グインはブディストらしい。 

えっーと、本来なら今日できてたはずの更新データなんですがね。昨日、胃の調子がやたらよかったもんで、ついついスナック菓子&チョコレートをマツモトキヨシで衝動買いしてしまいまして、チョコレートといえばコーヒーってことで、5日ほど断っていたコーヒーをがぶ飲みしてしまったら、たちまち胃に違和感がやってきました。自分のダメさ加減に愛想尽かしていたわけですよ。草なぎ君がなんだか他人事に思えなくてね。胃がチクチク痛むんで今日はずっと安静にしておりました。胃の調子が悪いとそれだけでダウナー気味になって、気持ち悪い思考がよぎったりするんですな。
清水由貴子の自殺も意外とそんなことが原因だったりするかもしれんと、自分のこの不条理な気分から忖度したりしておりました。

んで、とにかく安静ということで、一日、読書してたんですがね。
今日、一日で4冊も読んじゃいましたよ。
といってもグインサーガなんですけどね。

去年の10月から11月にかけて16巻ほど読んでね。物語的に区切りついたんでしばらく間があいたんだけど、胃潰瘍になって仕事以外はうちでおとなしくしていようと、また今週から読み始めたんですな。
基本的にそんな難しい話じゃないから、マンガ感覚でさくさく読めるわけですよ、これ。
1冊、正味2時間弱ぐらいですかね。

しかし、相変わらず、喋りまくってますな。
黒太子のスカールっていうのがいるんですけど、この人は無口ってことになってるんですよ、いちおう「太子は口数が少ない」ってなことが書いてある。
ところがそんなことを書いているそばから、またべらべら喋りやがる。
栗本薫っていうのはしゃべらずにはいられない性格なんかね。

あと会話の書き分けができていないから、どの台詞が誰の台詞か混乱することがある。口調も男と女の違いがなかったりする。あるいは今までお上品な話し方をしていたキャラが、話がだいぶ進むと、教養のかけらもない下卑た言い方になっていたりする。
話し方どころか「あきらかに、こいつ性格がかわってんだろう」みたいなこともある。

いちばん違和感を感じたのは、登場人物が危機に見舞われたときに、「くわばら、くわばら」とか「なむさん!」とか言ったりするのね。
普段「ヤーンの名において」とか、ちょっとペルシャっぽい神々の名前を口にする割には「くわばらくわばら」みたいなジャポネスクなまじないを口にされてもねぇ。
「なむさん!」にいたっては、「南無三宝」の略なわけで、「あんた仏法僧を篤く敬ってどうすんの」と。ファンタジーの世界が台無しでこざいますがな。

んなことをツッコミながら、とりあえず一区切りつくまで読み進めようかと思うちょります。

明日は、早々、アップしますんで、それでは。

コメント

大丈夫ですか?

淫語魔さん、胃の調子が良ろしくないようで。
一刻も早いご回復をお祈り致します。

自分も最近はコーヒーでブラックをよく飲むのですが、
あれは健康な状態でも飲みすぎると胃がもたれます。
カフェオレやミルクコーヒーくらいの甘めのやつがいいかもしれませんね。

「くわばらくわばら」「なむさん」ですかw確かに変ですね。
「すわっ!」という驚き表現も古いので見かけます。
という自分も「なむさん」と聞いてダンバインのショウザマを思い出しました。
充分古いですね...。



あ、そうです。
これは記事とは関係ありませんが、淫語AVマニュアルのTOPメニューから
MYBLOGをクリックしても飛びません。これは準備仕様でしょうか?
ちょっと気になったもので。

ご指摘ありがとうございます。

>MYBLOGをクリックしても飛びません。これは準備仕様でしょうか?

返事が遅れてすません。

いろいろ検証した結果、どうやらIE6以下が動かないようです。
IE7以上と他のブラウザはプルダウンメニューをしてくれて、私のPCはふだん家ではfirefox、仕事ではIE7なので気づきませんでした。
それで書き直しているんですけど、書いているうちになんだかよくわからなくなってしまって悩んじゃってます。
こりゃ、抜本的に書き換えないとダメなのかもしれない。
明日は暇になるんで、本格的に直そうと思っています。

小説の会話文って大事ですよね。
本当にうまい作家はキャラごとにテンポを変えてみたりする。

栗本薫の場合、ときどき江戸っ子みたいな伝法調になるのがヘン。
それと敬語の使い方もかなり怪しい。

ダンバインは懐かしいですねぇ。
でもあのあたりから富野はどんどん気持ち悪くなってくる。

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