おらが村の仏さんだら 

いろんな人にメールを書いていたら、ボヤキで書く気力がなくなった。
「猫と遊廓」はまた明日ってところだな。

さてなにを書くもんかと。

そうだ。これを紹介しよう。

淫語魔のおっちゃんが、子どもの頃からよく行っていた深大寺でご開帳がある。

武蔵野の古刹、深大寺には比叡山延暦寺の中興の祖・良源の座像があるんだけど、自ら刻んだというこの像は、25年に1回しかそのお姿を見ることが出来ない。

かくいう自分も一度も見たことがない。
前回は高校生の時だったんだけど、そんなことがあったなんて知らんかった。
まだインターネットもない時代だし、あっても見たいとは思わなかっただろうなぁ、高校生じゃ。

今年は会いに行くぞ。

んで、そのページね。

平成21年11月27日~12月3日 10:00~16:30(土曜日は20:00まで夜間開帳)
深大寺 ご開帳 元三大師1025年遠忌 中開帳について
http://www.jindaiji.or.jp/special_event/1025nakagaicho.php

ちなみに元三大師っていうのは良源のことね。

あとついでに寺宝展もやっている。

深大寺 寺宝展
http://www.jindaiji.or.jp/special_event/jihouten.php

それから場所的には近くはないんだけど、調布市郷土博物館で深大寺展が12/6までやっている。入館無料ね。

2009年10月11日~12月6日 午前9時~午後4時 入館無料
調布市郷土博物館 深大寺展 特別展
http://www.jindaiji.or.jp/special_event/jindaijiten.php

郷土博物館は寺の近くにあるわけじゃないので、一気にみるんだったら1日がかりになるかもよ。

深大寺には白鳳仏というお釈迦さんがいて、これがまた珍しく椅子に座っているお釈迦さんなのよ。弥勒菩薩の倚像はよくあるけど、釈迦如来はそうそうない。
たぶん、この仏さんが京都や奈良にあったら間違いなく国宝になっていると思うんだけど、いかんせん東京はなかなか国宝に指定されなくて重要文化財どまり。

ちょっとひがんでる?

今年、上野の博物館に奈良から阿修羅さんがやってきたことがあったでしょう。
ネットで騒いじゃって、2時間待ちとかやってたけど、この武蔵の地で生まれ育っておきながら、白鳳仏を見てないとかありえないと思ってたんだよね。

そりゃ阿修羅像も薬師如来も確かにすばらしいよ。
だけど自分とこの仏さんも大事にしようぜ。

「仏像が見たい」とか言って、すぐ「京都へいこう」とする東京在住の女子とか見ると、なーんだ結局こいつもミーハーなのかぁと思ったりした。
AV嬢にもいるでしょ、大物で騒いでいたのが。

ということで、日野出身のまっちゃんは行くように。

コメント

鬼大師

 良源見に行きたいけど、日程的に無理です・・・
 確か、来年に大津博物館で元三大師展するはず。
 それは必ずいく予定。
 
 今、京都駅でやってる円空・木喰展もいいんですが、やっぱあの辺はお寺で見なくちゃね、と思いますね。
 円空辿ると東海地方めぐりになるか・・・

追記

 近江の国を目指さないのは、仏像マニア、戦国時代好きとは認めたくない、です。
 
 仏像ならば、京より近江。

まあまず藩さんの場合は

上野に来ないとね。
天海大僧正が好きならなおさら。
西郷どんの銅像を見たらテンションあがる。
それに不忍池は東京で一番の蓮池だし。
幕末好きで上野に来ないのはありえんですよ。

東京もいろんな史跡がいっぱいあります。
NHKの「ブラタモリ」でブームになるかな。

ぬああああああああ

貴重な情報をありがとうございます…行く…と思います…
最近NHKが「ゲゲゲの女房」関連で調布を押していますね。
先日の首都圏ニュースでも深大寺の話だいぶ時間取ってやっていました。
調布というと私の世代では「調布リトル」のイメージが強いですね。
川又とか荒木大輔とか…。
オッサンになってから訪れるのはもっぱら味スタ、京王閣ですが…。

関係ない話で恐縮ですが

まっちゃんのmixiのプロフで『「野宿者襲撃」論』が紹介されていたので読んだら面白くて、生田武志さんのホームページやら『ルポ 最底辺』を読んでしまいました。

今年、京都の鴨川沿いを出町柳から四条通までずっと歩いてみました。
やたら猫がいて、「んんっ?」って思っていたら、橋の下に必ず野宿人の小屋があって、その人たちが飼っていたことに途中で気づきました。

鴨川は昔から河原者が集まっていましたから、そういう意味では今も昔も変わらないんだなぁなんて思っていましたが、この人たちも働き口がなくて流されてきたにすぎないわけで。そう思うとその構図も昔から変わらないのかもしれないと思いました。
「穢多・非人」というのもそういう人種がいたのではなく、社会的弱者が仕事がなくてその職業に従事し、卑賤視されていったんだろうとあらためて思ったり。

無宿人でも少し能力のあるヤツは長楊枝をくわえて「あっしにはかかわりのねぇことでござんす」って渡世人となって生きていく。
生田さんが野宿者に興味を持ったのが「中村敦夫の地球発22時」っていうのもなんかの符号かと思いました。

あと調布リトルの世界制覇を知っているのは、かなりピンポイントだと思います。
それこそ同窓会ネタですよね。

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