月は東に日は西に 

なんとなくアクセス解析を見ていたら、何人か「淫語魔」で検索してきた人がいた。
このハンドルーネームで検索されること自体はときどきあるんだけど、1日にこう何人も検索されてるってことは、このハンネがどこかで晒されているのかもしれない。アウダーススレの書き込みのせいかな?

ま、それはいいんだけど、淫語魔でググると2ちゃんの西原亜希スレに、どうやら自分とは別の淫語魔さんが出現しているらしい。
別にこの「淫語魔」で商標登録とかしてるわけじゃないからいいんだけど、ちょっとヘンな気分ではあるな。

んで、この西原亜希さんなんだけど、自分はこの女優さんを知らなくて、最初、AV女優さんかと錯覚してしまった。
名前が「東原亜希」さんのパクりに見えてしまうんだよね。たまたまかち合っちゃったんだろうけど、今となっては東原さんの方が全国区。JJモデルだし、格闘技や競馬番組で男性にも知名度が高い。しかも井上康生と結婚しちゃったしね。
そうなるとどうもAV女優っぽい名前に見えちゃうんだな。そういうの多いからさ。

前にレンタル屋でAVを物色していたら、AVコーナーに女性客3人が徒党を組んで入ってきたことがある。
女性だってAVは見たいのだろう。かといって女性1人がAVコーナーで物色するのは相当、度胸が必要だ。だから3人でわいわい騒ぎながらテンションあげて入ってきたのはわからなくもない。

だけど基本的に場違いであることは致し方ないところ。
その時も黙々と品定めしていた男性客が、彼女たちが行く棚行く棚ササっーといなくなっていく。

自分はあんまりそういうのは気にならない人だから、彼女たちが近づいてきても平然と、ドリチケのゴールドマンとカンパニー松尾なんかが撮っている3部構成の作品を選んだりしてた。
これがまた下の方にあるんでさ。淫語魔クンはウンチングスタイル、やや前傾姿勢で今夜の獲物を探していたわけ。

すると、その女性のうちのひとりが「えっー若槻千春だってぇー」と叫びだした。
「エッ、この人、AV出身だったのぉ~!!」みたいな会話が続き、上の方でああだこうだと大騒ぎになりだした。
よっぽど「それは若槻千春。あなたたちの言っているのは若槻千夏の方でしょ!」と言ってやりたくなったんだけど、ちょうどその時、「童貞狩り」にしようか「巨乳秘書」にしようか悩んでパッケージを見比べていたときだったもんで、言うタイミングを逸してしまった。

もっともタイミングあっても言わなかったかな。
せっかく彼女たちの3人パワーで異空間をつくりながら、この、男だけが集う独特のスペースに割り込んできたんだ。そこへわけのわからんおっちゃんに声をかけられたら、身にまとった鉄壁のオーラが崩れてしまうかもしれない。
これがおばちゃんだったら言えたかもしれないけど、20代半ばぐらいの女性だったもんで言う方も気後れする。

だいたいウンチングスタイルで下から見上げて指摘することでもないだろうしね。


今日の蒼井そらちゃんのブログ。
蒼井そら★今日のSOLA模様「熱くなったので。」 http://blog.livedoor.jp/aoi_sola/archives/51241473.html

「そらさんは自分に子供ができたときに自分の子供に自分のAVを胸を張って見せられますか?…仕事といえども知らない男の人と母親が交じっている姿が全国に流れてることを正当化する言葉が見つかりません。…そらさんならどう説明しますか?」という質問に対する回答。

てゆうか見せないと思います。
でも、隠そうとも思わないですけどね。
で、正当化するつもりもありません。
だから、胸も張らないと思いますよ。
かと言って、後ろめたさや後悔もないと思います。

こういう問題の解決って
私の周りの環境に深く関わってくるわけですよ。
そういうことになると、
他人(表向きでしか知らない人)には知らない真実がそこにはあるでしょ。
特にこの世界では、テレビとか、週刊誌とかで面白おかしく言われても、
真実は当人しか分からないんですよ。
何か言ったって、言い訳になるわけだしね。

友達とか、家族とか、愛とか、絆とか、情とか、
例えば苦労とか、苦悩、苦痛、不安や不満、
表に出ない情報が人の周りには沢山あるんですよ。
だから、私が人とどういう関わり方をしてるかだと思うし
この状況だと、話し合いまでの、子どもとの関わり方だと思います。

他人が私の将来の「if(もしも)」を考えてたとしても、私はそれに答えを出しません。

それはこういう環境の中で多くの苦労や苦痛、苦悩を通ってみないと
分からないことだと思うから。

人は「if」AV女優としての自分を簡単に頭で作りあげることはできますが
例えば私の6年という歳月の中で生まれた人間関係まで
想像できると思いません。

一言で表せられない想いがそこにはあるんですよ。
だから、誇りを持って仕事をしてるし、ナメられたくないと思うんです。
ただ単純にSEXすることに誇りを持っているわけじゃありません。

私はちゃんと答えを持ってます。
それは言葉だけではありません。
そして、正解かどうかは自分で感じることだと思ってます。(⌒-⌒)

彼女の答えで納得しない人も多いかもしれないけど、単純な正論で割り切れるほど人間関係は簡単ではないということだろう。
そうじゃないと一部の人間の正義でもって人間に型をはめ込むようなネジの論理がまかり通ることになる。

単純すぎる正義は複雑すぎる悪徳に身を置くより人間疎外という面でたちが悪い。もっとも人間の善性を信じない虚無主義者は論外ではあるが。

蒼井そらって苦労してんだろうな。

コメント

君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる

正義は、悪意に似ているかもと、たまに思います。

AVコーナーは、昔1人で何度か入りましたけど、今は入れなくなりましたね。
男の人も嫌やろうなぁと思いますし。
こっちも落ち着いて物色できないんです。

でも正直言うて、1人でAVコーナーに堂々と入って平気な女にもなりたくないんですよね。自分の中の、そういうものが怖い感覚を失いたくない。

「エッチマン」のヒロイン蒼井そらのそーいう感覚もまっとうだと思います。平気になったり、開き直ったり、過剰に美化するのと、誇りを持つのは違うと思うから。

闘わない奴等が笑うだろう

>正義は、悪意に似ているかもと、たまに思います。

そういう正義は大体にして他人がいないからですよ。
だから知らず知らずのうちに無慈悲な正義を振りかざす。
でもそういうのが一生、わからない人もいるんですよね。
善人の中にも鬼が棲んでいることに気づかない。
自分の中に魔がひそんでいることを見ようともしない。

でも人の中で苦労するとそういうことがわかってきたりする。

んで、鬼平犯科帳にハマったりする。

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