芸が粗いうちはAVが春画のように評価されることはないな 


今日アップした小森美樹の最オナだけど、昨日も書いたように表4の台詞の抜き出しに引っかかって手間取ってしまった。

んで、せっかく調べたので、とりあえずその正誤を明らかにしておこう。こんなことやるのは淫語魔だけだろうから。

まず表4に記述したものを転載してみる。
その上で実際にどう言っていたか該当時間とともに書きだしておく。

Scene.1 淫語 Race Queen 淫語レースクィーン美樹

「すごい大きくなっちゃってるよ? 舐めて欲しい? じゃあ舐めてあげる。」
0:11:46に同台詞の発言あり。
Scene.2 OL手淫 OL美樹の手コキ&フェラ

「え? ストッキングも脱ぐの? 恥ずかしいな。今日、美樹Tバックなの。」
→えっ、ストッキング脱ぐの? んんっ、わかった。恥ずかしいな。今日は美樹、Tバックなの。(0:18:08)
Scene.3 女教師手淫 美樹先生に叱られて手コキ&フェラ

「貴方もパンツ脱いで、先生が見てあげるから、自分でシゴいてみなさい。」
→じゃあ、あなたもパンツを脱いで。先生が見ててあげるから。自分でシゴいてみなさい。(0:32:31)
Scene.4 騎乗位 美樹が上に乗ってあげる!

「チンチンも舐めてあげる。もう大きくなってきちゃったね。気持ちイイ?」
→ちんちんも優しく舐めてあげる。んんん、はぁ、んんん。もうおっきくなってきちゃってるねぇ。はああん、うんん、うんうんうん、おっきくなってきたぁ。はあ、うんんんっ、気持ちイイ?(0:42:28~0:43:17)
Scene.5 ナース玩具 ナース美樹がヌキグッズでシコシコ!!
「こんなに短いナース服なの。見たい?見せてあげる。やらしいでしょ?」
→こんなに短いナース服なの。見たい? じゃあ見せてあげる。どう? やらしいでしょう?(0:53:35)
Scene.6 ウェイトレス ちょっとエッチなウェイトレス

「美樹のクリトリス分かるかな?凄く大きくなってる。アン、気持ちイイ?」
→美樹のクリトリス、分かるかな? ああん、んんっ、ああ、ああんんああんああんもああ気持ちいいっ。(1:15:34)
Scene.7 素股・乳・淫 バーチャルフェラ&パイズリ&素股

「美樹がオチンチン舐めてあげる。先っぽも舐めてあげる。じゃあ裏スジも。」
→じゃあ、美樹がおちんちん、舐めてあげるね。(1:20:08 バーチャルフェラをする)……気持ちいい? (1:20:40)……先っぽも舐めてあげる。(1:20:57)……じゃあ裏のスジも。(1:21:18)
Scene.8 FUCK AVギャル美樹とのバーチャルエッチ

「奥に当たってるの分かる?感じてきちゃう。オマンコグチャグチャにして。」

んで、この最後のScene.8 がマニュアルにも書いたように該当箇所がない。

ただ正確を期すために言うと、「奥に当たってるの分かる?感じてきちゃう。オマンコグチャグチャにして。」という一つなぎの文章がないだけで、実は「奥に当たってるの分かる?」「感じてきちゃう。」「オマンコグチャグチャにして。」と3つの文節を分ければ言ってなくもない。

正確にはこうだ。(1:58:48から2:00:51)

すごい奥まで入ってるよ。あっ、奥に当たってるのわかる? ああ気持ちイイ。あぅあぅっ。あ、あ、あ、あっあっあっ、あっああ、ああっ、あああ、あっあっ。あっあっあん、すごーい、あっ気持ちイイ。あっあっあっすごい感じてきちゃう。あ、あ、あ、あ、あ、ああ、あ、あっあっあ、うん、ああ、あああ、ああ、ああ、ああ、あああ、あああ、あゃああ、ああ、ああ、やんっ。ああ、あ、うんうん、ああ、ああ、はぁ、はあはあはあ、もっともっとメチャメチャにしてっ。美樹の胸にいっぱい出して。あぅ、あ、あっ、ああ、あああ、あああ、ああ、あっ、クリトリスが当たって気持ちイイ。ああ、あああ、あっあっあっ、気持ちイイ? 美樹はすごい気持ちいい。ああ、ああ、あぅあっ、あ、あ、美樹のおまんこ、もっともっとグチョグチョにしてぇ、メチャメチャにしてぇ。

最後の「オマンコグチャグチャにして。」「美樹のおまんこ、もっともっとグチョグチョにしてぇ」と微妙に違うが、言葉を単語の羅列と考えれば言ってなくもないのかもしれない。

だがもちろん言葉は「単語の羅列」ではない。
だから自分からすれば、こんなのは言ってないのと同じ。
マニアを舐めてるのよ、結局。

よくよく考えてみれば、自分はアロマ企画ですらこの手の記載に関しては不正確だと思っていたわけで、そういう意味ではおっちゃんのようなフェチ魂のある人間を満足させてるメーカーはホントに数少ない。

そういうディテールに拘りきれず、作り込む力が弱いから、だからAVはドキュメンタリーでしかちゃんとした人間を描けないんだろうなぁと思ってしまう。
低予算だからね。お金も時間もないからね。やろうと思えばできるんだろうけどね。

(´-`).。oO(・・・・・・・・・)

ホントかね。
所詮、観察力の乏しいヤツはいくら金や時間があっても無理だと思う。

コメント

あぁ、これは気持ちがわかるかも・・
レイアウト的に32~34文字あたりで淫語をまとめたんでしょうw
まとめるはいいけど、どこを削るか?足すか?と。

Scene.8は「32文字もピックアップするとこねぇよぉぉ!」とパッケージ担当が唸ってたのか?(笑)

エロじゃないんですが、似たような仕事をしたことがあります。
インタビューの各章の頭によくある太字文みたいな。
その章その章で一番特徴のある言葉や内容を一発で示せる言葉をピックアップするんですが、18文字以上20文字以内とかで決めないとならないのです。

もうどうしても決まらなくて、変なところでカットを(汗)
したの文章は例なんですが・・・ここだよなぁというところが22文字だったりすると・・

「俺はね、いつも○○のことばかり考えていたんだ」
   ↓
「俺はいつも○○のことばかり考えていた」

ってな具合で18文字に短縮(^^;
「いた」で切ると「ね、」を入れると文章的におかしくなる。
んでこんなカットに。


このパッケージを担当した人が実際にどうだったのかは知りませんが、私自身は決して適当にやっつけ仕事でカットして載せたわけじゃなく、かなり悩んだ上に苦心してピックアップしたんです。
ちなみに雑誌とかじゃなくネット上のサイト構成での仕事です。
雑誌とかだと文字を小さくしたりして切り抜けたりする場合もあるのでしょうか??

・・って私が淫語魔さんに言い訳してもしょうがないですけどw

淫語マニュアルにも字数制限はあります。

今回は35文字でしたが、これに見合う同様の台詞を探すのは苦ではないと思います。

私がマニュアルを作って試したかったことの1つに、パケでの淫語会話の抜き書きがありました。

なぜこうも不正確なのか?
それは本当に大変なことなのか?

だからマニュアルを作った当初から「淫語の抜き出し」というスペースは作っておきました。そこはレイアウト上、作品によって書けるスペースがかわるのでその都度、埋まる台詞を探してきて入れています。今でこそ多少、融通をつけてますが前は字数が決まってました。

でもそこの作業自体はそんな大変でもありません。
5~10分ぐらいで終わります。

台詞の抜き出しでいちばん苦労するのは、あえぎ声や息継ぎなどの言語化しにくい音の扱いです。これは場合によって省いたりすることがあります。
そしてもう一つ、ときどき女優さんが台詞を言い間違えたりすることがあります。たとえば「私のマンコでチンチン突いて」とか、聞いている分には臨場感があってOKなんですけど、こうやって文字だけで見てみると言っていることがヘンだったりする。

淫語AVマニュアルを作ってわかったことは、淫語を売りにしている作品だけでなく、大半のメーカーは言葉のエロスに対して、あまり気にもとめていないということです。AVを作っている連中は画ばかりに重点を置いていて、人の発する言葉はどうでもいいんだろうとよく思ったりします。

もちろんちゃんとしているメーカーも希少ですがあります。
また今回の「最高のオナニーのために」シリーズは、頑張っている方で、今回たまたま手抜きが発覚しただけです。

それと最近のAV雑誌は文章のレベルが落ちていて酷いもんです。
この間、久しぶりに読んだのですが、読むに耐えない文章が多いのにびっくりしました。
昔のエロライターやAV監督の方がもっと文章がうまかったように思うんですが、今は書いている内容がガキっぽくて。
AVにおいて言葉エッチの表現が弱くなっているのはそういうところにも現れているのかなぁと思ったりしています。

文章というか表現を含めた言語のレベル自体ダウンしているのは否めません。
テレビでのテロップも間違えまくりですし、アナウンサーすらやばいですからねw

ただこういった仕事を含め、間違いは必ず起こるものと想定して、なぜ数人などで二重にチェックするとか「気をつける」ということをしないのだろうと不思議思います。
PCソフトじゃないんだから、文章までベータ版で発信しなくてもw


うーむ、世の中ゆとり世代に世代交代したんでしょうかねぇ??


ちなみに私のいた会社は毎日書類を部下が書いて、店長ともう一人で検品しながら検算などチェックをしてはんこを押して、さらに本社に通す前に事務所でチェックしてはんこ押してもらって、最後に本社で数回チェックしてました。
で「7の書き方が汚い。1っぽい。」とかで返ってきたりwくそw


そうそう取引先の名前がほんのちょっと違っていていつまでも直されていないとか。
顧客も「山」なのに「山崎」とか「なかしま」なのに「なかじま」とか。

新人時代、こういう細かいのを口やかましく言われてイラっときたりするんですけど、でもそういう細かいところがあとあと「仕事のできるヤツ」の評価に繋がってくるんですよね。
それができないヤツはたとえ個人の能力はあっても、廻りからの信用を落とす。

ただエロ系の仕事はスタッフが少なくて、雑誌にいたっては一人編集長なんてざらみたいだし、その傾向はこの雑誌不況でますます酷いみたいですから、多重チェックは無理そうですよ。
それはAVでも同じなのかもしれません。人材が足りないのは男優だけ。しかもそのAV男優も定着率は悪くて、結局ロートル男優の使い回し。

「加藤鷹の声がうざい、もっと若手を起用しろ!」とか文句を言っているのが実はいい年したニートで、AVをP2Pでタダ見しているっていう間抜けな構図があったりしますものね。

なんか日本人のセンサーが摩耗していってるような気がして。
でもそれもまた「今のような時代じゃしょうがない。人間だもの」ってことなのかな。

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