もう一個の「ひなスペシャル」が見たかった 

  • [2008/07/29 23:53]

赤ちゃんは一人じゃ何もできない。
彼らは周りの大人に依存することでしか生きていけない。
腹が減れば泣いておっぱいをおねだり、お漏らしすればまた泣いておむつをとりかえさせる。

精神科医はそれを称して「魔術的思考」なんて言う。
赤ちゃんの泣き声は魔法の呪文のようなもので、それを唱えればたちまちに目の前におっぱいがやってくる。結果的に泣くことで自分の快不快をコントロールすることになる。
赤ちゃんに挫折はない。なんでも自分の思い通りになると思っている。ならなければいつまでも泣き叫ぶ。

M男はたいていわがままだ。M女にくらべてああしろこうしろとうるさいのがいる。
Mとしては失格なのだが、日本の女性はSEXに受け身な人が多いのでなかなかうまく責められない。だからああだこうだ注文をつけてしまうのかもしれない。

中には被虐趣味とはあまり関係なく、単に受け身の状態で女の人にあれこれ世話を焼いてもらいたいだけのもいる。
そういう男性はSMよりも痴女作品を見る。
彼らが求めているのはS女じゃなくて「お母さん」。
あくまで自分の思いをかなえてくれる「強い存在」。
そりゃお母さんも悪さすれば叱ったり、ケツぐらい叩くだろう。だがそれでも決してこちらを見捨てはしない。最終的にはなんでも許してくれ無償の愛を降り注いでくれる。

よく「自分のことをSかMか、どちらだと思う?」って質問するヤツがいるがこんなのはナンセンスだ。性的趣向がSかMかの2つに分けられるはずがない。
質問者は明らかにSMを勘違いしている。単純に「責め=S」「受け身=M」という図式でSMをみているのではないか。

今日、アップした大塚ひなさんのBLACKギャル痴女 淫語SPARKはまさにわがまま男が受けの状態でああじゃこうじゃ言っていた。
それは別にいいんだけど眼が点になったのは、最後の「黒ギャル痴女のファイナルSEX」というコーナーで大塚ひなが「ひなスペシャル」と称して膝コキをしていたシーン。

hina
ひな: 気持ちいいでしょ。ひなスペシャルだよ。

男 : スゴい、ひなスペシャル。

ひな : 気持ちいいでしょ。ひなスっ、ひなスペシャルね、もう一個あるの。

男 : なになに。

ひな : やってほしい? お願いして。

男 : はぁ…ああ、えっ、 もっとフェラやってほしい!

ひな : わがままぁ~。

男 : だってひなちゃんの口マンコ、もっと堪能したい。

ひな : 口マンコ?

男 : お願い!

んで、結局、もう一個あるという「ひなスペシャル」が披露されることなくThe End。

コイツ、バカだろう。
オレは見てぇーぞ、「ひなスペシャルⅡ」

大塚ひなもうるさいっとか言って拒否ってくれりゃあよかったんだが、彼女は人がいいんだろうね、素直にこのわがまま男のいいなりになってしまっていた。

ああ、コイツの口元に思いっきりグーパンチをたたき込みてぇ!

それとやっぱり声だなぁ。なんでこいつら腹式呼吸ができねんだ?
赤ちゃんは腹式呼吸で腹から声を出している。だからものすごく良い発声で泣く。
呪文というのはそういうものだ。
エッチでの淫会話って呪文なんだな。言葉を使って性感をコントロールする。淫語はその中でも究極呪文なんだ。使い方を間違えると興ざめすることになる。
呪文の発声はとても大事。別に軟口蓋に声を当ててくれとまでは言わない。
せめて腹式呼吸をするか、それができないなら無声音で語りかけてくれ。

これだから完全主観での男の声はいやなんだよ。
今、声だけで聞かせることのできるAV男優なんてそうそういない。
この監督がなんで主観にこだわったのか意味不明。
できないなら辞めりゃ良いのに。
ほかにも細かいところを言えばいっぱいある。
この監督を呼びつけて一つひとつダメ出ししたい。
淫語AVを舐めるなと糾弾したい。激しく面罵したい。
データ取りに3時間。途中からそんなことばかり考えていた。

しかし大塚ひなちゃんはカワイかったな。
彼女はギャルの方が良いかもね。