本番そのものが秘め事じゃ、ボケぇ!! 

  • [2006/12/09 17:34]

ある女優さんのブログを覗いていたら、大分前の記事に「淫語が苦手」だと書いてあった。
普段は無言でエッチする人だから、言い慣れない言葉を言うとウソっぽく聞こえるとのこと。

そこを喋らせるようにするのが、淫語をし向けていくこちらの醍醐味なわけだから、この反応自体は微笑ましい感じがした。

ただ、プロだからね。その辺は頑張ってクリアして欲しいとは思うんだけど、そのブログにコメントしてきたファンの人の書き込みがね、とてもバランスに欠いた内容だった。

「男でも秘語にしている」淫語を言わせるのは「要するに、売れればそれでよいという志向でいるからコワイ」らしい。
んで、「今平和ボケの時代だから美意識に欠けてもいる。というのは淫語使わなくても売れるものは売れる。と思うのですが?」と締めくくっている。

「淫語が秘語」だったのはその通りだ。

昔、昭和40年代ぐらいまでは「おまんこ」なんて言葉を出版物に載せて、それがお上の知るところになったら、その出版物はすぐに発禁処分、廃刊にされることもあった。
でも、今は「おまんこ」と書いて発禁処分にはならない。

確かな記憶を元に書けば、80年代後半ぐらいには雑誌などで「オマンコ」表記は徐々に解禁されていった。フランス書院のエロ小説ではその辺りから伏せ字じゃない小説も登場してきた。

ヘア写真集が出版され世間にヘアー解禁が囁かれ出したのも、その頃ぐらいだったと思うけど、ただ性的な表現をともなう解禁はもっと後のことだ。
「Beppin」って雑誌は、ヘアーを手でつかむ写真を掲載しただけで廃刊に追い込まれたことがあった。94年暮れのことだ。

そんなことを思い浮かべながら、「平和ボケ」とか抜かしているこの「見識のない独りよがりな感想」を読み流すつもりでいたんだけどその後、この女優さんは、その人のコメントを受けて

「・・・だーよーね~!!!私もそう思うので、我が道を突き進むことにします♪心強いお言葉ありがとう!」
と応えていた。

淫語AVマニュアルの女優別ページに上げていた彼女の名前と作品名を、速攻で消した。