今こそインディーズ魂を!
- [2011/09/18 10:26]
今週になってしまったので告知を。
《太賀麻郎 イベント情報!》
9月22日(木) 太賀麻郎がトークイベントにゲスト出演します! 無双舎presents 「花と花~団鬼六を偲ぶ夜~」
【出演】
花房観音<はなぶさかんのん>(作家、団鬼六賞大賞を受賞)
深志美由紀<みゆきみゆき>(作家、団鬼六賞優秀作を受賞)
【ゲスト】
太賀麻郎<たいがあさお>(5000人を抱いた伝説のAV男優・監督)
【MC】
松村由貴<まつむらよしたか>(「悦」プロデューサー・編集長)日時:2011年9月22日(木)19:30~(18:30開場)
会場:阿佐ヶ谷Loft A (阿佐谷パールセンター内)
前売券1,500円 当日券1,600円(共に飲食代別 ワンドリンク以上の注文が必要)前売りチケットはローソンチケット【L:33560】
阿佐ヶ谷Loft A ウェブ予約にて発売中!!
自分もたぶん後ろのカウンターバーに座っていると思います。
紀伊國屋のイベントでは麻郎さんの独壇場に近かったけど、藩さん(花房)はそんなふうにはさせないと言っておりました。
もっとも麻郎さんが官能小説に詳しいとは思えんので、黙らなきゃならない場面も出てくるはず。ただそういうときはダジャレで突撃してくるからなぁ。
まあまあ、事態を見守りますよ。
さて自分のかかわっているAVの話だけど、こちらの情報解禁が10月20日となっているのでそれまで具体的なことはいっさい言うことができない。
まったくの新メーカーだからこういうことになるのだけれど、自分としてはやはりいろいろ話したくて仕方がない。この間、たまたまあるイベントで「ビデオ THE ワールド」の編集長さんにお会いしたのだけれど、やはりハッキリしたことは言えなかった。
業界の人たちにもまだこの新メーカーについてはそんなには知られていないみたいだ。
そりゃさすがに情報は、撮影したAV女優さんやそのプロダクションを通じて少しずつ漏れているとは思う。
でもこれもすごいなと思ったんだけど、今のところそれらの女優さんたちのブログには「どこどこで撮っていただきました」という報告はないんだな。そのあたりはきっちりコントロールされている。事務所のチェックでも入っているんだろうか。「撮影がありました」「面接がありました」のみで、あとはちょこっと感想が添えられている程度。
情報解禁したら書きたいのは、好きな女優さんのことももちろんなんだけど、それより新メーカーが立ち上がっていく過程を言及したいんだ。これは本当に貴重な体験だと思っている。
ふだんユーザーとしての自分は、業界裏話なんてのはどうでもいいと思っているんだけど、ただ作品にかかわる問題もいくつか見聞してきてもいる。
なるほどこういうことがあるから、作品の中では物理的にこうはならないのかとかね。
特に自分がいつも気になっているのはモニター問題。いやーこれはやっとカラクリがわかりましたよ。ほかにもはっきり言っていらない慣習、むしろユーザーのことを考えたらこれは「百害あって一利なしだろう」と思うものがいくつかあるよ。
こういうところが気づけずにいるんだよね。
結局、制作側や流通側の人たちの中に本当の意味でAVユーザーであった人は少ないのかもしれない。少なくても自分よりはユーザーとして見てない人が多いんじゃないかと思うよ。
そのことは実感するな。
「ユーザー視点」というのはね、「ユーザーの生活視点」ということなんだ。そこが彼らにはまったくもってわかってないんだな。だから見当違いなことを言ったり書いたりしているんだ。
つまりはそういうことなんだな。
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今年の8月は至福の時だったが雌伏の時でもあったな
- [2011/08/26 20:29]
9月は行きたいイベントが毎週のようにあるんだけど、そのうちの1つは事前にDVDを買って、それについてくるイベント参加券を手に入れないといけないらしい。しかも先着〆切だそうだ。
ということで早速、予約の電話を新宿の紀伊國屋書店に入れた。
- 淫語魔
- あのー、DVDの予約したいんですけどぉ。
- 書店員
- はい、ありがとうございます。それでタイトルの方は
- 淫語魔
- ええーとぉ、よよちゅう せっくすとよよぎただしのせかい・・・
- 書店員
- まことに申し訳ございません。お声が少々小さくて聞き取りにくいのですが…
- 淫語魔
- よよちゅう! セックスと代々木忠の世界! です
- 書店員
- よよちゅう えーせっ、ああーーーー、ですね。
- 淫語魔
- そうです。セックスと代々木忠の世界です
店員はあきらかに「セックス」という言葉に焦って結局ごまかしてちゃんと言わなかった。ちょと笑ってしまった。
いや、別に羞恥責めをする気はなかったんだけどね。
ということで、来月の11日、麻郎さんも登場する「石岡正人監督作品『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』DVD発売記念トークイベント」を見に行ってくるのだ。
ゲストは石岡正人監督 代々木忠監督、太賀麻郎さん、市原克也さん、管野しずかさん 東良美季さんなのだ。
石岡さんとはこの間、結構、話したのだ。今度はサインをもらいに行くのだ。
管野さんは淫語のうまい女優さんなのだ。サインをもらいに行くのだ。
東良さんはこの間は挨拶する程度だったのだ。サインをもらいに行くのだ。
市原さんは・・・、どこにサインしてもらおう?
それと今、麻郎さんのネットでの宣伝対策をいろいろやっているのだ。
この間は、USTREAM配信場所の場当たりもしといたのだ。11月に向けていろいろやるのだ。
断言する。
これからはライブ配信の時代。ライブ配信をどう使っていくかが今後、表現活動をしていく人間が、創作物を売ろうとしたときの鍵になっていくね。
これは東日本大震災でつくづく感じたことだよ。
テキストも大事だし、編集された映像も必要だけどそれだけでは弱い。これからは生中継ができる環境をもたないといけない。それが備わって本やらなんやらを売る。宣伝はできるだけライブ感覚でやるもんですよ。テレビに出れば一発なんだろうけど、それまで待ってはいられないからね。それにテレビを見るヤツはどんどん減っていくだろう。
とは言ってもブログがないと話にならないので、まずは麻郎さんのブログをつくった。
太賀麻郎のブログ
http://blog.livedoor.jp/taiga_asao/
自分は今年のゴールデンウィーク、麻郎さんのある一言で淫語魔としての重大な決断をした。
それまで未練タラタラ、かなりウジウジしていてなんだったらこのままズルズルいってやろうかとすら思っていたことがあったんだけど、その言葉でけりをつけることにした。
もう少しクールな人間だったはずなんだけどな。精神が弛緩してしまったというか、年食ってしまったせいか、ホントだらしない。
麻郎さんにはその恩返しのつもりもあるんだよね。
さて、撮影の話はいろいろあるんだが、もうちょっと黙ってないといけないみたい。
大々的に言えるのは10月末か、11月頭かな。
まあでもひとつだけ。
このボヤキに「オメコ淫語」で訪れる人が結構いるんだけど、今回の撮影で1人、20代後半の人妻風女優でオメコ淫語がちゃんと撮れた人がいる。
「もういってまうー、おめこ、おめこ、もういってまうー」とか「あかん、もうあかん、オメコこわれてまうー」とかマジイキしながら言ってた。
これからもこういう女性はできるだけ撮っていきたい。
事務所とかのかねあいがあるみたいだけどね。
ところで、もしも自分がかかわった作品の動画がネットに流れていたら、おっちゃんガンガン通報してやろうと思っている。
FC2動画、torrent、アゲサゲ、Yourfilehost。どこまで著作権が守られるものなのか今から楽しみ。
ただ名こそ惜しけれ
- [2011/08/06 04:48]
1回目の撮影が終わった。今月はあと3回ある。
なにもかもが初めてだったわけだけど、最初から試行錯誤のなか作品作りをしていくということもあって、なかなか思い通りにいかない場面があった。
最初の女優さんの入りは8時。それからメイクや衣裳という流れで撮影は9時スタートの予定だが、実際に始まったのは10時前。段取りをつけていざ本番。
この1人目の女優さんがとにかくできる人で、こちらの書いたもの以上のことをやりだした。それはそれでとてもエロいものができて、淫語的にも素晴らしかったのだけれど、当初の目論見からすると、かなり脱線してしまったことも事実なので、ここがこの現場の最初の問題点となった。この1人の女優さんで5時間近くかかっている。それだけパフォーマンスが素晴らしかったとも言える。でもこれではさすがに時間がかかりすぎ。最初の撮影で初めて試す演出装置があったにしても、予定の2時間以上のオーバー。
2番目の女優さんは、まだ経験が浅く引き出しも少なかったせいもあってさくさく進む。ただこちらの方が時間的には当初の予想通りの配分ではあった。
彼女はふだんの表情がとてもステキな女性で、顔の造作もどこか猫っぽい。その仕草も含めて見ているだけで「萌えー」となる人なのだけれど、カメラが回ると緊張してその良さが出てこない。言葉もふつうにしゃべればいいものを持っているのだが、本番がかかるとたどたどしくなる。そういう意味では淫語的に問題があるが、途中から台詞の方は捨ててもう一つの柱であるフェチに焦点をあてた撮影になる。
これはこれで1つの形がハッキリ見えたという点ではとてもいいのだが、「淫語魔」の名前で書いた台本でこの内容はどうかとは思った。女の子が口べたとはいえ、そこを無理やり淫語ワールドに持ち込むから自分の存在意義があるのではないか。
このあと3人目、4人目と撮ったのだが、淫語の出来不出来はともかく女優さんたちはみな魅力的な子ではあった。それだけ良い女優さんをそろえてくれていたわけで、自分の使命はたとえ新人に近い女優さんでも、なんとか淫語作品として成立させる工夫をすることではなかったかとあとになって思った。
まだまだ知恵を出し切れていない。今回はなにもかもが初めてで致し方ないにしても、次回はもっと積極的に仕掛けなければならない。
そうでないと「淫語魔」の名を汚すことになる。
かといって変な気負い方はしたくない。監督とは事前に話してある、セレンディビティでいこうと。
ここから先は人間力だ。それはどんな仕事でも言えることではないか。
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ごっくんはNGでもお掃除フェラはOKだったりするらしい
- [2011/07/27 00:33]
今週は久しぶりに3タイトル更新したいのだ。
3つともアウダースなのだ。理由は更新をし終わってからあらためて書くのだ。
来週、いよいよ現場なのだ。
自分のやることはとりあえず台本を書くことなんだけど、できれば女優さんに合わせて淫語台詞を書いていきたい。そこで宣材の写真とプロフィールをもらった。でもそれを読んでも素人の自分には直ちにわからないことがある。
たとえばNG項目があるんだけど、そこに「3大」と書かれてある。「なんじゃ、3大って」ってことで担当の人に聞くと「SM、アナル、スカトロ」のことを3大というらしい。
なるほど、なるほど。
でもこれもよく聞くとグレーゾーンがある。
たとえばアナルだけど、アナル姦はダメなのは当たり前だとして、女優によってはアナル指入れもダメだったりする。
「アナル舐めはどう?」
「それも女優によってまちまちです」
こういうのは撮影当日に問題化するとまずいんで早めに事務所に問い合わることが肝要らしい。
つまりはプレイ内容は台詞よりも早く決めて事務所に送付しておく。こういう事前の準備が必要なんだね。
なるへそ。
まずプレイ内容の確認。台詞は最低でも前日ぐらいまで。下手すると当日の朝なんてこともありえる。
ただしこれも一概に悪いとも言えない。
前日ぐらいに台本を渡すと真面目な女優さんはそこから台詞を覚えるのに必死になって当日までに激しく消耗してしまう人もいるようだ。それなら当日渡して、ワンカット、ワンフレーズで進行させた方がいい場合もある。
でもさすがに演出する側は台詞が入っていないとね。それともプレイ内容だけあればあとは臨機応変に台詞がわいてくるような監督さんもいるのかもしれない。
ああそうか、そんな台詞の付け方だから、台詞だけを抜き出してよくよく聞いているとつじつまの合わないものが出てきたりするんだ。そういうAVがときどきあるんだよね。
この流れが台詞の軽視につながりかねない行程を生むのかもしれない。だからちゃんとスケジュール通りに台本が完成するように肝に銘じておかなければ。
ということで、今はプレイ内容を先行させて書いている淫語魔なのでありました。
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8月からAVの現場に携わります
- [2011/07/21 09:40]
前々からAVの件は、話だけはあったのだけれど、ここにきて急に現実味を帯びだしたので、Twitterは非公開にした。8月に向けて台本みたいなものを書いたり、あるいは現場で実際に淫語まじりの台詞指導をすることになるので、迂闊なことはつぶやけない。回りの人に迷惑がかかるかもしれないので、そういう状況に慣れるまでは非公開でつぶやくことにする。
一番いいのはつぶやかないことなんだけど、やっぱり淫語の台詞を書いているときや、実際に女優さんにあってしまえばテンションはあがってトチ狂ったことを言ってしまうだろう。実際、最近もあわてて削除したりしたことが何回かあった。
まぁ1ヶ月ぐらいしたらまた公開することになるでしょ。宣伝もしないといけないだろうしね。
今はいろいろ忙しく、問題をいくつか抱えている。本業の仕事の方はそんなにでもないが、家の問題は頭の痛いことばかり起こっている。
それなのに「淫語魔」としてもさらにやることがいっぱいで忙しい。
肝心の淫語マニュアルの方は週1ペースにして、とりあえず細々とは続けていくつもり。むしろこの話が決まってからと言うもの、最近、曖昧になってきていた動機付けができるようになって、別の意味で目的意識が出てきた。
そうなのよね。淫語マニュアルって淫語を研究する意味合いもあったのですよ。
だから最近立て続けに1人の女優さんを3タイトル更新したけど、そこには理由があるわけ。
その他にも新たな仕事が入ってきている。ただこれは「淫語魔」名義でやろうかどうしようか迷っている。いちおうエロ関連の仕事ではあるんだけど基本的には淫語とまったく関係のない話なんでね。
でも決められたコンテンツをこなす仕事ではなくてそちらの方も、構成の段階からいろいろ試行錯誤して一緒に作っていく感じなので、自分としては楽しみにしている。
あとは太賀麻郎のブログを作らなきゃ。
これはもう単純に今年の11月に発売される予定の東良美季さんが書いている麻郎さんの本「AV黄金時代2」が焦点のブログ。麻郎さんはmixiで日記を書いているんだけど、所詮はSNS、閉じられた空間での発信。やっぱりもっといろんなところからアクセスできるようにしないといけないだろう。というか自分の好きな麻郎さんは11月に出される本の内容よりもさらにあとの話らしい。だから「AV黄金時代3」が出るぐらいまでは、本が売れてくれないとね。
自分はチョー売れっ子だった若い頃の太賀麻郎はそんなに好きではない。
今の、離婚して2人の娘を引き取って、いちばん向いてなさそうな父親業をやっている麻郎さんがいい。妙な駄洒落を交えて麻郎さんならではのカッコイイことを言っているんだけど、でも聞いてると矛盾がないわけでもない。そのあたりを突っ込んでいくと裏腹な部分が出てくる。
もともと自分は、人間というのは矛盾しているものだと思っていて、その矛盾をごまかさず逃げずそのまま抱え込んでいる人間が好き。そういう人の方が安心して話ができる。麻郎さんが人として信頼できるのはそういうところ。ウソがない。
自分もそうだけど、人間ってそこからが勝負だと思う。理が向こうにあれば自分のプライドは捨てる。そうしないと手に入らない人生の果実というのはあるのだ。
もっとも麻郎さんは誰かに書いてもらうより、どこかに出ていってライブで話してもらう方がいい。会って話すたびにそれは思う。とにかく話を聞いているだけでも面白い。
そんな麻郎さんと、それからフリー編集のTさんとで28日に小室友里さんの誕生日のイベントに行くことになっている。それまでにブログの方は目鼻をつけとかないとね。
いずれにしろ、「淫語魔」としていよいよ最終局面に入ってきた。
そんな感じがしだした2011年の7月。
あとはどこまで突っ走れるか。
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感動した
ありがとう名無し@ボヤキスポンサーサイトがうざいので更新は必ずするつもりです。
今年はようやく淫語魔に戻れるんじゃないかと思っています。淫語魔ものすごく勝手なイメージなんだけどね山下さんの印象は、エロ仙人ですかねー。淫語魔「名前のない女たち」AVレビューどうなっているんですかねー。今度、ナカムラさんに聞いてみます。淫語魔