そろそろ広報に力をいれなきゃいけないよねってことになった。そこからいくつかの事柄が重なり、二村さんの頭にかーしまさんの名前が浮かび、そしてたまたま淫語魔の近くに今のかーしまさんに連絡がつけられる人がいた。そういった人間関係の綾がかーしまさんとMotheRsを結びつけた。たぐり寄せる線としてはかなり過細い糸だったのだけれど、こういう奇しき縁というのはあるもんで、まさにセレンディビティ。即戦力として考えたときにこれ以上の人はいないでしょう。
憑いてるぞ、MotheRs。

そんなこんなでMotheRsに広報担当ができたのだけれど、何もかもがこれからで、ホームページもようやく20日を目処に出来てくるので、それまではTwitterが主な発信場所ということになってしまう。
自分なんかも作品のことを書くならMotheRsのホームページ上でやりたいのだけれど、しばらくはこのボヤキでやるしかない。

んで、とりあえずロゴが正式にできたみたいなので、ここで少しだけ流出。

mothers_logo_9.gif

ロゴの詳しい説明とかはホームページでやることになるのだろうから、ここではなんも書かない。とりあえず、こんなのが決まりましたよってこと。
作品についてはまたおいおい。

マニュアルを一ヶ月以上も放置しているので、今、淫語抜きしている最中。アロマのさとしまにあ監督のやつで、これは淫語ものとしてはよく出来ていたのでいいのではないかと思ってアップする。
とにかくこれに関しては女優がいいね。やっぱり淫語AVはキャスティングが全てといってもいい。3人のオムニバスなんだけど、実はそのうちの1人はMotheRsですでに撮影済み。
この女優さんはホントによくできる人だった。ただどうやら淫語魔は彼女に対しやってはいけない失敗をしてしまったんだよね。あとで当人からかわいく責められちゃった。
いやぁーカワイイ子でしたよぉ。

ということで、こんな感じで20日まで小出し情報で行きましょう。

自作ポルノテキストを読ませてみる 

  • [2011/09/29 21:06]

昨日、「TENGU」というAV情報誌の取材を受けてきた。ドルショック竹下さんのマンガコーナーに出るらしい。
ドルさんが自分の似顔絵を描いてくれると思うと今から楽しみなのだが、内容としてはかなりとりとめのないことを話してきた。ドルさんが印象に残ったことをまとめる感じなのだろう。
発売は10月18日の予定。

そこでは今自分が関わっているAVでの話もしてきた。
淫語について最近思うことのほとんどは、撮影現場での女優さんとのやりとりからなのでそうなって当然だ。
それにそろそろ作品について宣伝もしなくてならない。

自分が関わっているAVメーカーは二村ヒトシが社長の新メーカーでその名も「MOTHERS」。
既存のジャンルに当てはめるなら痴女メーカーということになるのだろうが、そのあたりはいずれちゃんと説明していかないといけない。もちろんユーザーは作品がすべてなので変な情報はいらないだろうが、いちおうセルメーカーなので高い金を出して買ってもらわないと最終的にどんな作品か判断がつかないという高い壁がある。
そのユーザー側のリスクをなるべく減らすために、メーカー側は親切なパケ作りと広報の仕方を考えないといけない。うかつに惑わせる情報を載せることでユーザーの信頼を失い、怒りを買うことになればそれだけでつまずく。
なので、ぼちぼち何をどうして、どんな画が撮れているのかアナウンスしていこうとは思う。

正直言うと自分の理想としているものにはまだまだほど遠いところがあるんだけど、サンプルでは何度も抜けたので、まあまあこれが好きな人はそこそこ満足するものになっているとは思う。
ただしはっきり言って目新しいところはあまりないし、現時点では内容的に他のメーカーとの差別化は難しい。
そこに関しては作品をリリースするごとに違いが明確になっていけばいいと思っている。 実際のところ、すでに最初に撮った撮り方とは抜本的に変更されていたりもする。
こっちとしては長く時間をかけて完成させるつもりだ。
何しろ撮りながら発見していくことが多い。反省することしきりだが、それがまた次のアイデアを生む。女優さんや現場スタッフから教わることも多い。その分、こちらも成長していかないといけない。
だから毎回、新しい試みをチョコチョコ入れていってもいる。

この間、新たにはじめたことは、官能小説の濡れ場シーンを女優さんに読ませること。
これはオフショットで、撮影に入る前に女優さんに「淫語トレーニング」なる準備体操をやっていて、まあそこで口慣らしのために淫語を言わせたり、あるいはそれまで淫語プレイをしたことがあるかなどを聞きながら、その人の淫語スキルを計ったりしている。
特典映像として本編とは別の枠組みにして見せるつもりだが、わかっている淫語ユーザーならそれを見て、この女優がどれぐらいの淫語ポテンシャルを持っているか見当をつけることができるだろう。
淫語ビデオに一度も出たことがない女優がものすごい可能性を秘めているのがわかったり、逆にすでに淫語ビデオには出演経験があるのだが、その人は淫語のいやらしさを全然理解していなかったのが露呈する場面もある。淫語ユーザーからすればリトマス試験紙のようなおまけコーナーになっている。

そこではいろいろ淫語台詞を用意して読ませたりしているのだが、前々から淫語のうまい女優は文字で興奮できる人が多いんじゃないかと睨んでいて、実際、官能小説や体験手記を読んでオナニーしているという女優の話も聞くようになった。
ということは当然、朗読もうまいのではないか。
言葉のエロスに感応できるということは自分の中で、その言葉をリズムよく取り込んでいっているに違いない。
前回、3人の女優に試してみたが、今のところまずまず推察通りの結果が出ているようだ。

ただし用意する官能原稿なのだが、まさか他人様が書いたものを読ませるわけにはいかない。そこで全部、自分が書き下ろすことにした。

これでも若かりし頃は、官能小説を結構読んでいた。
宇能鴻一郎、富島健夫、団鬼六、蘭光生、高竜也、そして睦月影郎。
睦月さんのはデビュー作から出るたびに買っていたことがある。
学生の頃は大ファンだったのだ。

そんなことを思い出し、ちょっとだけ書いてみたら、これがすらすら出てくる。
ああ、自分は、基本的に文字の人なんだなぁと改めて思った。

ということで昨日の取材でも試しにドル先生に自作の官能小説を読ませてみた。
やっぱりうまかったね。あれなら録音しとけばよかったかな。
というか、ドル先生はセックスの最中も淫語を言う人で、れっきとした淫語プレイヤーだってことが発覚した。あの、ドルさんの彼氏にも淫語を言いながらやっているわけか。ふむふむ。

あっ、そうだ。
この企画、WEBスナイパーのネットラジオに持ち込んでみるかなぁ。
声だけならエロいことを言ってもいいとかいう素人女性ならいるんじゃないの?
なんなら、わかみほさんでもいいけど。
あっ、それならゴールドマンを巻き込んでしまうのもいいなぁ。
ゴールドマンプレゼンツ。淫語魔プレゼンツで前後編。

そういえば最近、会ってないけど元気してるんだろうか? ゴールドさんは。

ただ名こそ惜しけれ 

  • [2011/08/06 04:48]

1回目の撮影が終わった。今月はあと3回ある。
なにもかもが初めてだったわけだけど、最初から試行錯誤のなか作品作りをしていくということもあって、なかなか思い通りにいかない場面があった。
最初の女優さんの入りは8時。それからメイクや衣裳という流れで撮影は9時スタートの予定だが、実際に始まったのは10時前。段取りをつけていざ本番。

この1人目の女優さんがとにかくできる人で、こちらの書いたもの以上のことをやりだした。それはそれでとてもエロいものができて、淫語的にも素晴らしかったのだけれど、当初の目論見からすると、かなり脱線してしまったことも事実なので、ここがこの現場の最初の問題点となった。この1人の女優さんで5時間近くかかっている。それだけパフォーマンスが素晴らしかったとも言える。でもこれではさすがに時間がかかりすぎ。最初の撮影で初めて試す演出装置があったにしても、予定の2時間以上のオーバー。

2番目の女優さんは、まだ経験が浅く引き出しも少なかったせいもあってさくさく進む。ただこちらの方が時間的には当初の予想通りの配分ではあった。
彼女はふだんの表情がとてもステキな女性で、顔の造作もどこか猫っぽい。その仕草も含めて見ているだけで「萌えー」となる人なのだけれど、カメラが回ると緊張してその良さが出てこない。言葉もふつうにしゃべればいいものを持っているのだが、本番がかかるとたどたどしくなる。そういう意味では淫語的に問題があるが、途中から台詞の方は捨ててもう一つの柱であるフェチに焦点をあてた撮影になる。
これはこれで1つの形がハッキリ見えたという点ではとてもいいのだが、「淫語魔」の名前で書いた台本でこの内容はどうかとは思った。女の子が口べたとはいえ、そこを無理やり淫語ワールドに持ち込むから自分の存在意義があるのではないか。

このあと3人目、4人目と撮ったのだが、淫語の出来不出来はともかく女優さんたちはみな魅力的な子ではあった。それだけ良い女優さんをそろえてくれていたわけで、自分の使命はたとえ新人に近い女優さんでも、なんとか淫語作品として成立させる工夫をすることではなかったかとあとになって思った。
まだまだ知恵を出し切れていない。今回はなにもかもが初めてで致し方ないにしても、次回はもっと積極的に仕掛けなければならない。
そうでないと「淫語魔」の名を汚すことになる。

かといって変な気負い方はしたくない。監督とは事前に話してある、セレンディビティでいこうと。
ここから先は人間力だ。それはどんな仕事でも言えることではないか。

ごっくんはNGでもお掃除フェラはOKだったりするらしい 

  • [2011/07/27 00:33]

今週は久しぶりに3タイトル更新したいのだ。
3つともアウダースなのだ。理由は更新をし終わってからあらためて書くのだ。

来週、いよいよ現場なのだ。
自分のやることはとりあえず台本を書くことなんだけど、できれば女優さんに合わせて淫語台詞を書いていきたい。そこで宣材の写真とプロフィールをもらった。でもそれを読んでも素人の自分には直ちにわからないことがある。
たとえばNG項目があるんだけど、そこに「3大」と書かれてある。「なんじゃ、3大って」ってことで担当の人に聞くと「SM、アナル、スカトロ」のことを3大というらしい。

なるほど、なるほど。
でもこれもよく聞くとグレーゾーンがある。
たとえばアナルだけど、アナル姦はダメなのは当たり前だとして、女優によってはアナル指入れもダメだったりする。

「アナル舐めはどう?」
「それも女優によってまちまちです」

こういうのは撮影当日に問題化するとまずいんで早めに事務所に問い合わることが肝要らしい。
つまりはプレイ内容は台詞よりも早く決めて事務所に送付しておく。こういう事前の準備が必要なんだね。

なるへそ。
まずプレイ内容の確認。台詞は最低でも前日ぐらいまで。下手すると当日の朝なんてこともありえる。
ただしこれも一概に悪いとも言えない。
前日ぐらいに台本を渡すと真面目な女優さんはそこから台詞を覚えるのに必死になって当日までに激しく消耗してしまう人もいるようだ。それなら当日渡して、ワンカット、ワンフレーズで進行させた方がいい場合もある。

でもさすがに演出する側は台詞が入っていないとね。それともプレイ内容だけあればあとは臨機応変に台詞がわいてくるような監督さんもいるのかもしれない。
ああそうか、そんな台詞の付け方だから、台詞だけを抜き出してよくよく聞いているとつじつまの合わないものが出てきたりするんだ。そういうAVがときどきあるんだよね。
この流れが台詞の軽視につながりかねない行程を生むのかもしれない。だからちゃんとスケジュール通りに台本が完成するように肝に銘じておかなければ。

ということで、今はプレイ内容を先行させて書いている淫語魔なのでありました。