おっちゃん公団の団地住まいだったからな 

明日のは出来てるんですやんす。そのほかにもう一作もうすぐ淫語抜きが終わるんで、来週は3作更新できるかもしれない。

今日から『日本の路地を旅する』って本を読み出した。
なかなか面白い。一気に読んじゃいそう。

日本の路地を旅する
日本の路地を旅する
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上原 善広
文藝春秋
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こういうのを読んじゃうと、ついこの間読了した内田樹の本に出てくる「消費主体」って話も( `д´) ケッ! ってなっちゃうね。

結局、いいとこのおぼっちゃんなのかなぁ、内田さんて。
それとも地元の友だちとはまったくつきあいがないのか。

自分の地元のやつで中卒はそれなりにいたし、高卒も決して少なくなかった。
早々、手に職をつけて働いているやつと遊ぶと、やっぱり彼らに比べて自分はまだ子どものような気がした。実際、ことあるごとに「学生さんだから」と揶揄されていたりもした。

「なぜ勉強しなきゃいけないのか」と言っていたやつは30年前にもいくらでもいる。それを「等価交換」というなら昔からその等価交換をしようとする子どもはいくらでもいた。

一瞬あまりにも面白い理屈にだまされかけたけど、たとえば「なぜ嘘をついちゃいけないか」と言ったら「閻魔に舌を抜かれるから」だし、「なんで人を殺しちゃいけないか」は「死んだら血の池地獄やら針の山やらに行くから」で、あるいは「死んだらもう二度と人間に生まれてこない」からだ。
子どもの頃はそんなフィクションでこと足りていて、子どもながらバカバカしいとは思いつつも聞いていた。そういうことを真面目に言う大人が必ずいたのだ。

「なぜ勉強しなくちゃいけないのか」も「人として偉くなるため」でじゅうぶんで、勉強することはいいことだと大人の態度で納得させられてきた。

今の子どもが下流に行っているとすれば、そういう人間関係が希薄になっているだけじゃないのか。
不良が先生にタバコを現認されてもシラを切るなんてことは昔からあって、それは「バザーの論理」とは関係ないだろう。ただ先公から文句を言われるのがうざったいだけ。
先生なんて尊重していないのだ。
そもそもからして取引する気なんぞさらさらない。それが不良ってもんだろうに。

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