久しぶりに紀子三部作でも見てみるかな 

とりあえず明日の更新分ができた。
ドラマだし淫語モノでもないので大した量でもないしバラツキもある。
ただまとまって言ってくれてるから、淫語で抜くことはじゅうぶん可能だね。

それとそろそろ癒らし。のレビューをやろうと思うんだけど、前回の森野雫のレビューは欲張って動画を貼り付けすぎたので逆に散漫になってしまった。
今度からは2つぐらいにしておこう。
そういやぁ、おっちゃん、あんまり動画が貼りまくられているブログは好きじゃなかったんだ。
あとバナーとか貼りまくってんのを見るとみっともなくてね。
あれは逆効果だと思うんだよね。

映像でも核となるものがあって枝葉があって、っていうのが見やすい。あれもこれもって入れ込むと焦点がぼける。

あと最近、自分が主観AVを好きなのは、小津安二郎の映画が好きだったっていうのと関係があるのかもしれないと思った。
小津映画ってPOVショットでよくショット・リバースショットするんだよね。
それに主観AVには「180度線の規則」なんて制約はないもんね。

原節子はものすごく好きなんだけど、きっかけは「東京物語」を見たからで、原節子のカメラ目線主観ショットでズコーン!っていったんだった。

原節子01

「晩春」の原節子なんてホント、キレイだよねぇ。

つーか原節子見たさに小津の後期の作品を見まくったようにも思うよ。

コメント

小津安二郎って会話シーンで、それぞれの人の正面を映してぽんぽんと切り替えたりする人でしたっけ?
あまり詳しくは知らないんですが、このシーンの撮影風景ってどんな感じなんでしょうかね?いやカメラに向かって話しているんでしょうけど・・

いや必ずしもってわけではないんですけどね

ふつう会話シーンを撮る場合は3角配置で、二人が入るフレームとそれぞれの横顔のフレームをとるカメラで進行します。横顔も一人が右なら一人が左で固定して、それぞれの視線の角度を一致させる。
あるいは場合によってどちらか一方の肩ナメで相手の顔を覗くように撮る。アメリカで確立された技で、今でも大抵そういう撮り方をします。

もちろん小津もそういう撮り方をしてることもあるんでしょうけど、ただ小津は様式美を重んじる人で、構図を一致させる画を撮ることがよくあります。それで会話している人物の正面を撮って、切り返してしまうんですね。

>このシーンの撮影風景ってどんな感じなんでしょうかね?

たぶんショットごとに撮っているんじゃないかと思いますね。
だから演技の流れはブツ切りになるはずです。

ついでをいうなら小津の台詞はみんな棒読みでどこかおかしいです。これも演技の流れよりグラフィックの様式美にこだわったせいだと思います。
でも能や狂言を見るときに「あんなしゃべり方はしない。あんな歩き方はしない」と文句をつけるやつがいたとしたらそいつはお子ちゃまでしょう。それと同じだと思いますね。

自分からすると小津の作品って昔の日本漫画を見ている感覚と似てるんですよね。「のろくろ」とか、初期の手塚とか。「冒険ダン吉」は挿絵の漫画だけど小津のショットは挿絵みたいになっているのかもしれませんね。

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