劇的対立のない話はうちわ受けでしかない。
- [2010/12/30 11:04]
本当は年内中に一度、藩金蓮について何か書いておこうと思ったんだけど、まだ「藩金蓮」名義の最後の仕事が残っているらしくて、むしろ「花房観音」としては何も発表されていない状態なので、1月か2月に書くことにする。
なぜその時期にするかというと、「花房観音」の小説が人前に出てくるのがおそらく2月になるからだ。
「第一回団鬼六賞受賞作」の「花祀り」がそのあたりで本の出版になるみたいだし、もし何らかの事情でその出版がズレ込むことがあったとしても、無双舎の季刊本「悦」が2月発売予定となっており、そこには彼女の短編小説が載ることになっている。おそらくその前には授賞式があるかと思うので、小説家・花房観音が誕生するのは2月ということになるわけだ。
一方の「藩金蓮」の方は、代々木忠監督を追いかけたドキュメンタリー映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』にスタッフとして参加していて、その公開が1月。
つまり「藩金蓮」は1月でいったん死に、2月に「花房観音」として誕生するとも言えるわけだ。
個人的には今年の1月と2月に彼女に起こったことを思いいたすとき、時の符号の不思議さを感じざる得ないのだが、「藩金蓮」を語るのはやはりこの端境期がいいだろうと思う。
その、映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』だが、1月にイベントが行われる。
「YOYOCHUでナイト!」映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』公開直前 スペシャルナイト~あの代々忠が再び、ロフトプラスワンに降臨!~
映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』の貴重な制作こぼれ話と本編の中で取り上げられる個々の代々木作品の当時の裏話について、来年1月にキネマ旬報社より発刊される代々木忠の研究本「代々木忠 虚実皮膜」を著した東良美季さんが、代々木監督と石岡監督(石岡監督は当時の作品の助監督として現場に付いていた)に鋭く迫ります。
本編出演者がゲストで登壇!
『チャネリングFUCK悪霊と精霊たち』の、当時プロモーションに使用した 貴重な8分間の蔵出し映像を基に、代々木監督が「オーガズムとは?」「SEXとは?」について熱く語ります。
【出演】
代々木忠、石岡正人
スペシャルゲストあり!
【MC】東良美季場所 新宿ロフトプラスワン
OPEN 18:00 START 19:00
前売¥2,000当日2,500円(飲食代別)
前売はローソンチケットにて【L35668】12月29日発売!
昨日のアクセスの「虚実皮膜 東良」はここにつながるんだね。
スペシャルゲストは今のところ加藤鷹さんが発表されているけれど、まだまだすごい人がくるらしい。
まだ出演依頼している途中だろうからハッキリとは言えないのだろうが、個人的には太賀麻郎さんにも出演してもらってカトタカと対決してもらいたいなんて思ってる。
このイベントの主催者はどう思っているかわからないけれど、自分のような40代以上の人間にとって「AV男優」といったら「加藤鷹」ではなく、間違いなく「太賀麻郎」なんだよね。
若い人はわからないかもしれないけれど、自分が学生の頃は借りて見るもの見るもの、みんな「太賀麻郎」だった。カトタカなんてそのあとの人だ。
麻郎さんは今度セックスのハウツー本を出すみたいだし、加藤鷹さんとはちょっとした対立構図もできるはずなので、それによって話もより深くなると思うんだよね。
自分としては、この2人を前にしたときのヨヨチューさんと東良さんの司会での捌きが見てみたい。
AV業界もそうなんだけど、すでにエロは40-60代しか金を落とさなくなっている。エロはタダでネットに流れているものと思っている若い人は少なくない。
そもそもヨヨチューさんの作品は大人の作品だからね。
だから関係者各位、是非とも麻郎さんの出演を考えてみてほしいなぁ。
もし実現したら仕事を早引けしてでも駆けつけるよ。
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感動した
ありがとう名無し@ボヤキスポンサーサイトがうざいので更新は必ずするつもりです。
今年はようやく淫語魔に戻れるんじゃないかと思っています。淫語魔ものすごく勝手なイメージなんだけどね山下さんの印象は、エロ仙人ですかねー。淫語魔「名前のない女たち」AVレビューどうなっているんですかねー。今度、ナカムラさんに聞いてみます。淫語魔