1.29 東中野 VALENTINEにて 

昨日、真咲南朋さんと話していたら、淫語のうまい人は小説が好きなんじゃないかってことになった。
彼女の安藤なつ妃時代の「淫語中出しソープ」は最初、「ソープ物」ってことで撮影に臨んだのだが、当日監督から「淫語もね」って言われたらしく、急遽「淫語」オプションがついたそうだ。
ソープも初めてなら淫語も初めてなのに、その上「主観もの」であれだけできるんだから、よほどの言語感覚の持ち主なんだろうと目の前にいるカワイイ女性をしげしげと見ながら感心してしまった。

あらためて彼女に確認してみたら、ふだんから小説は好きで官能小説はよく読んでいたそうだ。
「神崎(レオナ)も」

ああ、彼女もうまいもんなぁ。
でも主観での淫語ものは、作品では全く話さない男側の台詞の間を考慮しながらやらなきゃいけないから、かなり難しいはず。
それをいきなりやった南朋さんはすごいよ。
だいたい痴女なんてAVの世界でしかなかなか見られないわけで、実際の淫語プレイは男の方がしかけて、女が応えることがほとんど。受け身の多い女性がいきなり痴女淫語を吐くなんて、そうそうできるものではない。

前に松本監督と「人形遊びのうまかった子は淫語がうまいんでは」って話したことを思いだした。二村さんには「ペットに話しかける女は、淫語が上手」と言っていたらしいが。
それで南朋さんに、「ふだんから、独り言は言うほう?」って尋ねたら、「そうだ」って言う。

あとで藩金蓮にメールして、「独り言はする?」って訊いたら、「まったく」との返事。
わけを話したら「自分はそういうバイトをしてたことがあるけど言葉責めは苦手」と言っとった。あんな迫力ある文章を書ける人でも言葉責めが苦手と言うことは、やはり「独白力」の力だな、淫語責めは。

ちなみにおっちゃんはよくブツブツ言っているので、外に出るときは注意しているのよ。危ない人と思われちゃう。

昨日はたくさん魅力的な人と会ったんだけど、どうもああいう人たちと会うと入力状態が続いて意識がボーっとしちゃう。それであとから「あれはどういう意味だったんだ」と考え出す。
魅力的な人たちってフックがいっぱいありすぎるんだよね。だから何から聞いていいのかわからなくなる。なんとかこっちが話しだすと、向こうの方でなにやら気になる言葉が耳に入ったりする。するとそっちに意識が奪われて話している最中にぽーっとしちゃう。
話していた内容もまとまりが悪くなり、せっかく話そうとしていた話も尻切れトンボになる。

昨日、いちばん感動したのは実録のみならいくんとの話。
彼が作品を編集していて味わった「ある感覚」の話で、まだおっちゃん、ちゃんと咀嚼しきれてないんで詳しくは書けないけど、24歳でそんな法悦を味わったことがあるなんて、みならいクン、うらやましすぎるよ。

この間会ったときにも思ったけど、実録出版はいい掘り出し物を手に入れた。
もしも淫語作品を作るときがあったら、協力させてね。
オレ、シナリオでもなんでも書いちゃうからさ。

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