さら 癒らし。31 「今、お尻ぃ見てたでしょー」とさらは言った。 

「癒らし。」シリーズをまだ見たことがない人には一言、注意しておきたい。

このシリーズを見る時は、近くに鏡があったら隠そう。
窓ガラスの反射でもまずい。
これは鉄則といってもいい。

もちろん、これから抜くって時にいちいち自分の姿を確認するヤツはいない。

だが、しかし。

この作品のデートシーンなんかを見ているとどうしてもニヤついてしまう。
好きな女優が出ているときは特に。

そんな時。

ニヤつきながら竿持っている自分を、窓ガラスの反射かなんかで見てしまうと、激しく鬱になる。
死んでしまいたくなる。

これは、そういうシリーズだ。

さら 癒らし。
今回のさらさんの「癒らし。」
デートシーンは、いままでで一番の出来。
撮り方もバッチリ。
なんど、ニヤけてしまったことか。

自分は美波さらをそんなに見てきているわけではないが、彼女のこんな表情を見られるなんて、思いもしなかった。
彼女はこういうステキな笑顔を浮かべることができるんだな。
びっくりだよ。

この作品は、2枚組。
「本編」と「サイドストーリー」

おはよう
寝ている彼の上に体を重ねていちゃつく。
のっけからこんなセリフ。

「あっ、朝だから、おっきくなってるぅ」
「ねぇ、まだ起きないの? 起きてってば~」

そのあと、キスがらみのイチャイチャ、乳くりあい。

本編は
1.2人で旅行に行く日。まだ寝ている彼氏の部屋にやってきて起こすさら。
2.キッチンで尻弄りとフェラ→そこからベッドに移り本番。
3.温泉宿 炬燵 浴衣姿のさらを後ろ抱きでイチャイチャ。指マン止まり。
4.温泉の中でエッチ。

本編のストーリーはエロゲーのノリ。
自分としては、つまんない展開。
現実感が薄いというか人間がガラス人形のように見えて、ビビッド感が足りない。
撮り方も2なんかはあまりよくない。アウダースにしては珍しい。
これだと「癒らし。」の固定ファンは納得できないと思う。

ただ、3はアウダースの片鱗を覗かせる。あそこのシーンだけは寄り、引き、構図、展開の仕方などさすがだと思った。

サイドストーリーは
5.屋外デート 駅→田舎道→街道沿いの歩道
6.川端→遊具のある公園→食事
7.公衆トイレでフェラ→神社→渓流ぞい
8.温泉宿でローターを使いながら本番
9.夢から覚めて、バイブオナニー

こっちも絡み自体はそんなにいいとは思えない。
特にバイブオナニーは主観映像を放棄しているってこともあるけど、バイブの音がうるさすぎる。
さらさんが「おまんこ、すっごーい」「おまんこ、こわれちゃう!」と、かすれ声で痴悦淫語を含め7回ほどかましていたが、聞き取りにくくてイライラした。
淫語を売りにしてないにしても、ちょっとあの五月蠅さはないのではないかと。

しかし、それでもあまりある、前半でのデートシーン。
ちょっと長すぎるのがあれだが、ここがとてもいいので、エッチが普通の描写でも全然、そのイヤらしさが損なわれない。
今までの「癒らし。」ファンはサイドストーリーの方がしっくりくると思う。

「癒らし。」の特徴の一つは、まさにここにあると思う。
デートとエッチが一つの繋がりになって、eroticさを醸し出していく。
だから、ローターとか、指マン潮吹きなどのプレイは枝葉なんだよね。
好きな女とのエッチなら、そんなものなくても興奮するでしょ。

「癒らし。」に必要なのは恋人たちのなにげない風景。
それが実はもの凄くエロいということの再認識なのだ。
だからニヤニヤしながら竿を握る。
本来、恋人同志のエロは全体を通しての流れで一括りなんだ。
そこでの、女と男の心理的なやりとりの中で、すでにSEXは始まっている。
それをうまく映像に表現してくれれば、そのあとのエッチは普通でもかまわない。
逆にエロゲーのようなストーリーは安っぽくなってしまう。
そんなのなら、SODとか桃とかがさんざんやっている。

ストーリーは私小説風味、スケッチ程度でかまわない。
たとえば、わたせせいぞうのような。

ごはん1
だって、こんな画や。→

「ねぇ、浴衣どう、似合う?」
「見るの、初めてでしょ」

こんな↓画があるんだよ。

「んっ? あーん」
「…美味しい?」

ごはん2 ごはん3

ほかに何がいるというのか。
このままの流れのエッチで十分なんだって。
スペシャル版ということで張り切ったんだろうけど、ちょっともったいなかった。
自分としては、1→5→7→6→3→4という流れにして、従来の「癒らし。」に近い感じでやってほしかった。
それに9を特典映像にするのもいい。

あまり大きく取り上げられないらしいが、美波さらは、これが引退作だそうだ。
いろいろ事情があるのか、さら名義での出演。
パブリシティーの問題で、大々的に宣伝できないようだけど、彼女の引退作がこの「癒らし。」でよかったんじゃないかなぁ。

猫じゃらし
だってこんな←顔したさらが普通にエッチするんだよ。
このあと、猫じゃらしを使って、お互いの顔をイタズラし合うんだけど、そういう何気ない恋人同士の痴戯を見せられたあとに、普通のエッチが展開される。

満足顔
そんでもって、最後はこんな→風に仕上がるわけだ。
こんな美波さらの引退作を、アウダースがあまり宣伝できないなら、自分が書きまくりたい気分だ。
表1に書いてある「ありがとう」の言葉は本編でも出てくるわけだけど、引退作での彼女の言葉を代弁しているかのように、唐突に入れ込まれている。

だから、美波さらファンでこの「癒らし。」を見たことがない人は是非見るように。
今までの作品では、見ることの出来なかった美波さらの表情を拝めるから。

その上で、言っておきたいんだけど、この作品は「癒らし。」シリーズの中でもそんなに完成されている方ではない。
森野雫とか、志保とか、瞳れんとかの方がよくできている。
仲咲千春もいい。
でも、このシリーズはまだまだ発展途上。
こんなもんじゃないでしょ、このシリーズのポテンシャルは。

一応、お約束。

淫語的には、最初の彼の部屋でのフェラで
「すっごい、おちんちんカチカチだよ」
の1回。
本編の温泉ファックで
「ねぇ、見てぇ、もっとさらのいやらしいおまんこ、見てぇ。ねぇ、もっと、さわってぇ」
「いやーん、お尻の穴、見えちゃう~」
「あなたのおちんちん、さらのおまんこに入れて、ねえ、いいでしょ、ねっ、入れて!」
「大好き、もっともっとおちんちん入れて」
の5回。
オナニーでのおまんこ4 おちんちん3の計7回。
都合、13回ということになる。

サンプルはここ→ アウダースのHP さら 癒らし。 VOL.31

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