ここにきてようやくわかったこと。 

  • [2012/02/03 23:09]

同時進行でいろいろなことをやりだしてなかなか全部はできないんだけど、ひとつはっきりしたことがある。締め切りのあってやっている仕事は、お金が発生するし信用問題にもなるんで、なにがなんでも最優先させるんだけど、そうじゃないものに関してはどうしても後回しになってしまう。
これは認めたくないけど、自分の中でもお金の問題はちゃんとしておくべきなんだなぁとここにきてようやく思えてきた。趣味と仕事をきっちりわけないから、いろいろなところに支障をきたすわけで。

たとえば、淫語AVマニュアルを趣味ではなく、なにかの広報として使うなら確実に定期的な更新が必要なわけですよ。更新を意識すれば当然そこにへんなプレッシャーが生じるんだけど、「でも、別にこれって、更新しなくても対価が支払われるわけじゃないよなぁ」となれば、自分のペースに合わせてやって何が悪いということになる。そもそもなんでこんなことを考えなきゃいかんのかといろいろ変なことをグルグルと考えはじめてしまう。そのうちそんなことを考えている自分がいやになっていくわけですよ。
もし確実にきっちりとした更新をするんだったら、それこそライターでも雇って、その人に1本、いくら、毎週何曜日の何時まで原稿を送信してって形にするのが一番いいわけ。
それなら、まず間違いないでしょう。

もちろん淫語AVマニュアルでそんなことはする気もないし、そんなことをやっても淫語AVマニュアル自体では大してお金を生み出してくれるわけでもないので、まったくもって意味がない。そもそもからして自分のリハビリをかねた個人的な趣味サイトなわけで、誰に気兼ねがあるものか。更新しようがしまいがこっちが有料サーバーを使って勝手にやっていることなんだから、更新をたくさんしたくなればするし、できなきゃしないし、そんなの自由。そこに変な思惑を絡めるから気持ち悪い話になってくる。

これはあくまで極端な例を挙げてみたんだけど、要するにWEB上の広報なんかそうでさ。
WEBというのは有料サイトでない限りは、ただで見せるものなわけですよ。
何を見せるのかはこっちの勝手なわけだけど、企業のサイトはただ作っておけばいいってわけじゃない。作ったからには更新しないといけない。
たとえばただ部下に宣伝ブログを書けと言ったって無理なわけです。
ああいうのはむしろ出来高制みたいにして、責任でも持たせて書かせないとなかなかうまくいかんもんなんですなぁ。いっそのこと更新日を決めてそれまでに出来なかったらそいつの首を飛ばすぐらいの覚悟で人に書かせるんですよ。そうすればいいんじゃねぇーかと思い知らされたわけなんですよね。

いやー最近、マザーズともベイビーともまったく関係のないメーカーの広報さんからライターとしてのお仕事の依頼を受けましてね。そこのメーカーは確かにサイトはよく出来ている。更新もまめ。記事も充実している。
なるほど、お金をかけるとはこういうことかとようやく腑に落ちたわけよ。

あと淫語ビデオなんだけど、いろいろ考えた結果、マザーズでの淫語作品って結局痴女のアイテムどまりで終わるんだろうなって思うのね。それでそのこと自体はアウダースの雌女なんかはそうなわけだからぜんぜんかまわなくて、最初からそのつもりではあったんだけど、やっぱり淫語魔がAVに関わる以上、それではすまないんだよなぁとも思い始めていた。それに自分だって一度は「淫語娘」みたいなクレイジーなのを撮ってみたいじゃない。淫語直球ど真ん中作品っていう感じの。

でもそれがひょっとしたひょっとするかもしれない。
もちろんマザースではなく、これまたまったく違ったメーカーから。
まだ何も形になっていないからわからないけど、とりあえずいろいろ整理がついたら企画書ぐらい書いてみようかなぁと思っているんだな。ここから出たら、けっこう淫語マニアは驚くよ。
そのときは二村ヒトシ監督のもとを離れて、別の人で撮ってもらうことになるんだろうけど。

まあでもこれでむしろマザーズでは何を追求すべきかがはっきりしてくるな。といってもこれまで通りではあるんだけど、今まではなんか切替がうまくいかないんだよね。
それもこれもとにかく今までが未分化のままにしすぎていたせい。
そこはもういい加減なんとかしなきゃいけない。
もっとビジネスライクに行きますよ。

つまりはそういうことなんだ。