しかし今月はいろいろあるねぇ。 

藩金蓮さんの団鬼六賞受賞の話はまだ正式発表されてないから追い追い話すとしよう。
彼女のことについては言いたいことが山ほどあるが、未確定なこともあるのでそれらが出そろってからにしよう。

今月はじめに行われたゴールドマンのライブ「濡れる話・勃つ話」のレポだけど、もうずいぶん前のことになってしまったので今さらって感じもする。
こういうのって早く書かないとダメだね。でも何も書かないわけにはいかないので、とりあえず印象に残ったことをつらつら書いておくことにする。

あれから3週間経って何が印象に残ったかというと、ゴールドマンと若林美保さんの「淫語劇」と「バクシーシ山下さんの話」といちばん最後の「ゴールドマンのアカペラショー」の3つだった。

わかみほさんとの淫語劇はまるでお色気ラジオドラマみたいで、4本中3本はゴールドマンによるオリジナル台本。最後の一本はエロ漫画をそのまま読んだものだった。
オリジナルの方は内容的によくできていて申し分ないのだが、基本的にわかみほさんと2人、机の上で原稿を読み上げているだけなので、視覚的には面白味がない。
むしろ目をつむって聞くととてもいいので、またやるのならそのあたりの工夫が必要だろう。非常に惜しいように思った。
ついでに音効もあったらなおよかった。
わかみほさんはさすが舞台女優さんだと思った。できる女はかっこいい。

バクシーシ山下監督のは、企画で応募してきた一般女性たちの裏事情みたいな話で、彼の著作に「セックス障害者たち」という本があるが、それよりはむしろバク山版「名前のない女たち」といったところか。ただこの人のシニカルな話し方は妙なおかしみを生む。その独特のユーモアとペーソスに包まれたバク山節で語られる女たちは、どこか力強くたくましい。これもまた企画女優の一断面だろうと思った。
自分としてはこの日の企画の中でいちばんおもしろかった。また聞いてみたい。

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最後のゴールドマンアカペラショーは、ゴールドマンが突然、遠藤遊佐さんを舞台に引っ張り上げてなんの打ち合わせもないまま即興でデュエットをやっていた。
最初こそ困惑気味の遠藤さんだったが、どうしてどうしてなかなかの舞台度胸で、あのゴールドマンの無茶ぶりにもちゃんとついていけていた。また遠藤さんは実は歌が上手で、演歌とか歌わせたらコブシをくるんくるん回せそうな勢いだった。これならゴールドマンも大満足だったろう。
帰り際、遠藤さんに「今度セックスしよう」と言っていたが、たぶんあれはマジだったと思う。

11月2日(火)にゴールドマンPresents「濡れる話・勃つ話」第2弾が決定したらしい。
今度こそ詳細なレポを書くことにしよう。
大事なことは間を開けずにとにかく書いてしまうことだ。

あとまあいろいろあるんだが、明日もボヤキを書くつもりなんで今日はこのあたりで。

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