桜ちゃんのお母さんとは1つきゃちがわないんだよね 

  • [2011/02/27 23:45]

今年の2月は本当にひどい月だったなぁ。
つぎつぎと体にガタが来てサイト熱は下がるしマニュアルの更新もできなかった。
パソコンに向かっても痔で尻の穴は痛くて落ち着かないわ、寒さで不整脈が出て動悸息切れめまいはするわで持続力がない。まあしゃないね。こんな時期もある。
ただ自分の身の回りにはいろいろなことが起こっているので、そのことについてはいくつか書かなきゃいけない。

まず先月の終わりが自分の誕生日だったんだけど、そのとき桜(元・桜一菜)ちゃんからこんなのをもらっていた。
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今月が彼女の誕生月なもんで、そのお返しにこーんなのを送ったら喜んでくれた。
sakurainran.jpg

どう見ても、小学生レベルだね。恥ずかしいけど載せちまおう。

そうしたらなぜか桜ちゃんのお母さんが「娘の誕生日を祝ってくれてありがとう」ってこんなのくれた。(念のためモザイク処理)
なかなかセクシーやねぇ。

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なのでこちらはなにかお返しをしなくちゃと自分の写真を送ることにした。自分1人だとパッとしないかもしれないので、ここはカリスマ男優に登場を願って、麻郎さんとのツーショット。(淫語魔だけ加工)
ingoma_husyo1.jpg

この淫語魔のリアル画像をはじめて見た桜ちゃんが

「おぉ‼Σ(・□・;)パピー(注・淫語魔のことを彼女はそう呼ぶ)若可愛いww年齢不詳なんですけど(・・;)パピーパピーパピー?w」

と驚いていた。

ちなみにこの麻郎さんとのツーショットは昨年、田房さんのイベントの時に撮られたもの。撮影してくれたのは東良美季さんのブログにたびたび登場していた「編集Tさん」。この2月に東良さんが『代々木忠 虚実皮膜』という本を上梓したわけだけど、そのときの編集担当の方。

そうだ。この場を借りてお礼を。
なかなか色男に映してくださってありがとうございました。いただいた写真は大事にします。

代々木忠 虚実皮膜  AVドキュメンタリーの映像世界
東良 美季
キネマ旬報社
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『代々木忠 虚実皮膜』については感想も書かねばね。

ところで本と言えば、二村さんが『恋とセックスで幸せになる秘密』というのを今月の25日に出版した。自分としてはいろいろな思いがあるのだけれど、内容についてはあえて言及しない。
ただ1つだけ触れさせてもらうとこの本の最後のほうに[スペシャルサンクス]とあって、何人か名前が書かれてある中に「淫語魔」もあってビックリした。

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[スペシャルサンクス]には、ほかにライターの渋井哲也さんの名前も見える。
この渋井さんが書かれた本に『若者たちはなぜ自殺するのか』というのがあって、自分は昨年この本と出会い、いたく感銘を受け、図書館で借りて読んでいたのをすぐに買い直し、ついには渋井さんにサインをねだりにいってしまった。

若者たちはなぜ自殺するのか
渋井 哲也
長崎出版
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いずれこのボヤキで紹介したいと思っている。

その渋井さんと二村さんだが、2人が親密になったのは「あるAV女優の自殺」がきっかけだった。彼女の自殺については自分も少なからず衝撃を受けていて、彼女が自殺したらしいという情報を2ちゃんねるで見つけたとき、真偽を確かめることもあってそのまま中村淳彦さんに伝えた。その時点では中村さんはまだ何も知らなかった。つまり中村さんがこの話を最初に聞かされたのは淫語魔からということになる。
彼女の自殺については他にもいろいろ聞いて回ったのだが、関係者とおぼしき人が惚けていたりして、撮っているメーカーの人も死んでいないと聞かされたり、あるいは「蒸発説」が流されたりもした。まあ蒸発であってくれたらそれはそれで喜ばしいことではあるのだが。

その中村さんの『名前のない女たち』だが、映画の方がこの2月にDVD化されて販売。レンタル店でも借りられるようになった。
原作がダメな人もこの映画ならそれなりにカタルシスを得られるのではないか。ちょっと百合っぽいところもあるしね。なにより佐藤寿保監督はホンモノですよ。しっかりとした腕とセンス、そして熱き映画愛があるのは一目瞭然。とにかく見てほしいね。

名前のない女たち [DVD]
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そして中村さんの『名前のない女たち 最終章』の文庫版に「あとがき」を書いて、初めて書籍にその文章が載った藩金蓮(花房観音)だが、いよいよ商業誌で小説デビューを果たした。
無双舎から出ている季刊誌『悦 VOL.4』に「団鬼六賞大賞受賞第一作」として短編が載っている。タイトルは「おばけ」。

文章はまだまだ荒削りで小説として巧いとは言えないのかもしれないが、それでも最初からずっと彼女の習作を読んできた身としてはものすごい進歩を感じる。
本当にプロの作家になったんだね。

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だがこの話もまた別の機会に譲ろう。こちらとしては大賞受賞作の出来映えの方が気になる。それを読んでからあらためて書くことにする。

こうやって振り返ってみると、自分の中ではいろいろなものがつながって形に表れてきた「2011年の2月」ではあった。

今日の記事は完全にボヤキだなー。 

  • [2011/02/10 22:56]

いやぁなんかスランプなのだ。
2月に入ってから一行も文章が書けないのだ。
淫語マニュアルは2/1に更新しているけど、あのデータを書いていたのは1/31のことだから、やっぱり2月には何も書いていない。
でもいいかげんマニュアルも更新しなきゃいけないし、WEBスナイパーのレビューも書かなきゃいかん。そろそろ元気を出さにゃあいかんということでとりあえず文章を書いてみるのだ。
だからこのボヤキの記事が2011年2月の最初の文章なのだ。

書くネタはいっぱいあるんだけど、なんか考えるのが面倒なんだなぁ。
軽く、鬱が入ってんのかなぁ。んで毎晩、酒ばっかり飲んでいるでしょう。胃の調子をおかしくするし、便秘になるし無理矢理ウンコすれば痔にはなるし、そのうえ今回は出血までしちゃってね。肛門を損傷してしまったんだよね。
あっ、そうだ! 月の初めは風邪も引いてたんだ。

ということで書くのがおっくうになったのでこの辺にしておく。
Twitterは毎日つぶやいているので生存確認はできると思うけれど、今回のはちょっと長引く気もするんでボヤキやマニュアルを更新できなくても気にせんどいてください。
とりあえずお金をもらっている方から先にやらないといけないんで。

マニュアルの次の更新は熟雌女だろうなぁ。あとはひさびさのFAプロもやりたいんだよねぇ。
真咲さんのもやらんといかんし、あとみならいクンのもやっておきたいし、藩金蓮の話も書かなくちゃならんし、いっぱい宿題が増えてきちゃったな。
ゴールドマンのイベントも近づいているんで、そっちも書かなきゃいかんだろうしね。

いずれにしろまずはスナイパーから片付けてしまうか。
ということで今週はマニュアルを更新しないかもしれんのであしからず。

「婦唱夫随」って誤字じゃなくわざと書いたんだからね 

  • [2011/01/30 21:52]

真咲南朋がTwitterをはじめたのだ。
http://twitter.com/#!/nantomo0724

登録したのはもっと前なんだけど、先週ぐらいからやっとつぶやき始めた。

ということでそろそろ真咲作品をレビューしないといけない。
そんで今「ディープレズビアン」を見てるんだけど、「なんかピンク映画っぽい作りだなぁ」って最初に思った。
カットバックがあったり、イマジナリーラインを守っていたり、彼女のことだからそういう映画の撮影技法をチョコチョコ勉強しているんだろうなぁとは思う。真面目だからねぇ。自然と本格志向になるんだろう。

AVって実際はかなり自由な撮り方をしていて、必ずしも映画の技法が取り入れられているわけではない。むしろそういった制約を離れたおもしろさみたいなところもあるんだけど、でもやっぱりドラマものを撮るのならこれぐらいの保守的な撮り方のほうが安心して見ていられる。
その意気やヨシですよ。

あとまぁこの作品に関しては彼女の旦那が音楽を担当していて、オリジナルの曲を自分で作っているのよね。つまり「婦唱夫随」のBGMなんですよ。
「AVのBGM」って基本的にフリーの音源を使うのでいろんな作品で使い回されている曲がいくつかあったりするのね。前に見た「近親相姦の陵辱もの」で使われていた曲が、次に見た「ラブラブデートもの」で使われていたりとそれだけで萎えることがあるんだけど、真咲さんのは正真正銘のオリジナルなわけでその点も本格的なわけ。
やっぱり映像もオリジナルなら音楽もオリジナルであってほしいよね。

ところで自分は真咲南朋さんがまだ「安藤なつ妃」という名前だった頃、渡辺琢斗監督の「淫語中出しソープ」でお世話になっていたわけだけど、彼女の旦那と知り合いになり、2人の赤ん坊まで対面した今となってはもう彼女では抜けなくなってしまった。
もちろん彼女に会えば基本的にキレイなコだから、女性の持つ魅力は感じるんだけど、そういうエロスイッチは幾重にもコーティングされいてウンともスンとも言わない。

自分はさぁ昔からそうなんだけど、どんなに好みのタイプの女性でも彼氏がいるとわかった瞬間、その気持ちが押さえ気味になるのね。そして実際にその彼氏と会うことにでもなれば、今度は押さえてるはずの「気持ち」すらなくなって、その女性は性的な意味合いを無くした単なる知り合いと変わることになる。もちろん女性としての魅力は感じているわけだけど、発情することはなくなりそれがどんなに魅力的な女性でも「萌え」どまりで終わることになる。
ものすごく好きな人であれば会うこと自体は嬉しくてテンションはあがるわけだけど、「カワイイ」以上には発展することはないんだよね。

それでもおっちゃんはそれなりに長く生きているので、何回かそんな状況の女性とエッチを試みたことがある。でも結果的にはうまくいかない。頭も心も求めているんだけど、体がね、ついていかない。昔からそういうことで不能になってしまう。
今は年食っているから不能状態に拍車が掛かっていることだろう。
やっぱり「萌え」だけでは抜けないんだな。

それで真咲さんの話に戻すと、基本的に淫語魔のおっちゃんは彼女の旦那のことを好青年だと思っていて、2人にはうまくやっていってほしいと願う気持ちが強い。
だから真咲さんについてはそういう視線で見ることがなくなってしまった。親戚のオヤジの感覚に近いのかもしれない。実際、ホントにお似合いの夫婦なんですよ。

でもさ、世の中にはそういう関係だからこそ興奮するヤツもいるのよね。
女性でも彼女のいる男とばかり関係したがるヤツとか、中には友だちの彼氏にちょっかいを出すのが好きな女とか。いわゆる「ヤリマン」でもトラブルメーカー的なヤリマン。
男にも「ヤリチン」はいるけれど、男のヤリチンは穴があれば入れたいというだけで、同じ病気にしても「ヤリマン」とは少し違うように思う。

ただどっちにしても、おっちゃんは基本的に純愛路線の人だからさ、そういうのはイクナイって思ってしまうのね。
それによく見ているとさ、そういう人は決して幸せそうではないでしょ。
昨日まで親しかったはずの知り合いに、突然ナイフで刺されるかもしれないんだよ。社会的にはそんな人間はクズ以外の何者でもないんだからね。
そういったことを自覚した上でやっているなら、ヤリチンもヤリマンも逆にカッコイイ。それはそれでありだと思う。

昔からそういうのを描いた話はいくらでもある。人間というのは虚構を楽しむことで自分の心の中にある反社会的なものとうまく折り合っているんだろう。そしてそれこそ古代から人間がドラマを作り、お芝居に興じてきた理由なのかもしれない。
優れたドラマというのはなにがしか反社会的なものが底流に流れている。それが人間の証だといわんばかりに。

ヨヨチューのドキュメンタリー作品にしても、やっぱり虚構の部分があるからこそ創作物として成立している。まさに「虚実皮膜」の世界。いろいろな愛の形を虚実入り混ぜながら見せてくれる。

もっとも最近のヨヨチューはそういった作品を撮らなくなってしまった。
やっぱりドキュメンタリーじゃ観察者に徹したとしてもシンドイことなのかもしれないね。

いんごまでーす。 

  • [2011/01/26 23:59]

昨日は銀座シネパトスに『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』に行ってきた。
映画もそうだが目当ては上映最後に用意されているバクシーシ山下×カンパニー松尾×石岡正人の対談
「ヨヨチュウを継ぐ者たち」ってことで銘打たれていたけど、バク山さんもカン松さんもヨヨチュウの流れの作品を作っているわけではない。正直、ヨヨチューの話ではなくV&R関連の話が多かったような気もするけれど、笑い声も結構あったから客受けはよかったと思う。

ひとつ面白かったのはこの前のヨヨチューイベントのときに「ここ最近女性の質が変わって羞恥がなくなった」ってことが話題になっていて、代々木さんをはじめほとんどの人がその変化を口にしていたけど、そのことを石岡さんがあらためてこの2人にふってみた。
でも2人の答えはどちらも「あまり変わっていない」とのこと。
撮っている作品がもともと違うから扱っている女優さんも違うってことかもしれない。
バク山さんなんかは昔からクセのある女優さんしか撮ってないからなぁ。そういう人はいつの時代もそう変わりはないのだろう。

トークイベントが終わり、1年ぶりに松尾さんに挨拶しにいった。
まあ見事に顔は覚えられてなかったね。1度しか会ってないから当たり前なんだけど。
んで、すかさず「いんごまでーす」って言って、「ああっ!」て言われて、持ってきた松尾さんの本『素人娘ジャパン』にサインをしてもらった。しかし相変わらず松尾さんはかっこいいね。

そのあとハマジムの盛永監督がいたから挨拶してみたら、盛永さんはなぜか顔を覚えてくれていたみたい。それともそこにいた顔見知りの人から淫語魔が来ているって聞かされていたのかもしれない。いろいろ話をしてしまった。
「最近、WEBスナイパーでレビューを書いていて、HMJMの作品もやったりしているんですよ。この間も書いたばかりです」って言ったらそれは知っていて、「これからも辛口のレビューをお願いします」って言われた。

タイミングのいいことに今日その書いたヤツが更新されていた。

特選AVレビュー『ANON(HMJM)』
http://sniper.jp/008sniper/0082avinfo/avanonhmjm.php

ちょっと辛口なのかもしれないけど、自分では比較的よく書けているなぁと思ってる。
この梁井監督という人は松尾さんが気に入ってSODから連れてきた人で、自分もSOD時代のは大塚咲さんの作品を見たことがある。

ところで映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』の石岡監督にもいちおう毎回軽く挨拶はしてるんだけど、石岡さんも松尾さんと同様、1年前に一度お酒の席で一緒になっただけで、当然のように淫語魔の顔は覚えてない。もともと松尾さんよりは「淫語魔」という名前に対しての意識は低いだろうし、こっちもいちいち説明するのもヘンだからさ、あえて名乗らずそのまま立ち去ることになる。
そのたびにちょっとドキドキするんだなぁ。
なんだろうね、あの気まずい感じは。
しかも自分1人だけが感じているっていう。

ところで「ヨヨチュー」? それとも「ヨヨチュウ」? 

  • [2011/01/21 00:06]

えー、今週の月曜日にヨヨチューのイベントに行ってあらためて思ったことがあるんだけど、それはヨヨチューのドキュメント映画を見てから書こうかと思う。
1つだけハッキリしているのは、自分はやっぱり代々木信者みたいな熱烈なファンにはなれないってことだね。

淫語AV史から考えても淫語を言わせるようなビデオを最初から作ってくれていた人として代々木忠の名前ははずせないし、もちろんすばらしい作品を残してくれているんだけど、自分は代々木さんがどうというより代々木さんのところに集まってくる人に興味がわくんだよね。代々木さんの言っていることよりも、東ノボルさんとか南智子さんとかの存在の方に目が向いてしまう。
この人たちは必ずしも代々木さんの考えと同じだったとは思えない。イベントでも南さんは代々木さんにそまっていない感じがしたし、むしろ代々木さんとは明確な線が引かれているような気すらした。
まあそういう意味でも様々な人が代々木忠のことを語るドキュメント映画は面白いと思うんだ。

ところでここ最近「泉みゆき 多重人格」とか「多重人格 そして性」でアクセスしてくる人が増えたのね。それで2つ前の記事に「この作品自体どうも今となってはなかなか手に入りにくいようだ。だからこの機会を逃すわけにはいかない。」と書いてしまったんだけど、よくよく見たら昨年の暮れにアテナ映像のところでダウンロード販売がはじまっていたんだね。
んで、それを早速、買ってしまいました。

『多重人格 そして性』 アテナ映像 980円
http://www.athenaeizou.com/episode/800

"7人の人格が共存する1人の女性。

「私たち7人はそれぞれ必要性があって生まれたのです。誰か1人が欠けても生きてこれなかったのです。」

というみゆき。

今までのは痛みや悲しみしか無かった彼女に新たな光が射し始める。
その壮絶な感情が露になる姿を追っていく。

代々木忠が送る渾身のドキュメント大作!!"

ということで25日は渋谷のアップリンクXの方ではなくて銀座の方に行くことにするわ。

「ヨヨチュウを継ぐ者たち」
場所:銀座シネパトス

日時:1/25(火) 最終回上映終了後

出演:バクシーシ山下×カンパニー松尾×石岡正人 

最終回上映終了後って言うのは、最終回上映が19:30~21:25ってことだから21:30ぐらいからかなぁ。
やっぱりこっちに行くよね。

来週が楽しみだー。