明日更新するのは160分モノ 

週初めの火曜日というのは比較的アップしやすいんだけど、木曜日というのは出来そうで出来ないな。以前のように情報量を落とせばできるんだろうけど、今さら戻れないしね。

木曜日に更新できないと週3ペースは無理。
もっとも木曜日にできたからといって、週末に予定が入っていればやはり無理。
火・金の週2ペースが基本なのかもね。

そもそも最近の作品は収録時間が長いよ。
いくらDVDになってデータの容量が大きくなったからって、そんなに長尺にすることもないんじゃないかねぇ。

これってそのうちブルーレイが主流になったらもっと長くなるんか?
そりゃ作る方は大変だ。

AVのレビューサイトで、最近はプレイ内容をこと細かに書いているところがあるけど、あってしかるべき要素が漏れていたりする場合がある。自分もノートつけてAV見てたりするからさ、確かめたりするんだけど、そういうのを見ると「この管理人、途中で意識が飛んだのかなぁ。それとも飛ばし見したか?」と思ったりする。

だいたい自分のように通常速でAVを見ていたら、そんなに頻度を上げて更新できないと思うんだけど、それでも毎日に近い更新ペースでやっているところもあって、やっかみ半分で訝しみながら眺めるサイトもある。

だってだよ。2時間もののAVだったら、言葉を抜き出したり、気になるところをリピートしたりして3時間はかかってしまう。その労力と時間はバカになんないもんね。
しかも見ている間に辛抱たまらなくてそのままオナタイムに入っちゃうと、心理的に終了してしまうので翌日に持ち越しになってしまう。
逆にとんでもなく酷い展開を見せる作品だと怒りがメラメラ湧いてきて、これまた終了なんてこともある。

それでも飛ばし見だけはしないことが、制作者に対する最低限のリスペクトだと思う。
実際のところ、ユーザーは飛ばし飛ばししながら見ていたりするんだろうけど、情報発信する人間がそれじゃあまずいだろう。やはり通常の速度でAVを見て、どんなわずかな変化も見逃さないようにしないと。
それだって意識が飛んで見逃してしまうこともあるんだから。

倍速で見るのも問題がある。
作品のもつ空気、特に間のようなモノは倍速では損なわれてしまう。

もっとも皮肉な話だけど、倍速で見た方がアラが目立たなくなってエロさが増すこともある。
ベッドのギシギシ音や突然のサイレンもあまり気にならない。
アングルだって多少、ブレても問題ないし、編集が荒くてもスルーできる。
だから「倍速ユーザー」というのがいてもおかしくないと思う。

前に東良さんが日記に「表紙を見ればだいたいのことがわかるのでそれで書いちゃうライターもいる」みたいなことを書いていて、「雑誌のレビューであきらかに致命的ミスだと思えるような作品があっても、それを指摘してないのはそのせいか」と思ったことがある。
自分が紙媒体のAV情報誌を買う気になれないのは、プロのくせに自分よりもちゃんと見てないんじゃないかと思うことがたびたびあるから。

制作者の技が稚拙なのは致し方ない部分もある。
でもそういうところを指摘していくのが評論の力だろう。それで制作者が大きく育つ場合もあるのに、なんでちゃんと指摘してあげないんだろう。

取材した女優の感想や撮影秘話を明かしたりするのもいいけど、作品は作品のみで評価をするべき。ましてやレトリックをもてあそんだり、果てはライターの自分語りを始めたりするのは本末転倒。
そんなことやっているから、買おうか迷っているユーザーに買う決め手を与えられなかったりするんだよ。

気の利いたライターのレビューには、サブカル系に受けがいい人もいる。
でもね、そういうサブカルの人たちって、文章に惹かれて興味こそ持つけど、1本3、4000円もするAVをその興味だけで買うかというと、そうはなかなかいかないでしょう。

なんたって自分がそうだったからね。
自分は、今みたいにAVを毎月買ったり借りたりする前の方がまだエロ雑誌を買っていた。

それでたとえば自分は小室友里のAVをリアルタイムでは見てないんだけど、彼女の雑誌デビューの頃のことはちゃんと覚えている。
「Beppin School」を見て、フルートを持つ黒髪のかわいらしい女のコがこんなセミヌードになっちゃってと思っていたら、しばらくしてヌードグラビアが出て、そのうちAVに転身し、あれよあれよとあっという間に売れっ子になっていった。

その間、彼女の載っている雑誌はよく買っていたわけだけど、にもかかわらずAVを借りてまで見ようとは思わなかった。
ましてやAVを買うとなるとさらにハードルが高くなる。心理的にかなりの懸隔があった。

ただそういう時期に、一度だけメディアの影響で買ったのがあって、それがアタッカーズの「鬼畜輪姦」。クボジュンに似ていると噂の上田美穂が出ていたヤツ。
なんかの雑誌で見ていて、友だちと飲んだ勢いで買ったんだった。

自分がAVをAVショップで購入したのは、VHSならこれが最初ということになる。
ただその後も買ってないから、アダルトVHSの新規購入は後にも先にもこれのみだ。

それで今、仲良くしてもらっているアウダースって、もともとアタッカーズから別れてできた会社で、ある時、アウダースの人にこの話をしたらとても懐かしがってくれた。
自分が買うぐらいだからね。かなりヒットしたんだって。

FLAGMAN監督といい二村さんといい、そういう最初に惹きつけられた人たちと今はそれなりに交流が持てるようになったのは、なんだか不思議な縁を感じる。

それもこれも時間や労力を惜しまず、サイトを作ってきたおかげと申すべきでしょうかね。

コメント

個人的には「怒り」が最も筆を進めるパワーになりますね。
悪いイベントほどレポのアップが早くなります。

  • [2009/02/27 11:49]
  • URL |
  • dr@g♂n【ドラゴン】
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

ひどい作品をつかまされると

画面に向かって1秒1秒、1コマ1コマ悪態を吐き続け、そうやって頭に血が上っている自分に疲れちゃうんですよ。
しかも苦痛以外の何ものでもないのに、それでもやはり最後まで見ないわけにはいかない。ちゃんと見なければ批判もできない。そこだけはスジを通す。
でもやっぱり苦痛は苦痛です。

私はプロ意識の欠けているものが嫌いなんですね。
プロというのは反省と創意工夫を繰り返してその技なり、感覚なりを磨いていくもんでしょう。そしてそれは常に部外者からすれば細かい箇所だったりするんですよ。

イベントの段取りでも、腹が立つのはそういうところなんではないですかね。

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