もっと「淫語魔」を立て分けなきゃ 

  • [2010/11/11 23:18]

淫語マニュアルの方をやっと更新できた。
今月は今日がはじめてなんだね。もう11日もたっちゃってますよ。まずいなこりゃ。

滞ってしまったのは先週体調を崩した上に風邪を引いてしまったのが一番でかいのだけれど、今日、更新した志保がサポート アナタのオナニータイムもネックにはなっていた。

志保さんに関しては、以前より表情がやわらかくなって今の方が断然いいと思う。
昔は能面のような顔を見せるときがあってちょっと病んでる感すらあった。
それが今は「腹が据わっている」というか、AV女優としての覚悟みたいなものを感じる。清々しい印象を受けるんだよねぇ。
だから引っかかったのは、志保さんじゃなくて作品の方ね。

このシリーズ、以前は120分モノだったのに、最近は180分が当たり前になってしまった。
値段も一緒ってことなら長いのはお得感もあっていいんだろうけど、コーナーごとを見ていると間延びしていてややまとまりに欠けている気がする。
ただでさえ主観作品は構図が似たり寄ったりになるわけで、そこを宇佐美監督はいろんな小道具を使ってワンパターンにならないように構成してくるわけなんだけど、今回のはいまひとつキレがないように思った。

マニュアルでも書いたけれど、たとえばニオイをテーマにしたコーナーなら徹底的にニオイということにこだわった展開にすべきと思うんだけど、それがコーナーの時間が長いせいか、途中で「ニオイ」のことがどっかに行ってしまう。そして他のコーナーと同じような展開を見せてしまう。

でも基本的にAVってやることが決まっていて、フェラするかセックスするか、指マンするかクンニするか、電マ使うかローション使うか、みたいなことになっている。コーナーが長引けば長引くほどその基本型に収斂されることになるから結果的に似たようなモノになっちゃう。

だからこそオナサポ系の作品ってコスプレ色を強くしたりしてシチュでの差別化を図るんだけど、今回はコーナー間につながりを持たせていたので、そういう形での色分けがしにくかったんじゃないかと思った。

もっともこんなことは宇佐美監督ならじゅうぶんわかっていることだろう。ものすごく優秀で勉強熱心な監督さんだから、きっとまたいろいろ工夫してクリアしていってくれるに違いない。
問題はそこではない。それを紹介している淫語マニュアルの方だ。

淫語AVマニュアルもいろいろ変遷があって、記述する内容も徐々に変わっていっているんだけど、今は淫語のカウントとともにプレイ内容も書き添えるようにしてある。
これはどんなプレイの流れで淫語を言っているかわかった方が親切だろうということで始めたんだけど、今回プレイ内容を書いていて、「これって淫語AVユーザーにとって、そんなに必要な情報なのかなぁ」って思ってしまったんだよね。

むしろ特徴的なプレイがあれば本文の中で言及すればいいわけで、ここは無くしてもっと簡素化した方がすっきり見やすくなるんじゃないかと思った。
実際、他のAVレビューサイトでも内容を詳しく書いている人がいるわけだけど、自分はあまりくわしい内容のところまで読んではいない。
それよりどんな台詞があるのかばかり注意してる。

つまり一般のレビューサイトなら内容を詳しく書くことで、あとは訪問者が自分なりに必要な情報を抜き出せばいいわけで、それはそれでありだろうと思う。
けど、淫語AVマニュアルは基本的に淫語好きの人がくるサイトだからそんな気遣いはいらない。そもそも一般ユーザーはそんなに来てないでしょ。

もうすぐマニュアルも紹介作品が400に到達するんだけど、あらためて自分のサイトのコンセプトを確認しているところ。
もっとマニアックになってもいいなぁって思い始めている。

一般のAVレビューはボヤキに書けばいいし、最近はWEBスナイパーでも書かせてもらって、そこでは本当にすばらしい経験をさせてもらっているからね。
それもデカいんだよな。マニュアルとの距離ということで。

まぁそんなことを考えているわけなんです。
いろいろ見直さないとね、淫語マニュアルも。

ぬれーるはなーし たつはなし♪ #2 

  • [2010/11/04 23:46]

忘れないうちにおとといのゴールドマンのイベントのことをつらつらと。

実は当日、自分の体調があまりよろしくなくて電車に乗り込むとき軽くめまいがしていた。お腹に力が入らない。少しばかり熱っぽい気もした。
これでお酒を飲んだらまずいかなぁと行くのをやめようかとすら思ったんだけど、すでに前売りは買ってあるしもったいなさすぎると、きわめてケチくさい理由でがんばって行くことにした。

前回は結構早めに行ったにもかかわらず前の方に座れなかったので、今回は開場時間を目指して行くことにする。
だけど結局は30分すぎてもまだ前の方は空いていた。さすがに平日のゴールデンタイムにやるのと金曜の深夜にやるのとでは集まり方もちがうのだろう。
それと今回は女性客が若干数入っていた。前回は50人の箱に1人だったんだけど、今回は10人ぐらい来てたようだ。

iphone 077

一番最初は若林美保さんによる1人芝居の淫語ビデオ。
自分はとてもよくできていたと思う。
テンポもいいしリフレインのせさ方もさすがだし、わかみほさんもちゃんと演じ分けていてこれはクオリティーが高いでしょ。

あとでゴールドマンにこのVはどこかに発表するのかと聞いたら、特に予定はないと言っていた。
でもこのまま眠らせておくのは惜しい。はっきり言ってこのあとやっていた生淫語劇より断然よかった。
ゴールドマンは「150円ぐらいで売ったら売れるかなぁ」と言ってたけど、時間的にも10分もしない長さだしWEBなんかでちょこっと販売するにはちょうどいいんじゃないかなぁ。
どこか大人のWEBサイトで流したりしませんかねぇ、これ。

ゴールドマンと安田さんが出てきて第一声。
わかみほさんのビデオメッセージのあと、高橋真弓さんとの生淫語劇。
高橋さんはアニメ声で上手だった。そこらのネット声優さんとくらべても遜色なかったんじゃないだろうか。
この方は、小林電人さんのビデオなんかに出ていたようだけど今度見てみましょうかね。

iphone 082

だけど生淫語劇はやっぱり机の上で原稿を読むだけなので間が持たないなぁ。
いっそのことこのシナリオならふつうに立って芝居した方がいいんじゃないか。
そのあたりはどうなんだろう?

ゴールドマンライブのあと、バクシーシ山下の「ぐっときた言葉」。
前回に引き続き安田さんとのトークなんだけど、途中、バク山さんの撮ったスカトロAVがスクリーンに流されて、洗面台にたまったてんこ盛りのウンコなどにしばらく会場は騒然となっていた。
自分もかなり久しぶりにスカトロAVを見たのと、体調が悪いこともあってちょっと吐き気をもよおしたんだけど、多少慣れてから周りを見渡してみると下を向いたり目を覆ったりしてまともに見ないようにしている人ばかり。しかもそのほとんどが男性。こういうのって女性は強いね。
ひとり会場に作家の大塚ひかりさんに似た女性がいたんだけど、その人は半笑いしてたなぁ。

バク山さんの話は前回同様におもしろかった。
要するに山下さんがAV出演の募集をかけて、それ見て応募してきた女性たちの話なんだけど、こっちは「生淫語劇」と違って静止画を使いながら話すので、やっぱり間が持つ。
またこの画像がじゅうぶんインパクトのある女性たちばかりで、たとえばふだんから売春していて体験人数は5万人とか言っている60過ぎの女性だったり、あるいは生活保護を受けているんだけど、最近夫が働きだしたことで収入が減ると不満を漏らす主婦だったり。まあどう聞いてもこれではダメだろうっていう女性たちなんだけど、これがいかにもっていう感じの服装だったり体つきだったりするわけ。写真に説得力があるんだよね。
しかも結局そのひとたちは安い金で裸になったり、ウンコをしたりしてそれを映像に納められてしまうわけで、そういう意味では暗澹たる話でもあるんだけど、でも彼女たちにはあまり悲壮感がない。それとその話をおもしろおかしくしゃべっているバクシーシ山下ではあるんだけど、一見もの笑いの種にしているようでそこには彼独特の愛情のようなモノが感じられるんだよね。あまりイヤな感じをあたえない。
くだんのスカトロAVも、どこか暖かい目でその女性たちを眺めていて、やっぱりバクシーシ山下はただものではないなぁと思ってしまった。
この人はこういうどうしようもない人たちがどうしようもなく好きなんだろうねぇ。

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生淫語劇の2回目をはさんで遠藤遊佐さんの歌のPV。
ゴールドマンが前回のライブで遠藤さんを相当気に入ってしまったらしいんだけど、改めて聞いても妙にうまいよねぇ、遠藤さんは。

掟ポルシェさんの風俗ネタ。
これも非常におもしろかった。話としてはとりとめがないんだけど、男のこういう風俗の失敗談ってなんでこんなにおもしろいんだろう? まあ掟ポルシェさんの人柄もかなりあるんだろうけど。
ちょっとヰタ・セクスアリスみたいなところもあってそれもよかった。
性体験ってやっぱり人間の根っこの部分が語られちゃうよね。

休憩をはさんで遠藤遊佐とゴールドマンの歌のビデオがあって、そのあと峰なゆかさんとシークレットゲスト・まどかさんのトーク。
このまどかさんのパフォーマンスがものすごくエロエロで、そういう意味では「濡れる話・勃つ話」というのをちゃんとやっていたのはこの2人のAV女優さんだけだったってことになる。
だけどこの話はあまり詳しくは書けないんだよね。ツボを押さえて書いちゃうと多分まどかさんの正体がわかっちゃうと思うんだ。それだけいろいろ逸話のある有名な女優さんですよ。
におわせることもよくないだろうから、内容については割愛ね。
まぁ、ホントにエロかった。こういのもなきゃね、やっぱり。

で、このあとゴールドマンのライブがあって掟ポルシェさんとデュエットしたりするんだけど、実は峰さんのコーナーあたりから頭痛がひどくてね。やっぱり体調がもたなかったなぁ。4時間もやっているからね。ちょっと最後はキツかった。けっこう酒も飲んだしなぁ。

iphone 076

安田さんが仕切っているイベントに行くのはこれが3回目なんだけど、見ていて昔のエロ雑誌を読んでいるような気分になる。
今回のイベントもゴールドマンプレゼンツ「濡れる話・勃つ話」ってことになっているけど、「濡れる話・勃つ話」として成立していたのは、本気で臨んだ峰なゆかのヤツぐらいで、あとは単なる下ネタの話だものね。そういうところも昔のエロ雑誌みたいでさ。ヌードグラビアとかちょこっとしかなくて、あとはどうでもいいような卑俗な話で「これで抜くのか」っていう記事ばかり。
それと似たような感じで、失笑を買うような出し物もあり、バク山さんの話みたいな社会の底辺を考えさせられるような話もあり、そういう雑多な感じがまあ安田さんのねらいでもあるんだろう。
ああこういうのがやりたいんだなぁって、たぶん金にはならないことなんだろうけど、でも楽しいよね。大の大人がこういうのをやるのもさ。

まあひとつ注文があるとすれば、ゴールドマンのアカペラは長い。長すぎる。
アカペラにするならもっと短めにして曲の数を増やすか、それとも昔のようにちゃんとギターをもって盛り上げた方がいい気がするけどね。
自分なんかは最後やけくそになって歌ってたよ。
それはそれでおもしろかったけどね。

まあそんな感じかな。ゴールドマンプレゼンツ「濡れる話・勃つ話」#2は。
もちろん次回があればいきますよ。
結構楽しみにしてます。

ちんこちんこちんこちんこ ちんこちんこちんこちんこ♪
da capo

今日はこのまま行くしかないね 

  • [2010/11/02 11:01]

なんか、前の記事をいろいろいじっていたら記事自体が飛んでしまった。
まあ、いいか。
今日は忙しいもんで。

本日の予定はこのまま仕事終わりに新宿に出かけるのだ。

なぜならこれね。

goldman#2

前回は前の方に座るといいながら、20分前に着いたら前の席が取られていたんで今日は開場を目指して行くのだ。

松本和彦なう! 

  • [2010/10/21 22:33]

ここのところ体調を崩し気味だったのでマニュアルをさぼりがちだったけど、ようやく明日は更新できそう。

iPhoneに変えてメアド変更の連絡をしていない人たちがまだたくさんいる。
要するに最近あまり交流のなかった人たちってことなんだけど、さっき松本和彦さんにメールしたらいきなり本人から電話がかかってきた。

あいかわらずイタズラ好きのあんちゃんって感じで、前々から常に何かをたくらんでそうな人だったが会わないうちにやっぱりいろいろ企んでいた。
今回は2年がかりだったみたいだけど、この話はどこまでしていいのかな?

あれは今年の1月末、確か自分の誕生日のときだった。東中野のバレンタインってバーに二村さんに呼び出されて行った。
その日は昼間、SODで新年会みたいなことをやっていて、二村さんはその帰りだったと思う。
二村さんに会うといきなり「松本和彦は出家をしたらしい」と言い出した。
SODの集まりでその噂が流れていたらしい。

世の無常は眼前に満ちている。仏道に入るきっかけなどいくらでもあろう。
いろんなことをやってきた松本和彦も齢40を過ぎて心改める出来事があったのかもしれない。元ヤクザの人が聖職に就くことは決して珍しいことでもない。

「意外と根は純粋な人だったのかもしれない」
そんなことを思ったものだ。

今日、その話をあらためて当人にぶつけてみると、これがあなた驚天動地、いかにも松本和彦らしい返事がかえってきた。

話を聞きながら「ああやっぱり松本和彦はすごいなぁ」と感心した。
人間これぐらいたくましく生きなければ。

なにを話してくれたかは秘密かもしれないんでやめておく。
連絡つく人は直に松本さんに聞くといい。すげぇー面白いから。

その松本さんが今、力を入れているのが「men's NOW」
松本さんがほとんど企画を取り仕切っている。人を集めたのも松本さんらしい。

men's NOW
http://www.mens-now.jp/index.php

淫語関連で行くと、伊駒一平のエロマンガが見られるんだけれど、音声付きなので声優さんの淫語が聞けるという嬉しいコンテンツがある。

独女・涼子さんの童貞喰い
http://www.mens-now.jp/?comic2

淫語好きの同志諸君、松本さんのことだからそのうち淫語もいろいろやってくれるに違いない。
しかもずっとタダ。その上、執筆陣も豪華。いいメンツばかりだ。
特におすすめは峰なゆかのインタビュー。これはいろんな意味で面白い。

松本和彦は、やっぱり松本和彦だなぁ。

ガスよ、オマエもか 

  • [2010/10/19 21:06]

朝からクシャンクシャンやってて、また花粉症かなぁと思ったんだけど、どうも体がだるくなってきたのでこりゃ風邪じゃないかと仕事を早めに切り上げてうちに帰ってきて布団に入っていたんだけど、ボヤキに更新の言い訳を書くつもりだったのでこれだけのために今、パソコンを立ち上げた。

今日、実はマニュアルに更新しようと思っていた作品があるんだけど、淫語カウントしたら結果的にものすごく足りなかった。
上原花の「淫語で痴女る117K」ってタイトルでシネマユニット・ガスの作品なんだけど、120分中、淫語は52回。内訳は(おちんちん21 チンポ2 おまんこ9 マンコ1 チンチン5 チンコ5 お尻の穴1 精子3 ガマン汁4 カリ1)ってところ。

最初の方はまだあったんだけど、作品が進むにつれてどんどん言わなくなっていって、最後のコーナーは40分ぐらいあるのに全部で10回。しかもカラミ中の淫語は極端に少ない。
これじゃダメだなぁ。
よくこんなんで淫語をメインタイトルに入れたね。淫語モノとはとても言えないレベル。

ということでさらしておきます。
監督は金子次郎さんね。
たぶん女優さんに問題があると思うけれど、そんなことはユーザーには関係ない。
「淫語は量じゃないだろ。そのときの雰囲気などもあるだろう」と逃げることもできるけど、この作品はそういう言い訳ができないほどのパフォーマンス。

買う(レンタルする)側からすれば、制作者がどんだけ苦労しているかなんてどうでもいい。こっちは商品を購入している。そのお金であなたたちは作品を作っている。
文句を言われて当然。

とにかく淫語モノとしてみた場合、この作品はダメ。マジでタイトルから「淫語」をはずしてほしい。
同士諸君も間違って買ったらかわいそうなので、このあたりにはじゅーぶん注意するように。

今回から「マニュアルにアップし損ねた作品」っていうカテを作ることにした。