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 2007年05月 

自分の感受性ぐらい 

  • [2007/05/11 12:29]

本当は、今日の昼にRicoさんの雌女をUPする予定だったんだけど、昨日、作品データを作っていたら、どうしてもあるセリフのことが頭にひっかかってしまい、淫語のカウントがおざなりになってしまった。

2パート目に、いつもの戦隊モノのコスプレバージョンがあって、その冒頭でRicoさんがこんなことを言う。

「ほらぁ、よく見てください。おまんこはちゃんとヒロインでしょ」

これが、いかにも男の人が考えた言葉って感じがして、違和感をおぼえたんだ。
それでオフショットを見てみたら、やはり、監督のラッシャーみよしがセリフをつけていたんだけど、どうもその場の思いつきでつけたみたいなんだよね。

男って、言葉の扱いが女性より抽象的な名辞を使いやすい。
「ヒロイン」という言葉は、女性が思いつくにしては、具体的なイメージが伴っていない感じがする。

女性ってもっと画になりやすい言葉を使うと思うんだよね。
男より、視覚効果がある擬音とかの使い方がうまい。
言い方にしても、もう少し婉曲な物言いを好むと思うし。
あと、助詞の使い方とかね。
自分は、高校生ぐらいの頃、茨木のり子が好きで良く読んでいたんだけど、男じゃ、ああいう詩は逆立ちしても書けないよね。

だから、この言葉ちょっと違うなぁ、と思った。

「んじゃ、どういう言葉がベストなんだろうか」

「そもそも女性と男性の言葉の違いはどう違うのか」

んなこと、考えていたら、意識が飛んじゃって、カウントできなくなった次第。

まぁ、そういうことで、そんなとこら辺もきっちりやってほしいです。
ラッシャーみよしのおっちゃんは一応、ライターなんだから。
もっと言葉にこだわってもらわないとね。

何度も書いてきているけど、雌女シリーズは撮り方こそ技術はものすごく高いけど、言葉に関してはまだまだですぜ。
それなりの大人が聞いていて、十分、満足できる域には達してはいない。
女優さんのアドリブ次第ではあるんだけどさ。
でも、もっとなんとか出来ないものかなぁ、とは思っている。

まぁね、他のメーカーの作品なんか、もっと悲惨なのがあるからね。
だいたい、AV業界自体、言葉に関してがさつなんだよね。そう感じてしまうのは、自分だけだろうか。
基本が出来ていないというか。

Ricoさんの「雌女」は明日以降。
んで、その次はKMPの作品を考えている。
その前に、ここで大沢佑香さんの「癒らし。」を書くとは思うけど。

そういえば、Ricoさんとの黒ヒゲ対決は柴犬さんの最後の雄姿だったんでしょうか?
負けてたけど。