パケ買いしている人間には信用できないメーカー 

AV作品って、なんらかのテーマに即して章立てされているはずなんだけど、見ていて明らかに脱線してるコーナーが差し挟まれていることがある。
年末にアップした「みゆき真実のハッスル淫語」の催眠コーナーなんかがそうで、結果的に淫語はほとんど出てこなかったし、これがあることで作品全体の流れが悪くなっていた。
なぜこれを入れたのか不思議でならない。作品の流れとか関係ないんだろうか。

確かに今はDVDになって途中のコーナーから見ることも可能になった。
ビデオテープの時は最初からキュルキュル廻さなきゃならなくて大変だったけれど、今はリピートできるし音を出しながら倍速で見ることも可能だ。
つまらなきゃすぐに飛ばすこともできてしまう。

でも自分みたいな性癖の人間は、いつ淫語が飛び出してくるかわからないんで、結局、全部見るしかない。そうするとコーナーそのものも大事だけど、その全体の構成も大事なんだよね。とくにコーナーの順番ってテキトーでは困るわけで、ちゃんと考えて配置してほしいわけ。

面白い画が撮れたからってなんでも詰め込めばいいってもんじゃないし、そういうところがいい加減だと、結果的に作品に対する愛情が足りないじゃないかって気がしてしまう。結局、やっつけ仕事でやってるんですかいって思っちゃうんだね。

今日UPした「超ギリ激ヤバモザイク×あの!天衣みつがギャル痴女!」も3コーナー目の密着インタビューっていうのがわけわかんなかった。
作品全体からしても浮いているし、本編、真ん中にこれを入ることによって「天衣みつの痴女、スゲェーうめぇ」とか思っていた気持ちに水を差されたような感じになった。
この監督は腕もいいし才能もあるとは思うんだけど、作品の完成度としては低いと言わざるえないんだな。あそこは面白いことは面白いんだけど、だからと言ってそれで入れてしまっていいのかねぇ。

それよりもっと気になったのは、ディープスのパッケージのいい加減さ。
これ、絶対に損していると思うよ。

まずタイトルなんだけど、「ギャル痴女!」はちょっと酷いね。
そこまでギャルに焦点を当てているとは思えない。
表1の衣装は2つ目のコーナーで出てくるんだけど、話し方も普通だし、ギャルとしての記号も少ない。その他のコーナーにいたっては女子校生(の格好した風俗嬢)だったり、セレブだったりでギャルとは全然関係ない。
ギャルが見たい人はガッカリするんじゃないだろうか。

さらに表4を見ると各コーナーのコピーがあるんだけど、内容が一致しているのは、「手コキフェラ連続抜き」と「痴女deオナニー」ぐらいで、残りの「甘えん坊のロリッ子ちゃん」はロリとは言えないし、「彼女とはにかみデート」はそもそもデートではない。「寸止め痴女プレイでヤラレル!」と「エレガント痴女の寸止めクライマックス」はどこが「寸止め」なんだっていう感じで、それぞれその内容で見たいと思った人は怒り出すかもしれない。

メーカーが出している紹介文には「さらに《素の表情を生かしたナチュラル痴女》では普段見られない素のエッチな天衣みつを余すことなく魅せます」とあるんだけど、この《素の表情を生かしたナチュラル痴女》は結局どのコーナーを指してんだか、該当しているものがわからなかった。

ディープスって作品自体はいいのを作ってきたりするんだけど、こういうところで損しているんだよなぁ。表紙に書いてあることが微妙に違っていて手が出にくい。
監督とかは優秀なのもいると思うんだけど、なんでこんなに宣伝がいい加減なんだろう。もっとちゃんとやればいいのにね。見当はずれなことを書いて、買わせたユーザーにケンカ売っているとしか思えない。

この作品は隠れた傑作だと思うけれど、表紙が足を引っぱっている。
絶対損している。

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