至近距離でまじまじと見られる幸せ 

  • [2011/04/30 23:57]

わかみほさんと最初に会ったのは昨年の2月21日。
以前、ボヤキに書いたこの記事によると、真咲南朋さんが「バー はな」で1日バーテンをやっていたときだったんだね。

その後、ゴールドマンのイベントでちょくちょく顔をあわせるようになり、自分も彼女のことに興味を持ってきて、いくつかの作品を見るようになった。と言っても今、持っているのは3つ。1つは二村監督の「オナニズム」。それとFAプロの淫語モノ。それからHMJMの「卑猥なマドンナ 美保」。

彼女はよく自分の職業を「ストリッパー」だと名乗る。AV女優も舞台女優もやっているのに、わざわざ「ストリップダンサー」を肩書きにするということはそれだけ誇りに思っているのだろう。彼女と接しているうちにストリッパーとしての若林美保をどうしても見たくなった。
そこで今月の6日、どうせなら朝から見るべしと、平日なのに仕事を休んで新宿DX歌舞伎町
、通称「デラカブ」に行ってきた。

ストリップはたった一度、20年以上も前に見たっきりで、どんなシステムになっているのか皆目わからない。だから入るときキョドってしまったが、ここは素直に店の人に「ストリップに来るのは初めて」と言って決まりなどを聞くことにした。
こういうのははじめが肝心だ。

言われるまま自販機で入場券を購入。受付でもぎられて劇場の中に入ると中は結構狭い。小さな舞台と真ん中に突き出した円形舞台があり、その丸舞台を取り囲むように3人掛け椅子・4人掛け椅子が配置されている。座席数はざっと見たところ40席ぐらいか。
自分はせっかくだからと左翼席、丸舞台のかぶりつきに行った。
座ろうとした4人掛けの椅子はボロボロ。座席によっては腰掛け部分に大きな穴があいている。とりあえずちゃんと座れそうな椅子に腰掛け、穴のあいた席に鞄を置く。座ってみると席と舞台の距離はものすごく近い。大して長くもない自分の脚でも膝が舞台に当たってつかえる。
あたりを見渡すと客は10人ほど。自分は左側なので、右側に座ったお客さんの顔と向き合う形になる。
その右側上方を見ると「ヌード日本一 DX歌舞伎町」の古びた看板が垂れ下がっている。天井にいくつかのライトがある。
反対側の柱を見ると香盤表が張り出されていた。

①白雪恋叶 ②心愛 ③神夜姫乃 ④星川音々 ⑤吉沢伊織 ⑥若林美保。
わかみほさんはやっぱりオオトリのようだ。

そうこうしているうちに11:30の1回目の公演が始まる。
ストリップはだいたい5曲ぐらいあって、1曲目、2曲目は衣裳を着たままの演舞。3曲目から脱ぎだして、4曲目、5曲目で丸舞台に出てきてポージング。
繰り返しになるがやはり最前列はものすごく近い。踊り子が舞台の縁に立つと30㎝もない。身を乗り出せば息がかかる距離だ。

高く脚を上げてポージングすると、回りのお客さんが拍手をするので自分も慌てて拍手をする。もちろん足を上げているときは具が見える。だがそこだけでなく自分は足指の形や手先などまじまじと見てしまった。つま先から頭のてっぺんまでしなやかでピンと伸ばしたラインが美しい。
足先から脹ら脛、太もも、お尻の肉の付き方。腰から背中、あばらの浮き出たところから乳首の先までの皮膜の質感。胸元から首筋、うなじ、耳、唇、頬、そして目。見えを切って微笑まれると心ときめいてしまう。
ここまでじっくり見られるなんて、視姦好きにはたまらない。

踊り子さんはみんな適度に筋肉がついていて、しかも体が柔らかい。もちろん卑猥な格好にもなるのだけれど、ときどき彫像の芸術品を見ているような気分にもなる。猥褻だけど美しい。ミエミエでナマナマだけどそれだけにとどまらない美しさにいつまで見とれてしまう。

一方、見に来ている客に目を転じると、人それぞれでそこもまた面白い。
自分以外はほとんどが常連客だと思うが、丸舞台の縁で踊り子さんが体を開いていくと、だいたいは最初に顔を見て、そのあと視線が下に行く。その時にニヤけている人もいれば、しかめっ面の人もいる。なぜか顔を横に傾けてしまう人もいる。眉間に皺寄せたままマンコをにらみつける人を見たときは、ちょっと可笑しくて笑えてきた。これは真昼のファンタジーだと思った。

いちばんスゴいと思ったのは、かなりの年配客がいて、ふだんは踊りが始まっても顔を天井に向け目をつむり口を開けたままでいる。「あのじいさん、寝ちまってんのかなぁ」と思っていると、女優さんが服を脱ぎだした途端、むくりと起きだしてくる。目を大きく見開き裸をなめ回すように見る。要するに裸以外は興味がないということらしい。どの踊り子さんでも同じ反応で、脱ぐまでは口をあんぐり開けたまま寝てる。ところがチラッとでも肌があらわになると空気を察するのか目をさまして顔を踊り子に向ける。
この裸感度の良さはなんだと思った。もはや達人の域。すっかり感心ししてしまった。

そのほかにもいろいろ面白いことを見つけたが整理できてないところもあるので、今度、わかみほさんと飲む機会があればいろいろ聞いてみようかと思ってる。

それで肝心のわかみほさんだが、これがものすごく綺麗だった。
こんなにキレイな若林美保を見たのははじめて。とにかく舞台に出ている間はずっと目が釘付けになってしまった。これなら誇りに思うのも当然。実際、出演者の中でもいちばん美しく見えた。

もちろん、わかみほさんだけじゃなく、出てくる踊り子さんはみんなそれぞれ見せるものがあって、1つのエンターテイメントとしてじゅうぶん楽しいと思った。

ストリップには入れ替えがない。その気になれば1日中公演を見ていられる。4回ぐらいある公演も、その回ごとに出し物を変えてくるので決して見飽きることはない。それと途中で外に出たければ、お店の人に券をもらって出ることができる。たとえばお腹が空いたらラーメンぐらいは食べられる。持ち込みもいいみたいでビールを買いこんで飲みながら見ている人もいた。

あとお客さんもいい人が多いみたいで、初心者の自分にも親切にいろいろ教えてもらったりした。あれは一緒に裸を見ている男同士の連帯みたいなものなのだろうか。
ステージ終了ごとにあるポラ撮影の時間も自分はよくわからなかったのだけれど、隣の人に「ここでカエルポーズというといいのが見れるよ」と言われて、心愛さんのカエルポーズを撮らせてもらった。
ここ見ると、心愛さんはこの日、熱出してんだね。そうだったんだぁー)

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ポラは1枚500円。ブログ用に3枚と、あとは「いんごまさんがおうちで楽しむように」と3枚撮らせてもらった。

ということで、これは病みつきなりそう。
これで早朝割引だと4000円っていうのはリーズナブル。そのうえ女の人と話せて、タッチタイムがあればオッパイに触ることもできる。隣の親切なお客さんが「キャバクラで金を落とすよりこっちの方がいい」と言っていたが、本当にその通りだと思った。
自分は夕方に人と会う約束があったので、2回公演が終わったところで出てきたのだが、これなら最後までいてもいいと思った。それぐらい居心地がよく、時間を忘れる場所だった。

男だけじゃなく、女の人も女性が好きな人は絶対見た方がいい。
1人でかぶりつきは勇気がいるだろうから、誰かと誘い合わせることになるだろうが、一人で行っても危険なことは起こらないと思う。踊り子さんたちもスタッフもとても親切だ。自分は女の人と行くのもいいなぁと思った。一緒に行って感想が聞きたい。
今度行くときは自分でおにぎり握ってラストまでいるつもり。

ところでわかみほさんだけど、オープンタイムのときに足を淫語魔の頭の上に乗っけて、イタズラそうな目で挑発してきた。小悪魔わかみほは健在だった。
でもこの人と知り合いになれて誇らしい気分になったなぁ。
それぐらい、わかみほさんは生き生きしていた。
とてもキレイだった。

意地でも更新を続けるのである 

  • [2011/04/28 22:25]

淫語マニュアルは久しぶりの更新。
今月はこれで終わりかな。次は5月1日を目指すでしょう。

ここまで更新頻度が下がってくるとアップし損ねているものもだいぶある。
いちおう予定を書いておくと、最近立て続けに淫語モノを出す人が多くて、とりあえずそれはフォローしておこうと思うので、結城りささんの「淫語痴女」と「痴女CAの淫語中出しセックス」。それから大塚咲さんの「熟女の口はもっと嘘をつく。」と「淫語中出しソープ」はやっておきたい。
宇佐美さんのオナサポものを入れつつ、オナニーと手コキはやろうかと。
あとはムーディーズももう一本。ムーディーズは今日更新した「叱られ淫語。」でようやく買ってもいいかなぁって気分にはなってきた。

でもさ、最近、淫語もののリリースが多すぎるのね。見るのだって基本的には自腹なもんで網羅できない。
だからこれを読んでいるメーカーさん、紹介してもらいたかったらホントにサンプルください。くれれば載せる載せないは別にしてもちゃんとモニターしてレポは書くんでね。

とりあえず明日は麻郎さんのうちでPCのメンテ。
次の日はアウダースの雌女・熟雌女を見まくって余力があればアウダースにレポートメール。
日曜日はSQLをサーバーに上げる準備。

こんな感じでゴールデンウィークは宿題になっているものをいっきに片付けていこうと思う。今までさぼっていたのでしょうがないね。
んで、一度見たのにすっかり忘れてしまった南朋さんの「ディープレズ」を見て、レビューの下書き。プログラムの勉強をしつつ、もう一回、『花祀り』と『おばけ』を読んで最終確認。
こんな感じか。

おっと、ストリップはいつ書くんだ。
これは明日の夜、書きかけのヤツをなんとかして30日に勝負かな。

しかし一銭の得にもならんことを、わざわざGWを使って忙しくするっちゅうのもなんなんですかね。ホントに趣味に命をかけてるよな。

そうだ。実は淫語魔の文章がコンビニ売りの雑誌に載るかもしれんのです。
まだ本決まりでないのでわからんけど、これは銭になるので掲載が決まったらまたお知らせします。いちおう淫語AVの記事ね。

まぁ、それもこれも一銭の得にもならんことをずっと続けてきたおかげだよな。
つうか、今まで趣味でレビューを書いてきた自分にしてみれば、こんなんで金をもらっていいのかって話なわけだが。

最後まで見捨てないことが本当の友情 

  • [2011/04/25 22:59]

今月は毎週のように刺激的な人たちにあって大変面白い月だった。
3月が震災の月だったこともあり、精神的にちょっと鬱っぽいところもあったんだけど、エロい人たちと会っていく中で少しずつ気持ちも立ち直ってきた。やっぱりエロは大事ってことみたいだ。
んで、そろそろ出力していこうかと思うのでつらつらと予告並びに前置きを。

まずはわかみほさんのストリップの報告ね。これは4月最初の水曜日の出来事だった。
ブログ用にと、踊り子さんたちのポラを撮らせてもらったので約束を果たすためにも頑張って書かないといけない。でもこのストリップ体験がかなり気分転換になったことは確かだった。

その次の週、代々木忠監督のザ・面接イベントがあって、花房観音と待ち合わせてロフトプラスワンに行く。そこにはいろいろな人たちが来ていてあいさつをした。特にライターの沢木毅彦さんにお近づきになれたのはとても嬉しかった。
イベント終了後は市原克也さんや松沢編集長などともご挨拶してお酒を飲んだりした。松ヘンさんとはちょっとしたAV談義ができてかなり刺激された。でも松沢さんとは今度は素面の時に会って話してみたいね。30分そこらじゃ、まだまだこの方の本音までたどり着けてないように思った。

あと今月は二村ヒトシ監督と3回も朝まで飲み明かした。
自分は二村さんについてはかなり批判的な部分もあるんだけど、それでも何時間も2人だけでしゃべっていられるということはその存在自体は受け入れてるということなのだろう。

自分は恋愛よりも友情の方が大事だと思う人間で、「心の穴を恋愛やセックスでしか埋めようとしないのはどうなのよ」って思ってもいる。だから二村さんの最初の『すべてはモテるためである』はそのままではくだらないと思っていて、それよりはまだ今年の3月に出した『恋とセックスで幸せになる秘密』の方がはるかにいいと思っているんだけど、それでも何か大事なことが語られていない気もするんだよね。
なにより二村さんは自分の中にいる「ヤリチン」とまだちゃんと向き合えてないと思うんだ。

どんな男の中にも「ヤリチン」要素はあるだろう。またそれがあるからこそ男はAVを見て興奮し、作品を作ることができるんだと思う。ヤリチン要素こそがエロ産業を成立させるもととなっているのではないか。
そして女の人にだって(「ヤリマン」ではなく)「ヤリチン」要素が潜んでいても不思議ではない。二村さんはかつて男の中にはモモレンジャーがいると書いていたけど、女の人の中にもタキシード仮面がいておかしくないはず。

だから二村さんには「今度はヤリチンについての本を出してよ」って言っておいた。
二村さんはちゃんと自分のことを語っていない。自分が知っている二村さんはあの本の中にはっきりとは出てこない。もちろんそういう本ではないからなんだけど、でも肝はやっぱり二村ヒトシのパーソナリティーだよ。そこにこそ二村ヒトシのAVの秘密があるんだから。
少なくても淫語魔は二村作品をそうやって分節化して見ている。だって作品と人格は密接不可分でしょ。実際に二村さんは認められたい人に作品を送るじゃない。
自分はもらったこといっぺんも無いけど。

二村さんについては今回ではなくもっと別の機会であらためて書きますよ。それなりの評論もしてみたいからね。

あとは花房観音だな。
彼女からはこんなメールがきている。

そうだ
ボヤキに私のこと書くとき、例えば、不倫してたとか相手の妻恨んでるとか嫉妬深いとか何でも書いていいよ。

花祀りはそういう話だし。

このあたりは彼女自身のブログに書いてあることなので何をいまさらって思ったりもするんだけど、おそらく彼女の言いたいことは遠慮するなってことなのだろう。
何を書いてもいいとお墨付きをもらったからなんでも書きますよ。自分じゃなきゃ書けないこともあるだろうからね。

彼女と自分の関係は「セックスでしか自分の空いた心を埋められない」と言う人間に対してのいい反証になるはず。昨年はまさにそのことを彼女に言い続けた一年だった。彼女も二村さんと近いものがあったからね。
もちろんセックスは必要ないとかそんなことを言っているのではない。恋愛やセックスが人生の華であることは間違いない。
でもそれだけで心の穴なんか絶対に埋まるはずがない。それを自分は昨年まさに証明して見せたんだ。

それと今月はすでに2回、太賀麻郎さんのうちに行った。東京にいながらなぜか被災している麻郎さんの家は、いろいろなものが倒れていて足の踏み場がなかった。それでも一歩踏み入れると、その足の下から竹下ゆかりのビデオだとか90年のオレ通とかが出てくる。自分からすればお宝である。しかもそれを見て麻郎さんが解説してくれる。それがまた面白い。
この人はずっとライブでしゃべらせておくべき。サービス精神が旺盛で聞けばなんでも答えてくれる。だからといって知ったかぶりはしない。
麻郎さんも自分にとっては居心地のいい人。これからもちょくちょく遊びに行く予定。

ほかにも今月は楽しい酒が多くって、いろんな友人・知人・初対面の人と飲んだり食べたりした。淫語魔として飲んだ人もいるし、中の人で飲んだりもしたけど、とにかく楽しかったなぁ。
この前も6時間ぐらいサシで酒を飲んだ人がいるのだけれど、好き勝手なことを言って笑ったり同情したり慰め合ったり、すごく気分がリフレッシュした。肝胆相照らすって言葉があるけれど、こういう人がいてくれるのは幸せなことだなぁとしみじみ思った。そこに上下関係があるとどちらかが我慢している可能性があるけど、そうじゃなく対等の関係でずっと話し続けられる人とのおしゃべりはセックスなんかよりも全然いいよ。
もちろんその人が異性ならオプションでセックスっていうのもありかもしれないが、あえてしないからいいというのもある。ましてやそれが同性ならゲイでない限りセックスはオプションにならないわけで、やはりそういった同性の友人がいるかどうかはいろんな意味で大きい。

たとえどんなにいい配偶者に恵まれても、あるいは聞き分けのいいセックスパートナーがいたとしても、そういう心の友がひとりもいない人は不幸でしょ。そんな人の自己肯定なんて泡沫のようなものだ。
これが「信者」だと心の友にはならんでしょう。心の友は決して支配されたりなんかしないからね。
所詮、自己肯定なんて幻想でしょ。残酷な現実の前では塵芥のようにすぐに吹き飛んでいっちまう。そのとき必要なのはセックスなわけないよね。

それからAVレビュー。ずっと言っているので書かなきゃなぁ。
みならいクンとなんともさん。これだけはなんとかしなきゃ。
工程表を作んなきゃか。GWで意地を見せるでやんす。
そんで、近々、引っ越すことになるなんともさんちに遊びに行ってAV談義をするでやんす。

仏には桜の花をたてまつれ 

  • [2011/04/08 23:15]

今日は花祭りだから、「花祀り」ってことで花房観音さんのことを書こうと思ったんだけどさ。書き出してはみたものの書くことがありすぎて全然まとまらんので、ちょっと置いておくことにした。
藩さんごめんね。書きながら4年分をふりかえっちゃったもんだからさ。考えるだけでお腹いっぱいになっちゃったんだよね。
まあ12日に会うし、それからでもいいでしょ。

それと今週の水曜日にわかみほさんのストリップを見にデラカブに行ったんだけど、すごく感激したんでこれは明日か明後日あたりに書くことにするね。
ちょっとだけ書いてみたんだけど、これも大作になりそうなんだよなぁ。

いやかなり衝撃的だったんですよ。
とにかく女性の肉体美に感動。神々しさに釘付けになる。気がついたら手を合わせていたもんね。
女の体をキレイだと思っている人は男女問わずマジで見た方がいいですよ。特に女性でもレズッ気のある人は絶対に見るべき。これを見とかないのは一生の不覚だと思うね。

そのおかげといったらいいのか、ここのところ抑鬱状態でふさぎ込んでいたところもあるんだけど、ストレスがかなり発散されたような気がするよ。
やっぱりエロですよ。

そんなこんなでAVのお仕事がたまりまくっていましてね。
明日明後日はとにかくAVを見まくらないといけないのね。
それといちおう次の淫語マニュアルの更新はムーディーズの作品ね。

ということでまた明日。
これから晩酌の用意じゃ。

すべてはスッポンからはじまった 

  • [2011/04/03 12:01]

昨日は北条さんの作品の淫語抜きをしていたのだが、内容を確認するときに倍速にしてみるとレスポンスが悪い。DVDを再生しながらテキスト入力をすると明らかにもたつく。実は前々からこの現象は起こっていて、思い当たることもあった。

以前電源のスイッチが効かないことがあって電源ユニットを変えたのだが、そのときCPUをはずそうとしたら電源クーラーごと引っこ抜いてしまったことがある。
このこと自体はままあることで、2ちゃんねるの自作PC板には「CPUクーラーを取り外そうとしたらCPUまでスッポン!」という名物スレがあるぐらいだ。でもそのときぐらいから少し不安定なときがあるように思った。やはりどこか損傷したのだろうか、いずれにしろ先週、換装用に新たなCPUを買っておいた。当然、いつかはやろうと思っていたのだが、それをやるにはまず震災後にグチャグチャになっている自分の部屋の整理をしなくてはならない。あれ以来、部屋の掃除をしていなくて埃がたまっているのと、本棚が悲惨なことになっていて崩れた本やDVDはとりあえず床に山積みにして放置状態。余震が続いていたのでやる気が起こらなかったのだがそろそろなんとかしないといけないと思っていた。

それで部屋にある雑多なモノを半分どかしてPCを組み立て直すスペースをつくる。掃除機をあて、その上にPCを置きケースをあける。
中は埃まみれ。どうせCPUを換装させるなら電源もHDDもメモリもすべて邪魔になる。綿ゴミをかぶったPCパーツをすべて取り外す。ケースの中の埃は掃除機で吸い取り、パーツは布で拭きとる。
CPUクーラーは埃がつまりまくってものすごいことになっていた。

CPU換装とPC内の掃除はものの10分ぐらいで終わった。PC回りを掃除。雑巾をかけたりして奇麗にした後、PCに火を入れる。BIOSでCPUが新しくなったとメッセージが出る。ちゃんと認識した。BIOS画面にいく。設定し直して再起動。
動く動く。ベンチマークの結果もいい。

だがそうなるとモニターの回りの汚さが気になる。いやまずモニターそのものも汚れている。モニターの電源コードを抜いてこちらもお掃除。すると、この位置は埃がたまり安い場所なのではないかと思いはじめる。PCの故障の原因の1つは埃だ。この際だから設置場所も変えようという気になる。

こうなると部屋の中は収拾がつかなくなる。最初に移動した雑多なモノだけでなく、ラックだの、スーツをぶら下げているパイプハンガーだのいろいろ移動させないといけない。
そんなこんなで半日かかってしまった。
といってもまだ全然整理がついてなくて、昨日はようやく寝るスペースを確保したのみ。まだまだ部屋の中をなんとかしなきゃいけないんだけど、整理しつつAVを見ることになりそう。ちょこちょこ用事もあるしね。

今日は読まなきゃイケない本もあるんだ。ようやく読む体勢が出来たという感じか。