どうせやるんだったら淫語エロについてもっと研究してよ 

  • [2010/07/16 22:10]

SODのホームページがリニューアルして、「本日の淫語動画」なるコンテンツを毎日配信している。

今のところ「素人淫語」っぽい感じで、企画女優さんなのかなぁ、無名の子を使って淫語連呼とかせさている。
というか今日の朝、発見したもんでしばらく見てみないとわからないけど、とりあえず今日は「チンポ」連呼させていた。

エロいかなぁ?

人によってはエロく感じるとは思うけど、自分には淫語の羅列のようにしか聞こえないんだよなぁ。
初心者クラスの淫語だよねぇ。

だいたいこのインタビューアは淫語が好きなのかね。
どうしても疑いの眼で見ちゃうんだよね。

昔、トップマーシャルが「M」という痴女レーベルを立ち上げた時もこの手の淫語音声をホームページで流していたけど、あれも微妙だったよねぇ。

最近、確信したんだけど、大手メーカーの人たちって自分みたいなユーザーよりもAVそのものを見てないよね。他にやることがありすぎて今まで出ている作品をじっくり見て検証している時間がないんじゃないかと思うんだよね。
細かく指摘できるほどたくさん見てないから、この女優の淫語スキルはどんなものなのかとか、どの男優がどんな企画にあうのかとか、まったくわからずに監督に発注してたりするんじゃないかと思っちゃうんですよ。

前にまーくんをS役にして熟女を責めさせるビデオがあって、どうなんだろうって思って見てたら、案の定、蚊の鳴くような声で、責めてるというより呟いてるような言葉責め?をやっていてね。ありゃひどかったなぁ。
彼はそういうキャラじゃないよね。だってあの声だよ?
こんなのまぁーくんの作品を一度でも見ていればわかりそうなものなのに。

万次郎のM男なんかもさぁ、むかしは右往左往しているところがあって面白かったんだけど、最近は型がはまっていてセリフがマンネリなんだよね。
言うタイミングまで一緒だからさぁ。もうげんなりするのよ。
現場の評判はいいのかもしんないけど、そんなの関係ないからね。
ユーザーからすればフレームの中でどんなパフォーマンスをしてくれるかがすべてなわけで。

1回、男優のお決まりのクセとかを徹底的に検証してみようかなぁ。
淫語ヌキしていると画にごまかされなくなるからわかるんですよ、そういうの。

よくS1あたりの作品がいつも同じでつまんないって言う人がいるけど、あれは男優自体のクセがワンパターンってこともあるんじゃないかと思うんだよねぇ。
特に若手男優の言葉責めは本当になってない。

ああいうのは誰も指摘しないんだろうなぁ。
使っている方も楽だろうしねぇ。

なんで気にならないんだろ? 

  • [2010/06/30 23:07]

淫語にもいくつかジャンルがあって、今のAVは痴女淫語がほとんどだが、ゴールドマンがやっているような強制淫語の方が主流の時代もあった。
もともとは羞恥プレイの一種だったことでもあるし、アートビデオ出身のゴールドマンはSMプレイの一環としてはじめたと言っていたので、やはりM女に淫語を言わせるというのが基本だったのだろう。

実際、松本和彦が撮った一期一会の「淫語」も、恥ずかしがる女性に淫語を言わせる強制淫語の作品で、松本監督自身は痴女淫語よりはむりやり言わせる羞恥淫語が好きだとも話していた。
S1などでやっていた「Mビジョン」も、ほとんどの淫語セリフは松本監督の指示によるもので、確かによく聞いてみると言っているというより言わされている感の漂うシリーズだった。

一方の痴女淫語はゴールドマンがアテナでの南智子の言い回しに衝撃を受けて作ったところから始まるわけで、そういう意味では代々木忠の流れも汲んでるといえる。
代々木の場合、「女性が自分の性欲に正直になる」ためのツールとして淫語を使っているので、「痴女淫語」と「強制淫語」は「女性の性欲」を中心にした表裏の関係にあると言っていいだろう。

しかし淫語のジャンルにはそれとはまったく別の系統がある。すなわち「女性の性欲」とは直接的なつながりがあるわけではなく、あくまで淫語とシチュエーションにエロを感じる系統である。

これまた松本和彦が「淫語」の中でやっていた「素人淫語」がそうで、街頭で女性に淫語を言わせるなどはこれにあたる。
この場合は女性が性的に興奮してるかどうかは大して問題ではない。それよりも「芸能人がテレビでうっかり淫語を言ってしまった」というような日常の中の非日常の淫語に興奮するのである。
「ニュースを読んでいる最中にアナウンサーが…」とか「授業中に学校の先生が…」とかあくまでもシチュエーションエロで、淫語そのものを嗜好するという意味ではこちらこそ真正の淫語フェチだと自分は思う。

そういう意味でニュースキャスターに淫語を言わせるというのは、淫語の王道になり得る企画なのだが、なぜかこの手のAVで良作と呼べるものはない。

比較的成功したのが今日更新したすぎはら美里 女子アナ陵辱中継!Ⅲの「女子アナ陵辱中継」シリーズなのだが、これもクオリティーとしてはかなり低い内容で、あまりワクテカして心待ちにするようなシリーズではなかった。
今もSODは同じフォーマットの作品を作ることがあるが、どのシリーズも完成度が低いまま推移している。

具体的に見てみよう。
以下は淫語ニュースですぎはら美里に読ませた原稿内容。

それでは次のニュースです。
えー今日の午後、大阪府西成区にある、えー定食屋「食いしん坊、まんぼう」でなめこ汁を頼んだ男性のオーダーを聞き間違え、アルバイト女性店員がオメコ汁を出すという前代未聞の出来事が起こりました。
男性の証言によると、なめこ汁をたのんだ際、アルバイト女性店員が頬を赤らめて、「私のでいいんですか?」と言ったことを不審に思った瞬間、突然スカートを捲り上げ、マンコに指を当ててよがりだしたということです。
「私のオメコ汁、すっごくすっごくアツイんだよ。あなたに見られていると、わたしのオメコヒクヒクしてきて、アッツイ、アッツイ、オメコ汁があふれてくるの。見て、どんどんわたしのオメコからいやらしいオメコ汁あふれてくるよ。あっそうそう、オメコ汁はセルフサービスでお願いします。だって感じちゃってオメコ汁お椀に入れることができないの。ねぇ、好きなだけわたしのオメコ汁、飲んでいいのよ」と客席でオナニーをはじめたということです。
男性は女性のサービスに大満足の様子で、「今後も通う予定だよ。常連になりそうだね」とコメントしていたということです。
とんだ勘違い娘ですね。

関西淫語が好物の人には垂涎のオメコ淫語だが、よくよく聞いてみるとニュース原稿としてかなりおかしい。
だいたいコメント部分が大阪弁ではない。西成区と言ったら大阪の中心と言ってもいいだろう。それなのになんだこのセリフは?

地の文章などはつながりがヘンである。アナウンサーという一番キレイな日本語を操る職業設定なのに、こんなひどい日本語を読ませては雰囲気もでないだろう。
この作品全体に知性や教養を感じることができないので、最後の「お高くとまっている女子アナを陵辱する」という設定も、なんともチグハグに見えるのだ。
これを書いたヤツはもういっぺん小学校からやり直したほうがいい。とてもまともな教育を受けた人間の書くものとは思えない。

セリフ以外にも、撮影中に映りこんではいけないスタッフの足が映っていたりと作品的に穴だらけな作り。
一事が万事である。
迂闊すぎるのである。
ユーザーを舐め腐っているのである。
こんなものを作っているからSODは凋落するんだわ。

ということでSODでなくてもいいので、誰かもっと大人の鑑賞に耐えられるアナウンサー淫語AVを作ってくれないかと思うのだが、北都系も頭がパッパラパーなのを作ってくるしで、なかなかいい作品に巡りあえない。

このように淫語に関してはまだまだ未開拓な分野があるのだが、せっかく新分野に踏み込んでも中途半端なものばかり作るので、結局見放されて終わってしまうのである。
実に残念なことだ。

ドロロン いんご魔くん 

  • [2010/04/27 20:08]

おおやっと、Yahoo!検索で1ページ目に表示されるようになった。
Googleの方は「淫語」で検索すると1位をキープし続けていたのだが、Yahoo!は昨年からずっと嫌われ続けていてずっとこさ悩んでた。
でも前はYahoo!もずっと1位をとっていたわけで、なにが問題なんだろうとことあるごとにSEO対策らしきことをいろいろやってきたんだけどずっとYSTは圏外。
はっきりいってあきらめてましたよ。ええ。

でも先週、更新をするときにまだクリーンインストールしてから環境設定が整ってなかったので、あらためて手順を一つ一つ確認しながらをやっていったら、「前はこれをやってたんだよなぁ」と思った設定があることに気づいた。でもすごく些細なことなのでまさかと思いながらも一応やってみたところ、きましたきました、1ページ目にちゃんと帰ってきましたぜ。

えー?! そんなことなのぉー

と、思わずさっき自室で叫んでしまいまった。

まぁまだ本当のところはよくはわからないから様子見だけど、今日はまた更新をしたので、それでどうなるかだよね。

昨日はHanaさんとあることで何回かやりとりをしていて、非常にタメになった。
かわいいですね、Hanaさんは。でも森下くるくると年がそんなにかわんないのか?!
かわいいって言っちゃ失礼だね。

自分は上野千鶴子の「おまんこがいっぱい」というエッセイを読んでから、「女性と男性ではエロは非対称」ということにこだわっていて、「それはどのあたりが非対称なのか」、またそうだとしたら「それはいかなる理由によるのか」ということをちょくちょく考えるんだけど、そういう意味ではレズビアンの人がAVを見てどういう反応をするのかというのは興味のあるところなんだね。

でもHanaさんと自分とでは大きな違いは見いだせなくてさ。
むしろ彼女の男性ユーザーに対する不満などは、自分も同じような思いを持つことがある。
もちろん自分は男として男性ユーザーの意見をまったく理解できないわけでもない。

女の人に「淫語のエロス」を説明するとき、単純に「おまんこ」「チンポ」だけではそのエロは伝わらない。やはりどういうシチュで、どういう流れの中の台詞なのかという話をしないとわかってもらえない。
自分は淫語そのものも好きではあるし、それが脈絡無く出てきても興奮できるわけだけど、どうせ言葉を扱うならやはり1つの文脈の中で効果的に使われてる方が興奮するわけで、自分が淫語AVに求めているのはそういうこともおおいにあるのだ。
淫語の文脈の部分は女性的エロス、単語としての記号のところは男性的エロスで、「言葉のエロス」を扱っていくとそこがクロスオーバーするんじゃないかと思ったりもする。

Hanaさんはこんなことを書いてよこした。

同性愛者とAV女優さんは、少し、近いんじゃないのかなって、共感する部分がある。

その文章からしばらく目が離せなかった。
それは自分も同じ。自分が一番つらかったとき、AVを見て過ごしたのはそういうことだったのかもしれない。
確かに自分を重ね合わせる部分がなければ、ここまでAVにのめり込んではないよな。
だからだ。あるAV女優が死んだとき、あんなに切なく思えたのは。

なんとなく「えん魔くんの唄」が聞きたくなった。
この頃すでに中山千夏は「おまんこ」と言いまくっていたわけか。

往年の丸山明宏だったらわかんねぇーけど。 

  • [2009/11/23 00:51]

えっーとですね、成り行きで「マリア様がみてる」を読み始めてしまいました。
まあこのブログを読んでいるリピーターの皆様は、どうしてそうなっていったかおよそ見当がつきますよね?

もともとこの手の女子校文化みたいなのは嫌いじゃない質なので、読み出せばハマるだろうなぁと思ってはいたんですけどね。
さあこのまま一気に読み進めてしまうんでしょうか?

しっかし、この年で、コバルト文庫を手にとることがあろうとは。

それと金輪際、ムーディーズは買わんと思っていた淫語魔だったんだけど、買っちまいましたよ、「エロスの新性紀」。

「エロスの~」シリーズは因縁もあるし、なによりHanaさんを焚きつけといて自分が見ないってわけにもいかないと思ってしまったもんで、思い切ることにしました。
まあ、中古購入だけどね。

んで、早速、見始めたんだけど、のっけからつまずいてしまいました。

作品は乃亜さんが西野翔ちゃんにインタビューするところから始まるんだけど、このときかなりリアルになったペニスのハリ型についてのこんな会話が出てくる。

乃亜/西野翔の会話
乃亜
今回ね、チンポがぁ、バージョンアップされて、より一層リアルになってるんですけどぉ。
西野
うふふふふふっ。ほんものだぁね、これね。
乃亜
うふふん。これどう思う?
西野
んん、なんかぁ、黒くて固そうで、かっこいいおちんちんだなぁ~って思う。
乃亜
かっこいいおちんちんだなぁって?
西野
うん。……うふふっ。
乃亜
見てると興奮しちゃう?
西野
あはっ、ん、なんかぁそういうちょと細固そうなおちんちんは乃亜さんにすごい似合うなぁって…
乃亜
ホントぉ? うれしい。

こりゃ、先、長いなぁ。
しかも乃亜さんチンポを言いまくりだしなぁ。
ほかのところも見たけど、結構言ってそうなんだよねぇ、淫語。

6時間じゃ絶対おわらないもんなぁ。
だいたい倍近くかかるから12時間かかることになる、データを抜き終わるの。
まぁ12時間はさすがにかからないだろうけど、10時間はいきそうだよなぁ。

これをちゃんと見ている人いるのかなぁって思って、レズAV系のブロガーの人のを見てまわったら、いましたね、奇特な方が。

エロスの新性紀 she said,she said
http://web.me.com/homeapp/SS/files/a65e6f0a8e0dda975249403ca57d731d-195.html

土日を使って見たそうです。
偉いっ!
おっちゃんも頑張ろう。
でもたぶん一週間はかかるなぁ。

ところでこの方、くだんのインタビューを「内容は台本に基づいたものです」って言い切っているんだけど、そうなのかねぇ。
むしろ西野翔のアドリブのようにも感じるんだけど。
それに乃亜さんならこれぐらいの会話は引っ張り出してくるんじゃないかなぁ。
乃亜は出来るコだからね。

問題が一つ。
この作品、シーメールの子が出てくるわけなんだけど、この子もどうやら淫語を言うんだよねぇ。
今まで女優さんの淫語は数えてきたわけだけど、シーメールの淫語ははじめて。

おっちゃんシーメールにはあまりピンとはこない。顔がどう見ても男なんだよねぇ。
「ストップ! ひばりクン!!」のひばりクンとか「前略 ミルクハウス」の涼音なみに美しいってわけではない。
だから男優の一人って感じになっちゃうんだよなぁ。
二次のようには萌えないんだよねぇ。

生物学的にメス限定でいいですかねぇ。
今回、ただでさえ多いわけだし。

また一つ選択肢がへりましたとさ 

  • [2009/10/16 23:22]

今日、3タイトル買ってきた。

MAXINGの「愛がたっぷり淫語でイカせてあげる。 佐山愛」
PREMIUMの「手コキ・淫語・女子校生 ほしのみゆ」
同じく「プレミアム・ビューティー 光月夜也&如月カレン」

ちょっと見だけど、ほしのみゆは大して淫語を言ってなさそうだなぁ。
やっぱりこの子は苦手なんだろうなぁ。更新するの迷うなぁ。
もっともどっちにしたってあまり淫語を言わないんだから、とりあえずこれで我慢してもらうってことでアップしておくか。

たまたま見たところが言ってなかっただけかもしれないから、ちゃんとデータを抜いてから考えますか。

一方、「プレミアム・ビューティー」の方は睨んだ通り。
淫語作品ではないからそんなに淫語があるわけじゃないけど、光月夜也や如月カレンはやっぱりいいね。痴女淫語に関しては文句はない。

むしろこの2人にはどMな強制淫語を聞きたい。
どうしても痴女アドリブはバリエーションが偏るんで、いろいろ言わせるんだったら淫語の強要しかないでしょう。
実際、この作品もチンポは言ってないようだから、チンポ好きの人はスルーするがよろしかろう。

問題は佐山愛のヤツ。

こりゃひどいね。
淫語はいっぱい言ってくれている。
おちんちんもちんぽも言っていて種類もそこそこある。
佐山愛自体は肉感的で表情もいい。台詞回しもこれぐらいなら及第点だろう。
この女優のファンならずとも、このパフォーマンスならじゅうぶん抜けるレベル。

だが企画構成演出がすべてダメ。男優の淫語煽りもなっていない。
特に最初の「勢いで無垢な妹をFUCK」というコーナーにいたっては、あまりのセンスのなさにあきれはてた。
ここは主観映像なのにわざわざ男性の声を入れている。入れるからにはよほどうまいのかと思いきや、モゴモゴした声に会話に稚拙な野郎が「お兄ちゃんと妹」設定で猿芝居を演じている。

「こんなあったまの悪いヤツなんかに感情移入したかねぇー」

これ、まさか監督本人じゃねえーだろうなぁ。
もしそうだとしたら、こんな声で、この程度のやり取りしかできないのによく主観撮影に臨んだもんだ。
コイツは作品の完成度やユーザーのために主観撮影をしたんじゃないだろう。
こんなのになるなら、ちゃんと客観でやれよ。

これをイイと言える人は、そういうのが全然気にならず佐山愛だけに集中できた人だと思う。
イイ子だよなぁ、彼女。
もったいねぇーな、これ。

ということで次回はこれにします。
いろいろ分析してみたいので。

このシリーズ、最初の吉沢明歩のヤツが神作品だっただけに残念でしかたない。

でもMAXINGはもう買わないな。
自腹でつきあえるレベルじゃないでしょ。