ニャンコ魔ってことで 

ヘッダーの画だけど、うーん、もうちょっとなんとかしないとなぁ。
『魔』の文字が滲みすぎてしまって、もうすこしシャープにした方がいいかなぁ。
とにかくいつまでも花見のヘッダーにしておくわけにもいかないんで、とりあえずだね。

ちなみにネコは歌川国芳の画。
今、自分は府中市美術館に暇さえあれば行っている。何回行ってもあきないんだよね。
今週の火曜日から歌川国芳展の後期が始まったんだけど、前期と作品がほとんど入れ替わっていた。
ネコの画がかなり増えてるのが嬉しい。

もっとも自分が気に入ったのは、源頼光の土蜘蛛退治の絵で、前期の酒呑童子の絵もよかったけど、頼光と四天王の絵はお得意なのかねぇ。ほかにも坂田金時や渡辺綱の絵もあったりしていいんだよねぇ。

また明日も行こっと。

浮世絵ってさぁ、結構お上の不興を買って規制されたりしてるんだよね。
確かに春画なんかが残っているけど、それだって表だって売っていたわけではない。
この歌川国芳の時代だって天保の改革があって、役者絵を描いてはいけないってことになった。そんな中でもいろいろ工夫して絵を描き続けているし、しばらくするとやっぱり美人画みたいなものは描かれるようになる。

エロ規制なんて江戸時代の頃からちょくちょくあってそのたびに地下に潜る。昨今のポルノ規制もそういうことと重ね合わせると「こういうのって昔から変わってないんだろうなぁ」なんて思ったりする。

ただ1つ気になるのは、明治に衆道が廃れたでしょ。
あれは明らかにキリスト教文化の輸入で起こったんだよね。今回の発端もそのあたりと同根だったりするんじゃないかと思うと、そこがちょっと気がかり。

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