古いエロ本を読んでみる 

  • [2007/11/28 23:23]

実はまだ本の整理がすんでない。
かなり処分したんだけどね。実家に戻ってくる際、ぶち込んだまま3年間放置の段ボール箱がいくつかあるんですわ。

んで、今回、そのうちの一つを明けてみたら、昔、買ったエロ本が出てきてね。
自分がAVを本格的に見るようになったのはここ4、5年ってところなんだけど、今さらながらあらためて知る情報が載っかってたりするんだな。

たとえば姫咲しゅりは、アウダースのインターネット公募で優勝してデビューするんだけど、その頃の写真にちょっと衝撃を受けたりしてさ。
彼女の顔って、デビュー当時は目が一重で小森美樹さんをさらにのっぺりさせたような顔つきなんだな。
アウダースの「恥ずかしいコト。」って作品で、整形?前のお姿が拝めるみたい。
ここにスキャンして貼ってもいいんだけど、ちょっとなぁ。当人にも悪いかもしんないし、自粛することにする。このブログは誰が見ているかわからないからね。

そんなこんなでいろいろ見ていたら、「生け撮り!!ヤングマダム」 VOL.13(平成12年10月1日号)っていうのが出てきた。平成12年ってことは2001年のエロ本なわけだけど、なかなか消しも薄くて今でも十分使えそう。
その中にAVの撮影現場記事が載っていた。

1つはこれまたアウダースジャパンの「姦淫悦楽の宴 ~満たされない人妻たち~」という作品で、アウダースってこんな人妻ものをやっていた時期があるのかと思った。
表紙が少しドリチケぽくてどこか泥臭い。今のアウダースとはイメージが全然違う。

PA0_0016.jpg んで、もう1つは、今日UPした「女ハ男ヲ目デ犯ス。8」
これを見つけたもんだから、ああこれをマニュアルにUPしようと思ったわけ。
このシリーズは結構好きだったから、あともう1作ぐらいは載せるかもしれないな。

ついでだからそこに書かれてある紹介記事をそのまま引用してみる。

 これまで多くの痴女たちが登場したこのシリーズについにドスケベ人妻軍団が登場。なにしろ普段から欲求不満のハケ場を探しているという淫乱人妻たちをまずはご紹介。一人目は高木亜里沙さん(33歳・T160B84W59H84)。二人目は星野彩香さん(23歳T158B83W54H83)。三人目が相川ひとみさん(23歳・T153B85W60H88)。この三人の人妻が妄想する"こんなスケベなことをしてみたい"をそのまま実現してしまったのが、このAVだ。

 とにかく欲求不満のかたまりのような人妻たちの考えることだから、その現場はエグいの一言につきる。野外での撮影で周りを気にせずパンティ丸見せで男優を誘うかと思えばバイブを挿入したままバスに乗るし、所かまわずチンポをしゃぶりまくるし、オナニーで本気でイキまくってくれるのだから見ている方がはずかしくなってくる。おまけに、フェラなんかさすがに人妻といった感じで、ねっとりチンポに舌をからめ舐め、そして咥えてきて、男優さんがガマン出来ずに発射すると、その白い液をいとおしそうに舐めまくる姿はまさに性に飢えたメスといった感じ。

 こんなふうだから、ハメ本番となったらもう大変。ビデオのことなんか忘れてしまったように、チンポを下の口に咥え込んで離さず本気でイキまくっていたのだ。

 とまあ、彼女たちがどんな妄想をえがいていたかについては、ビデオを見て楽しんで下さい。いや、さすが人妻パワーは違うぞ。

(「生け撮り!!ヤングマダム」 VOL.13 平成12年10月1日号 雄出版)

読者がこれを読んで買う気になるかどうかよくわからんのだが、自分の知りたい情報はどこにもないし、むしろこれは不親切ですらあると思う。
主観映像でバーチャル感のある作りになっているとか。M男を命令調の言葉責めで淫語まじりに挑発してくるとか。ほかにもいろいろ書くことはあるだろうに。
そつない文章のわりには何も語っていないに等しい。

やっぱり、この手の記事はまず画ありきってことなんだろう。そこに附される文章は、情緒的な物言いであればよくて、具体的な情報はいらないってことかもしれない。
ただこれだけは言えるけど、自分はこのページがあったことすら記憶していない。基本的に買った本は、くまなく読む人間だけどやはりこの当時は興味がなかったのかなぁ。当然、この作品を借りようとすら思わなかったはずだ。
読んだ記憶のない文章ってなんだろうね。なんかもの哀しいな。

さて、次回でいよいよ作品データが200になる。
まだ何にするか決めてないんだけど、キリ番はいつも自分のお気に入りにしてきたから、またもや旧作になると思う。
久しぶりに風見京子さんにでもお出まし願うかなぁ。それともキラリンか。
んんー、どーしょーかのぅ。

淫語魔的オメコ作品 Myベスト 

  • [2007/11/24 22:50]

ということで、今日UPした「憎いほど男殺し9」が今のところオメコ淫語作品としてマイ・ベスト。
淫語量は20秒に1回。チンポ・オメコの淫語連呼もあるし、実況や感嘆淫語などの痴演・痴悦どちらもある。なによりAOI.さんが放つ淫語のリズム感がすごい。

その空気はリコピンにも伝わったのか、たくさんある彼女の痴女作品の中でも言葉責めに関していい方だと思った。
いつも「んふふんっ」とか「あははっ」とかのヘンな半笑いで間をあけたり、高音になりすぎて発声を悪くすることがあるんだけど、この作品ではかなりスムーズな感じで言っていたと思う。

たとえば2の言葉責めはこう。

ちっちゃいわねぇ。ホントにチンポ?
これがぁ?
あはは、はじめて見た、こんなの。
これがチンポ?
ちっちゃーい。こんなに小さいの、はじめて見た。小学生みたーい。
おちんちんでしょ?
あはぁ、私の親指と変わらないんじゃないの?
ほらぁ、こーんな。ちっちゃい。
短小ね。短小チンポ。小学生なみの、チンポ。
んふっ、やだぁ、何この皮。
アハっ、ホーケイ?
皮が余ってるじゃない。皮かむり。こーんなに余っちゃってる。皮が。見えないもん。
アハハっ。おしっことかどうやってするの。こんなに皮かぶってたら。見えないものね、尿道。
アハハっ。おしっこできないんじゃないの? ねぇ。
アハっ、皮が伸びるぅ。恥ずかしくないの。こんなおちんちんブラ下げて。
絶対、恥ずかしい、私だったら。
こんな短小ホーケイ、いい恥さらしねぇ。
フフッ、フフン。恥ずかしい。

とまぁ、いつもより「フフッ」も「アハっ」も少ない。
これが多いときはちょっと役になりきれてない印象を受ける。
彼女はレズ作品だとこのあたりは抑制がきいてうまい言葉責めをやらかしてくれるんだけど、痴女ものの時はヘンなテンションだったりすることが多い。
複数キャストの痴女ものになると浮いていたり逆に埋没していたり、案外、波があるんだよね。

でもこの作品はよかった。
この立花里子は大好きな里子さんだ。

AOI.さんに話を戻すけど、彼女、一度引退したと思ったら「君島冴子」と名前を変えてカムバックしていた。
今はマドンナでのリリースが続いているみたい。

彼女はさ。
実はもの凄くキレイな人なんだ。
たとえばこんな↓顔ができる人。

aoi01.jpg aoi02.jpg

今まで痴女とかやらせると、愛嬌はあるけど最初から痴女顔に崩れてしまっていてちょっともったいなかったと思うんだよね。
自分としてはちゃんと化粧したAOI.さんが、いざエッチになったら徐々に口が半開きになって痴女顔に崩れていく様を見てみたいと思うんだ。

aoi03.jpg たとえば→のような理知的な美人のAOI.さんが

↓最終的にこんななっちゃう過程が見てみたいわけですよ。

aoi05.jpg aoi04.jpg

彼女は演技もうまいし、いろんなAVドラマをやれると思う。
そういう意味じゃ、マドンナというのは良い選択かもしれない。

ということで君島冴子さん、頑張ってください。
ときどきでいいんで、淫語作品もお願いします。

そういえばFLAGMAN監督がマドンナでも撮り始めたようなことをいってたけど、君島さんとあたることはあるのかなぁ。

一度、言語化された情報は強力だからね。 

  • [2007/11/10 12:48]

ダメだ。昨日もオネムになって寝てしまった。
今日・明日と予定が入っているので更新は月曜日以降と言うことで。

ホントはこっちで『徒然草』関連の話を書こうと思っていたんだけど、そんな時間はなかったね。
今日、帰ってから書くかな。でもその前にいくつかメールの返事を書かなくてはならないか。
関係者各位、もう少しお待ちください。私にも生活のリズムというものがありますもので。

それで渡辺琢斗監督のメールからいくつかフォロー情報を。

「淫語中出しソープ」の第3弾は予定では12月に撮影、来春3月ぐらいにリリースだそうです。
女優さんは誰になるかはわからないけど、多分、撮ったら監督の日記に何か書くだろうから、その時に確認をすればいいかと思う。
ただ「中出し」はNG項目にしている女優さんが多そうだから、キャスティングに苦労はしないのかちょっとだけ気になってはいるんだよね。

それと、「琢斗」という名前はご自分で姓名判断してつけられたとのこと。
切磋琢磨の「琢」に、たたかうの「斗」で「己を研き、闘う」との意味が込められているという。
ホラ、あながち自分が思っている渡辺琢斗像とちがわないじゃない。

それとヤマハのJOGには乗っていたらしいけど、ホンダのタクトはないそうだ。
まぁ、80年代後半は原チャリというと大抵、このどちらかだった。

あとこれが大事なんだけど、「淫語中出しソープ2」は監督のハメ撮り仕様だったらしい。
自分はてっきり男優を他にたてて撮っているんだとばかり思っていた。というのも、渡辺監督のファンサイトのBBSにそのような件があったからなんだけど、このシリーズはそうじゃないってことだ。
確かに前の安藤なつ妃さんのヤツは「監督のハメ撮りかなぁ」とは思って見てたんだけどね。それで見直したらなるほどキスシーンで見える男優の口元は紛れもなく渡辺監督だ。そうやって一度、先入観を取り去って見てみるとハメ撮り独特のフレームワークもある。

自分はハメ撮りかハメ撮りじゃないか、見れば大体わかるつもりでいたんだけど、思いこみって怖いんだなぁと思った。一度、すり込まれた言葉の情報は実際に見ている肉眼情報よりも強く感覚器官を制御するんだね。
いい勉強になりました。

ちなみに渡辺琢斗監督のファンサイト。「TAKUTO WORLD」
http://tw-world.s12.dxbeat.com/

ここ、うちよりマイペースなんで、なぜかホッとしていたりする。
このカテゴリ名じゃないけど、サイト運営って大変なのよ。

自分は半分だけタクティストって感じかな。 

  • [2007/11/07 22:36]

mixiの渡辺琢斗監督の応援コミュには

琢斗ワールドにはまった者…

琢斗ワールドから脱け出せぬ者…

汝をタクティストと呼ぶ。

て書いてあって「非日常・主観・パンスト・スケ透け・着エロ・くねるダンス・痴女・熟女・レオタード」にぴくんと反応した人は「タクティスト」なんだそうだ。

これを読んだとき「琢斗作品って大なり小なりこういったテイストが入ってるよなぁ」と思った。
まぁ、これらの要素は渡辺監督のシリーズタイトルから取っているんだろうけどさ。
でも、今日UPした「淫語中出しソープ2」なんかも間違いなくこれらの要素が網羅されていると思う。
自分もそういった要素にちょっとだけ「ぴくんと反応」しているから、比較的見てるんだろう。

「タクティスト」はもちろん監督の名前である「琢斗」から取っているわけだが、こうして英語風に記載されているのをみて、英語の「タクト(tact)」という単語を連想してしまった。
「tact」には「機転」とか「如才ない」とかの意味もあるが、そのほかに物事の「こつ」みたい意味もある。
たとえば、自分が持っている研究社の『新英和中辞典』では、 She has tact in teaching pupils. という例文をあげて「生徒を教えるこつを心得ている」と訳している。

そしてそこからさらに連想したのが徒然草の次の一文。
第150段に、

毀り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位にいたり

っていうのがある。

まあ簡単に訳すと「人からの嘲笑などにも恥じたりせず気にしないでやり続ける人、生まれつきその道のコツをつかんでいるような天才でなくても、途中でやめたり手を抜いたりせず年を重ねていけば、才能だけで精進しない人間よりはかえって上手になる」ってところか。
なんか渡辺監督のイメージに近い気がする。

「昔は天才、今、ただの人。あの人は今どこに」って話はどの世界でもある。
自分は昔から天才肌のクリエーターより職人気質の人の方が好きなんだ。
むしろむちゃくちゃ才能があるのに、それに見合った努力をしないヤツってぇのは、端から見ているとみすぼらしくてね。才能が枯渇して、ひーひー言ってたりして。
やっぱり世は無常なんだよね。
まぁそうなったらそうなったで、世捨て人になれればいいだけなんだが。
でも得てして過去の栄光にしがみついて老醜をさらしたりするんだよね。
まっ、それも人間か。

ちなみに「渡辺琢斗」というのは実名ではないらしい。
どういう経緯で「琢斗」としたのかわからないけど、まさか英語のtactからとったわけでもないだろう。こういうのってどういう風につけるんだろうね。

案外、上の人に「ホンダのタクトに乗ってたから」ぐらいの感じだったりして。

胎内回帰っていうのはエロの原型の1つでもあるのか 

  • [2007/11/04 14:02]

前回、立て続けにあげた「僕だけの♥ママ」シリーズだけど、あらためて見てみるといわゆる熟女優さんたちがマドンナとかでやっている母子相姦とはまるきり別物って感じがする。
最初は女優さんの年齢からくるものかとも思ったんだけど、どうもそれだけではないようだ。

まっさきに気づいたのは「僕ママ」の方はやたら赤ちゃん言葉を多用しているってこと。
「~でちゅか」「~でちゅね」と言わせたがる。つまり見ている側が幼児設定になっている。
主観映像ありきになっているのもオヤジ臭い男優を出さないためもあるのだろう。

マルクスで「紅音ほたるがHで責め好きな僕のママになったら、」っていう作品があったけど、あれもどちらかというと幼児設定で、なるべく男優が映り込まないようにしていた。
もっとも、パートによってはいい歳したオッサンの赤ちゃん言葉が聞こえてくるので「顔が映り込むのはまずいけど、声はいいのか?」と疑問に思ったりした。
もともとマルクスはあんまり主観がうまくないから期待はしてなかったけどね。

マドンナやグローバルメディアでやっている「母子相姦」というのは、「人妻」や「母親」としての自分と、「女」としての自分の葛藤があったり、息子にも黒い嫉妬や独占欲なんかがあったりで母子の気持ちのぶつかり合いが織り込まれていたりする。
基本は「母子」という制度の世界を乗り越えて、単なる女(メス)と男(オス)として、禁断の愛に進んだり肉奴隷に堕ちてみたりして話が展開する。

それにくらべ、若い女優さんで母子相姦を作る場合は、エディプス・コンプレックスみたいなものを刺激するエロというより、ただただ「胎内回帰」をテーマとしたエロスが多いようだ。
ストーリー性が薄く、シチュだけで作品が構成されがちなのも、ドラマ仕立てにしてしまうと人間関係のドロドロしたものが描れてしまうからだろう。「幼児になって癒やされたい」と思うような人に、煩わしい人間模様など不快ですらあるのではないか。

そういうこともあってか、僕ママの冒頭には

「もしも今の記憶を持ったまま
生まれ変わったとしたら…

あるいは…

目を覚ましたら、突然
見知らぬ親の子供になっていたら…

そして、そこにあなた好みのママが
いたとしたら…

巨乳で優しいママが
いたとしたら…

あなたなら
どうしますか?
松嶋れいな 僕だけの♥巨乳ママより)

みたいなテロップが入る。
あくまで仮想なのだ。

これって保育園ものと同じ文脈だよね。
ポイントはいたいけな幼児になってイタズラしたり、わがままを言って甘えたいわけだ。
同じ母子相姦でもエロの構造が全然違う。

このあたり、ちゃんと線引きしておかないとユーザーも混乱するだろう。
同じ母子相姦モノでも見たいエロが違う。
そんでもって「このクソ監督! わかってねぇーな!!」ってことになる。

ユーザーは自分が見たいものを的確に表現できるとは限らない。
メーカーのBBSとか見ていると話がかみ合ってないなぁって思うことがある。
斟酌もなくユーザーの意見を真に受けちゃうととんだ失敗をするんじゃないだろうか。

こんなサイトを作っている自分だって、いまだに「なんで淫語がイヤラシいのか」を明確にできないんだから。