名前のない男であることをやめた日 

自分はずっとauの携帯を使ってたんだけど、この夏にKDDIから電話がかかってきて、「ネット環境をメタルプラスにすればau携帯とあわせてかなりお得」だという営業をかけられた。夕方の結構忙しいときで自分としては早く切り上げたかったんだけど、それでも「なぜKDDIの光に入らないのか」を懇切丁寧に説明して電話先の相手に納得してもらった。

それから1ヶ月ぐらいしてまたKDDIから「auのお電話をお使いですよね。もう何年ぐらいお使いですか?」と電話がかかってきた。これまた忙しい夕方ぐらいの時間帯だったんだけど、切り出し方がユーザーアンケートをとるかのような感じだったので、そのまま電話でやり取りしているとそのうち「ネットはどちらをお使いですか?」ときた。
「んん!?」と思っていたら「KDDIの光に入ると…」とまたもやメタルプラスの営業。
うんざりする気持ちを抑えて概略をささっと語り、それでも食い下がる相手に「とにかく以前にも説明をしたことなんで」とやや強引に話を終わらせたて切った。

そしたら次の週。またもやauから電話。
さすがに「まさか」と思って聞いていたが、結局は営業でこの時は切れた。
相手は可愛らしい女性の声ではあったが「もうこれで3回目ですよ!」と声を荒らげてしまった。
「要するにauと契約している限りこういった営業の電話がかかってくるってことですよね!!」

これでauはもう使わないと心に決めた。
ちょうど9月が契約更新月で、ここで変えれば違約金を払わずにすむ。9月まで我慢しようとそう思った。

そうしたら今月に入った途端、電話の調子がおかしい。
すぐに電池が消耗して充電しなくてはならなかったり、いつもならバリ3のところで圏外になることが増えた。そしてとうとうメッセージランプもつかなくなる。
充電してんだがしてないんだが、新しいメールが着てんだがどうなんだかまったくわからない。

ということで、今日携帯ショップに行ってiPhoneの予約をしてきた。
一週間はかかるらしい。
なんとかそれまで電池がもってほしいものだ。

そんなこんなで携帯の中のデータをパソコンに移す。

画像を整理していたら、こんなのが出てきた。

中村淳彦の電話をしている後ろ姿。

091106_1517~01

中村さんとは昨年の11月に初めて会った。
このときは実はあるAV女優さんとのインタビューに同席させてもらう予定だったんだけど、自分の迂闊な発言からプロダクションの人に拒絶されちゃって、自分だけ先に返された。

でもこのときの苦い経験が今年の自分のスタンスを決めたと言ってもいい。
これがなかったらエロ業界の人たちとはここまで接近しなかったと思う。

自分の舞い上がり方が許せなかった。
そのときの編集の方にも迷惑をかけちゃってさ。結果的に中村さんの顔もつぶしてしまったような感じにもなった。
情けないったらありゃしない。
だからこの女優さんにはいつか借りを返さなきゃと思ったりもしている。

さて今日はこれから「ゴールドマンライブ」を見に新宿へ。
新宿ネイキッドロフトは反転攻勢の第一歩の場所。感慨深い。

そのまま朝を迎えて時間を潰したら映画「名前のない女たち」の舞台挨拶へ。
まあでも眠いかもしれないから、そのまま引き続き新宿にいて見るかどうかは朝の状況次第だね。

この「名前のない女たち」という企画自体も自分の中では大事な符号となってまとわりついているんだ。

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