なんで気にならないんだろ? 

  • [2010/06/30 23:07]

淫語にもいくつかジャンルがあって、今のAVは痴女淫語がほとんどだが、ゴールドマンがやっているような強制淫語の方が主流の時代もあった。
もともとは羞恥プレイの一種だったことでもあるし、アートビデオ出身のゴールドマンはSMプレイの一環としてはじめたと言っていたので、やはりM女に淫語を言わせるというのが基本だったのだろう。

実際、松本和彦が撮った一期一会の「淫語」も、恥ずかしがる女性に淫語を言わせる強制淫語の作品で、松本監督自身は痴女淫語よりはむりやり言わせる羞恥淫語が好きだとも話していた。
S1などでやっていた「Mビジョン」も、ほとんどの淫語セリフは松本監督の指示によるもので、確かによく聞いてみると言っているというより言わされている感の漂うシリーズだった。

一方の痴女淫語はゴールドマンがアテナでの南智子の言い回しに衝撃を受けて作ったところから始まるわけで、そういう意味では代々木忠の流れも汲んでるといえる。
代々木の場合、「女性が自分の性欲に正直になる」ためのツールとして淫語を使っているので、「痴女淫語」と「強制淫語」は「女性の性欲」を中心にした表裏の関係にあると言っていいだろう。

しかし淫語のジャンルにはそれとはまったく別の系統がある。すなわち「女性の性欲」とは直接的なつながりがあるわけではなく、あくまで淫語とシチュエーションにエロを感じる系統である。

これまた松本和彦が「淫語」の中でやっていた「素人淫語」がそうで、街頭で女性に淫語を言わせるなどはこれにあたる。
この場合は女性が性的に興奮してるかどうかは大して問題ではない。それよりも「芸能人がテレビでうっかり淫語を言ってしまった」というような日常の中の非日常の淫語に興奮するのである。
「ニュースを読んでいる最中にアナウンサーが…」とか「授業中に学校の先生が…」とかあくまでもシチュエーションエロで、淫語そのものを嗜好するという意味ではこちらこそ真正の淫語フェチだと自分は思う。

そういう意味でニュースキャスターに淫語を言わせるというのは、淫語の王道になり得る企画なのだが、なぜかこの手のAVで良作と呼べるものはない。

比較的成功したのが今日更新したすぎはら美里 女子アナ陵辱中継!Ⅲの「女子アナ陵辱中継」シリーズなのだが、これもクオリティーとしてはかなり低い内容で、あまりワクテカして心待ちにするようなシリーズではなかった。
今もSODは同じフォーマットの作品を作ることがあるが、どのシリーズも完成度が低いまま推移している。

具体的に見てみよう。
以下は淫語ニュースですぎはら美里に読ませた原稿内容。

それでは次のニュースです。
えー今日の午後、大阪府西成区にある、えー定食屋「食いしん坊、まんぼう」でなめこ汁を頼んだ男性のオーダーを聞き間違え、アルバイト女性店員がオメコ汁を出すという前代未聞の出来事が起こりました。
男性の証言によると、なめこ汁をたのんだ際、アルバイト女性店員が頬を赤らめて、「私のでいいんですか?」と言ったことを不審に思った瞬間、突然スカートを捲り上げ、マンコに指を当ててよがりだしたということです。
「私のオメコ汁、すっごくすっごくアツイんだよ。あなたに見られていると、わたしのオメコヒクヒクしてきて、アッツイ、アッツイ、オメコ汁があふれてくるの。見て、どんどんわたしのオメコからいやらしいオメコ汁あふれてくるよ。あっそうそう、オメコ汁はセルフサービスでお願いします。だって感じちゃってオメコ汁お椀に入れることができないの。ねぇ、好きなだけわたしのオメコ汁、飲んでいいのよ」と客席でオナニーをはじめたということです。
男性は女性のサービスに大満足の様子で、「今後も通う予定だよ。常連になりそうだね」とコメントしていたということです。
とんだ勘違い娘ですね。

関西淫語が好物の人には垂涎のオメコ淫語だが、よくよく聞いてみるとニュース原稿としてかなりおかしい。
だいたいコメント部分が大阪弁ではない。西成区と言ったら大阪の中心と言ってもいいだろう。それなのになんだこのセリフは?

地の文章などはつながりがヘンである。アナウンサーという一番キレイな日本語を操る職業設定なのに、こんなひどい日本語を読ませては雰囲気もでないだろう。
この作品全体に知性や教養を感じることができないので、最後の「お高くとまっている女子アナを陵辱する」という設定も、なんともチグハグに見えるのだ。
これを書いたヤツはもういっぺん小学校からやり直したほうがいい。とてもまともな教育を受けた人間の書くものとは思えない。

セリフ以外にも、撮影中に映りこんではいけないスタッフの足が映っていたりと作品的に穴だらけな作り。
一事が万事である。
迂闊すぎるのである。
ユーザーを舐め腐っているのである。
こんなものを作っているからSODは凋落するんだわ。

ということでSODでなくてもいいので、誰かもっと大人の鑑賞に耐えられるアナウンサー淫語AVを作ってくれないかと思うのだが、北都系も頭がパッパラパーなのを作ってくるしで、なかなかいい作品に巡りあえない。

このように淫語に関してはまだまだ未開拓な分野があるのだが、せっかく新分野に踏み込んでも中途半端なものばかり作るので、結局見放されて終わってしまうのである。
実に残念なことだ。

とりあえず岡ちゃんごめん、自分も3連敗予想してたよぉ。 

  • [2010/06/29 19:06]

いつになくW杯が面白くてついつい夜更かしをする日々がつづいている。
気づいたら先週は一度もボヤかなかったんだね。

AV関連でいうと、先週はゴールドマンについての原稿依頼がきたので、20タイトルぐらいゴールドマン作品を見ていた。
ゴールドマン自体は「AV難民」がポシャったこともあって最近はあまり撮ってないみたい。
今はおもに「ウォーC組」という雑誌のDVDをほそぼそとやっているようだ。
そのほかは安田理央さんのイベントに出たりってところかな。

実はそのゴールドマンに最近会っていろいろお話を聞かせてもらった。
「自分もそうだから聞くんですけど、なんで淫語なんでしょうね?」とかいろいろ。
前回会ったときはこっちが勝手に緊張していてなにも聞けなかったわけだけど、今回はそれなりに有意義な話ができてまあなかなか面白かったです。
それと今ゴールドマンの昔撮った作品が流出していて、そのことをぶつけてみたら当人、かなり複雑な表情を浮かべていた。

どうやら本人の預かりしらないところの出来事のようだ。昔、中野D児が困窮して流したことがあったけどそれとはわけが違う。決して「野郎、食い詰めて流しやがったなぁ」という話ではない。
こういうのって女優さんに迷惑がかかるからね。信義の問題ですよ。

そのほかゴールドマンの話はおいおいやるつもり。

今度の日曜日、さるAV監督さんのウェディングパーティーってヤツに呼ばれている。結婚披露宴みたいな格式張ったものではなくて、とりあえず仲間内だけのパーティーなんだけど、その招待状にね、「平服でお気軽にお越しください」って書いてあるのよ。

この「平服」っていうのが引っかかってさ。
自分は一般人だから当然いつも着ているようなスーツにしようと思ってるんだけど、そこには業界関係者もくるわけで、そういう人たちの「平服」ってどんなのなんだろうと思ったりしてね。そもそもAV監督さんって一般の人が着るようなスーツは似合うんでしょうかね? 某監督がブルックス・ブラザースとか着込む姿はぜんぜん想像できないんですけど。

それから本当は今日、マニュアルの方を更新するつもりだったんだけど、その作品はDMMになくていつもと違うところにリンクしたので、それで手間取って更新できなんだ。
明日には更新するつもり。この作品についてはボヤキにも詳しく書きたいことはあるんでここも更新すると思うよ。

では今からパラグアイ戦に備えて仮眠しましょう。

今回のW杯はいつになく全体的に面白いよね。 

  • [2010/06/19 20:29]

ブログに書きたいことはやまほどあるのだが、夜になるとワールドカップを観戦しながら酒を飲んじゃうクセがついてしまって、ボヤいてる時間がない。
そのかわりTwitterの方は毎日つぶやいているから、そこで生存確認はできると思う。

Twitterをやっていて一番びっくりしたのは西野翔。
彼女が相当なオタクであることは方々から聞こえていたのだがまさかここまではとは思わなかった。かなりコアですよ。

サッカーも詳しくて、一人でずっとつぶやき続けている。趣味でサッカーを嗜んでいるHanaさんなんかは「2ちゃんねるの実況板みたいだ」とつぶやいていたけど、自分などはテレビ観戦しながらときおり西野翔のツイートにワクテカしちゃったりしている。

ということでボヤキの方は滞るかもしれない。
そのかわりといったらなんだが、マニュアルの方はなんとか更新していっているのでそのあたりでご容赦を。

次は結城みさの熟雌女ね。
この方は初見だったんだけど、芝居がめちゃくちゃうまいね。
まだ半分ぐらい淫語抜きが残っているんだけど量的にも申し分ないのでこれでいこうかと。

さてサッカーを見るか。
期待はしてないけど、でもやっぱり応援しちゃうね。

ブブゼラみたいなの、昔、日本サッカーもやってたよね 

  • [2010/06/12 22:40]

さっき気づいたんだけど、このボヤキの小窓って、ブログとして始まったのは2006/6/7からだから、前回のサッカーワールドカップ・ドイツ大会の1日前にはじめたんだな。
淫語マニュアルの方は第一回の野球のワールドカップの期間にはじめたから、ちょっとおもしろいと思っちゃった。

最近このボヤキに「名前のない女たち」とか「太賀麻郎」とかで訪れる人が多くなってきた。
たぶん、この本のせいじゃないかと思うんだ。

AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白 (文庫ぎんが堂)
太賀 麻郎 東良 美季
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ただいまアマゾンで143位(2010/06/12現在)っていうのは、この手の本にしては上出来なんじゃないかな。
こりゃ、増刷もあるかもしれないね。

かく言う自分は今日買ってきたんだよね。
これで900円は安いと思うな。

まだちょっとしか読んでないけど、今のところ麻郎さんの魅力をそのまんま書いたというより、東良さんのノスタルジーなコードにくるまれている感じがするね。
実際に麻郎さんと話したことがある人なら、太賀麻郎がキレイすぎると思うかもしれないし、東良さんの文章に慣れ親しんだ人なら、これは太賀麻郎を語っているようで、実は東良さん自身を語っているように思うかもしれない。

まあでもハッキリとしたことを書くのは全部、読んでからにしましょう。

その前に先にこれを読まなきゃいけない。

島暮らしの記録
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トーベ・ヤンソン 冨原 眞弓
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トーベ・ヤンソンというのは、ムーミンの原作者なわけだけど、この人、レズビアンだったんだね。
でもこの本、訳もいいのかすごく読みやすい。出だしはこんな感じ。

 わたしは石を愛する。海にまっすぐなだれこむ断崖、登れそうにない岩山、ポケットの中の小石。いくつもの石を地中から剥ぎとってはえいやと放りなげ、大きすぎる丸石は岩場を転がし、海にまっすぐ落とす。石が轟音とともに消えたあとに、硫黄の酸っぱい臭いが漂う。

 築くための石、またはたんに美しい石を探す。モザイク細工、砦、テラス、支柱、煙突、もっばら構築するのが目的の壮大かつ非実用的な構築物のために。秋には海がさらってしまう桟橋を築く。それならといっそう工夫を凝らして築いた桟橋も、やはり海は根こそぎさらっていく。

タイトルにあるように女性の恋人と小さな島で暮らす話なんだけど、いいねえ、こういう生活。
まあ金があるからできるんだけどね。

生暖かく彼女を見守ることにする 

  • [2010/06/09 23:31]

今日、更新した鈴香音色さんの雌女は、実はそれほど期待はしてなかった。それだけに出来栄えの良さに得した気分になった。
鈴香音色という女優さんは一度、大勢出ている企画物の中で見ているはずなんだがあまり印象に残っていない。そのときは実力を発揮できていなかったのかもしれない。
それと以前に比べだいぶスレンダーになったようだ。写真を見ると前はプクプクしていたが、この作品では痩せてメリハリのあるカラダを手に入れた。
この人のオッパイがまたいい。巨乳なのだが、いい形をしている。乳首も乳暈の色もあまり主張していないところがいい。プルンとしている乳房は触り心地もよさそう。やせたことでオッパイの張りも強調されたんじゃないだろうか。

ということで関係者各位、彼女は買いですよ。どんどん使ってやってください。主観撮影も心得ているし、レズもいけるんじゃないかなぁ。

それから雌女シリーズなんだけど、前回の水城奈緒からオフショットのインタビューアが新しい女性のスタッフの人がやるようになった。これがいかにも堅そうで声からして緊張している。なにを訊いていいのか迷っているようなところがあって、見ながらハラハラしちゃう。前回も水城さんに助けられていたけど、今回も鈴香さんに気を使われていたようなところが垣間見られたね。

そんで肝心の淫語なんだけど、前までやっていたM田部長はガンガンに淫語をいいまくって女優さんの懐にぐいぐいと入り込んでいってたわけだけど、この新人スタッフさんはあきらかに躊躇していて、その戸惑っている空気が伝わってくるんですよ。

たとえば定番となった「理想のチンポ絵コーナー」は、本来なら淫語混じりの下ネタガールズトークに発展するんだけど、この女性新人スタッフはなかなかそこまで誘導できない。要は引出しが無いんだね。

「今までに、そんな、こんなぁ…、理想の…、男性器に出会ったことは、ありますか?」

なぜそこでチンポと言えん!!
でもここは言わなきゃいけないんだろうなぁというプレッシャーも感じているようで、その躊躇がヘンな間を産んでしまう。

自分なんかはそこが面白かったりする。
だっていずれは彼女も大人にならなきゃいけない。
実際のところ彼女が淫語を避けているせいで、オフショットでの淫語量が格段に下がっちゃってるわけだからね。エロを売って生計をたててるAVメーカーとして、これはさすがにまずいでしょ。
個人的には、ここから淫語エロへと向き合う、一人の女性制作スタッフの成長の軌跡が見られるんじゃないかと楽しみにしているわけなんだなぁ。
まあ気長に行きましょう。

むふふっ。

昔はフェチの鉄板、アロマ企画だったんだけどねぇ 

  • [2010/06/05 21:46]

量も種類もあるのに、ダメな淫語AV作品というのがある。
共通しているのはだいたい非言語の音が足りないことだ。

ダメなのはあえぎ声だけでもわかる。たとえば「あーあー」と文字化できる音でしかあえいでいない。だがこれだと声に表情がつかない。リアリティが生まれない。

淫語などのセリフがうまい人は、正確に文字化しきれない音を常に出している。あるいは文字化できても文章としてはおかしな拍子の言葉をしゃべっている。

「この口であなたのチンポ汁を全部吸い取ってあげようか?」というセリフがあったとして、うまい人だと「このお口で、あなたのチンポ汁ぜーんぶ吸い取って、んふっ、あげよっかぁん」ぐらいのことを言う。

途中でセリフを割る笑い声もよく聞いてみると「んふっ」なんていう音ではなくて、「んイぇヒっヒっ」みたいな音だったりする。実際の非言語音声はよくマンガ等で使われるオノマトペなどとは違うものなのだ。

こんなのは淫語モノのいろはだろう。
このあたりのことがわかっていないヤツが淫語AVを作っていたりすると、「バカなのか、こいつは」って思う。淫語が好きで好きでたまらない監督なら、おそらく感覚だけで自然と理解していることなのだろうが、「エロいことを言わせりゃいいんだろう」的なノリでしかない監督が撮ると、どんなに淫語のうまそうな女優が出てきても台無しになってしまう。

逆にいい作品はどこがいいのか一般化しづらい。
たとえば神崎レオナも桐原あずさも、どちらも淫語が上手な女優さんだがそれぞれ良い点が違う。それこそ個性の問題で、桐原あずさの場合、淫語の意味内容に距離感があるが、神崎レオナにはその要素は少ない。逆に神崎レオナの淫語には間や音の強弱をたっぷりとつけるが、桐原あずさは神崎レオナほどにはやっていない。

南智子は休まずうねるような言葉責めを続ける。彼女の淫語はまるで何かの聖典を詠唱しているかのようだ。痴女の草分け的な存在ながら、彼女のような淫語の喋り方をする人は決して多くはない。きわめて近い言い回しをするのは風見京子ぐらいで、今、現役バリバリの女優となるとまず見当たらない。

淫語のテクニックは、女優さんによってそれぞれ特徴がある。
その人の向き不向きもあるだろうし、どの言い方がいいかはその女優さん次第だろう。
ただしそれはキャリアをつんでいる女優さんの場合であって、大抵の人はそこまで淫語テクが蓄積されているわけじゃない。

今作っている大槻ひびきのヤツが微妙なんだよねぇ。
明日、更新しようと思うけれど、さとしまにあという監督はだめだなぁ。淫語の研究がなってないよ。アロマ企画で淫語ものを撮ってずっとこのあたりの轍を踏み続けているんだよね。
あんた、淫語のエロ感覚なんか大したことないんだからさ。もっと研究しなよ。
何年、こんなの作ってんの。いい加減、学習しろって。

まぁ淫語AVマニュアルにはそこまでダメ出しはしないけどね。
とりあえず大槻ひびきみたいな子が淫語を言ってくれてれば嬉しいというのはあるから。

でもずっとフェチを期待してアロマ企画を見てきたユーザーからするとそうもいかない。
もちろん、どう演出してもダメな女優もいるだろう。
だが出している作品全部、似たような過ちをおかしている。要するにただ淫語を言わせているだけ。
フェチビデオを常に牽引しつづけたアロマ企画の監督がこれではダメだろう。

さとしまにあって監督は大槻ひびきがそれまでに淫語を言っていた作品を、おそらくちゃんと見て研究してないよね。だから彼女の淫語の質がどういったものか理解せずにただ撮影に臨んだんだろう。
とんだ土手かぼちゃだよなぁ。

アロマ企画の未来は暗いなぁ。このままだと鷲本ひろし、夢野あいだで終りだなぁ、きっと。
だからマニュアルではしないが、ボヤキには書きとどめておくことにした。

さて今日も見なきゃ 

  • [2010/06/02 23:18]

ここのところまとめてAVを見ている。いろいろ事情があって見なきゃいけないんだけど、これも流し見程度だったらいいんだけど、淫語抜きしながらだったりするので時間がかかる。

それと行きがかりで見ているものもあって、これがなかなかつらい。
最近は制作側の人とも会うことがあるので、ある程度、その人の撮ったものは見ておかないと失礼だなぁと思って見てる。基本的に淫語がないと興奮しない人なんだけど、自分の趣味とは明らかに違うものでも一応見るようにしている。
またサンプルが送られてきたりすることもあるんだけど、その場合はそれなりの感想を書くようにしている。当然、いつも以上に時間をかけて見ることになる。

その上、サイトにレビューを書くとなるとさらに時間をかけて見る。
まだ淫語AVマニュアルの場合、その女優の淫語の種類や数を載せることに意義があるので、ひどい内容でも載っける場合がある。むしろ淫語タイトルにそぐわない内容の場合、注意を換気するうえでわざと載せる場合もある。
だが、このボヤキでレビューする場合はそうはいかない。ある程度、自分の中でいいと思えない限りはわざわざレビューに労力をさくことはない。
ボヤキの場合、完璧に自分のその時の気分でやるので、やろうとは思っていてもタイミングがずれると、モチベーションが下がってそのままやらずにきてしまうことがある。

それとずっとAVを見続けているとやはり少しエロ感覚が馬鹿になるね。
性欲がないわけじゃないんだけど、そこで満足しちゃって普段はむやみやたらに発情しなくなる。賢者タイムっていうのかな。
そりゃ、目の前にマンコがぱっくり開いていれば、指マン・クンニぐらいはするだろうけど、そうそう目の前にマンコなどないからね。ふだんは性衝動は抑え込まれているみたいだ。

これは実感としてだけど、AVは性犯罪の抑止力があるんじゃないかと思うんだよね。人にもよるんだろうけど、自分はどうやらそうみたい。

まあでもとにかく今週、来週と見続けて、画面から何か感じて、それが意味するところを考えて、一つひとつ文章化していかないとね。

なーんか成り行きとはいえ、とんでもないものを趣味に持っちゃったなような気もする。
こういう展開になるとは考えてもなかったからねぇ。

アロマがドグマ化して、ドグマがアロマ化してる 

  • [2010/06/01 21:50]

今日更新した「RUMIKA モカ 大量淫語 激シゴキ!」はマニュアルにも書いたけれど、かなりアロマっぽい感じがした。アロマ企画で出していても不思議じゃない作り。
特にRUMIKAさんの「足コキ」は、足指の動きやRUMIKAの舌をレロレロするところなど、パーツの動きを視聴者に意識させるショットがあって、ここまでじっくり見せるのは、ドグマ時代の二村さんだってやらないんじゃないだろうか。

アウダースの雌女シリーズにはこういうところが足りなくて、毎回、要望は出しているんだけどなかなか難しいみたい。
雌女カメさんにはガンバッテもらいたいです。

みのる監督は本当にうまくなってきてる。このままこの手のフェチものを極めてしまうと、アロマのユーザーがドグマに流れていくかもしれない。
最近のアロマ企画の若手監督たちは、ねちっこさが足りないのよねぇ。

ということで次回はそのアロマの若手の最新作。
出演している大槻ひびきは、昔からちょこちょこ淫語を言うので今回の初淫語作品にはだいぶ期待してたんだけど、見ていてアロマと言うよりドグマっぽい感じがしてならなかった。ちょうど今回の「激シゴキ!」を見たばかりってこともあってこの符号は面白かった。
結局、アロマ企画の監督たちって鷲本、夢野以外は大してフェチじゃないのかもしれないなぁ。

そうそうあと久しぶりに見たモカさんが、完全ギャル化してたのはびっくりした。
FLAGMAN監督が撮ったS1デビュー作は見てたんだけど、その時とは全然印象が違うのね。「ああ、やばい」「ちょーきもちいい」なんて言葉を実にナチュラルに連発してましたよ。
S1専属の時は猫をかぶってたんですかねぇ。
自分は、今のほうが断然いいな。