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 2006年07月 

001 今井つかさ 結婚相談所 

  • [2006/07/14 20:37]

淫語AVマニュアルの一番最初の作品を、今井つかさちゃんの「結婚相談所」にしたのにはわけがある。

前にも書いたけど、自分は社会人になってからというもの、AV作品をほとんど見ずに過ごしてきた。見たとしても裏ビデオ。モザイクが入っているセルビデオを買ってまで見るなんてとてもありえないと思っていた。

で、話は2000年ぐらいに遡るわけだけど、その頃、薄消しビデオ、全盛の時代が到来したのね。その時に、あの名作シリーズの「宅配コギャル」を、自分は見てしまったんだな。
長瀬愛、うさみ恭香、結城杏奈とカワイらしい娘が惜しげもなく、あんなことやこんなこともしてくれて、モザイクも薄いしそれ見てノックアウトされたわけよ。
おっちゃんの懐具合も余裕が出てきたってこともあって、いろんな作品を買いあさりに毎週のように歌舞伎町に出かけた。

裏も含めてだけどいろいろ見ましたよ。のちに「淫語しようよ」でお世話になることになる白崎るみさんの存在も裏ビデオで知ったのね。彼女、サムライビデオで有名だったからさ。
でもやっぱり好きだったのは薄消し作品。特に「宅配コギャル」のクオリティーは流出ビデオや海外向けの作品とは比べものにならなかった。

その中でも長瀬愛ちゃんの「オマンコして」の一言にKOされたおっちゃんは、どうやら自分は淫語が好きらしいと自覚し始めて、それでチョコチョコ、淫語を言ってそうな裏ビデオや薄消しモノを買い集めた。大体、村西監督のか、一条真都が出ていたシリーズが主軸だったんだけど、正直、なんか物足りなくなってきて、徐々にレンタルとかで表ビデオを見始めた。
そしたら驚いたねぇ。レンタル許諾されたSODの作品が、薄消しや裏よりもおっさんの好みに近い淫語をたくさん言ってくれてることがわかってきたのよ。表の方がよく作り込まれているわけ、淫語の言わせ方なんか。
で、初めて買ったセルビデオがこの「結婚相談所」ってことになる。

正直、そんなに期待してなかった。
裏パケには「淫語責め」とか書いてあったんだけど、セルビデオって見たくないものを見せられることが往々にしてあったもんだからね。
自分は淫語を求めて表AVを見はじめたわけだけど、集団ぶっかけとか、輪姦ものとか、陵辱もので女優を泣かしたり、とにかくハードで刺激的な映像をことさら強調する作りには引いてしまうのよ。
そんなの見たくて表ビデオを見ているわけではないのに、ザーメンを無理矢理、飲ませたり、痛いとか言ってる女性のアナル姦を見せられたり。

でも「結婚相談所」のパッケージ写真には自分の嫌いな男複数プレイもなさそうだったし、つかさちゃんも好みだったから買ってみたのよ。何事も経験だと思って。
そしたら思いのほかよかった。たしかにちょっとSMっぽいところもあるんだけど、彼女の雰囲気がそんなにトゲトゲしくなかったからね。自分の理想とするイヤらしい女性像が演じられていた。

これもうんざりするんだけど、痴女モノって言うとトゲトゲしい言葉責めと鬼シゴキと乱暴な騎乗位みたいなのが多くて、その上「淫語」って「言葉責め」と親和性があるのか画面に向かってね、「この粗チン野郎!」とか「変態チンポ、おっ勃ててんじゃないわよ!!」とか罵られて、自分よりもきっと年下であろう女性に「お前」呼ばわりされるのがいまいちよくわからなかった。

普通の人は、こんなの見たらプライドが傷つくよね。
要するに、表AVを見る人って極端な趣味の人が多いのかなぁって、このあたりのさじ加減がよくわからんかった。今は、少し慣れたけど、でも、未だに意味がわかんない。

その点今井つかさちゃんはやんわりした感じで、言葉責めも意地悪なイタズラっぽさで言ってくれてて、これなら大して気持ちも乱れずにエロモードになれるとと思ったわけですよ。
しかもとにかく淫語がうまい。声もイイ! 目つきも体の見せ方も、そこにあるだけで挑発してくる感じの人だったのね。これは監督さんやカメラマンさんがうまいからだと思うんだけど。

ああ、こんなにうまい女優さんがいるんだなって思ったら、こういう感じのを買えばなんとかセルビデオとつきあっていけるなぁ、って思って。
そんで青木玲さんとか小泉キラリさんとか好きな女優さんも見つけられるようになって、今、こうして淫語AVマニュアルを運営していけるだけの作品を見るにいたっちゃったわけですよ。

自分もそうだったからね。このサイトをきっかけに普段AVを見ないヤツが見るようになればいいなぁ、と思っているんだ。
おっさんはね、要するに普通のヌルイ、どこにでもあるエッチをただただ情熱を込めて作ってくれてるような作品が見たいんだ。
ただそれだけなんだ。

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