「卑弥呼クン、それじゃあバスガイドだよ!」とヒトシは言った。 

  • [2008/06/18 21:45]

AVライター・東良美季さんによると二村ヒトシ監督の男優時代の代表出演作は「裏ビ史上に残る傑作『スチュワーデス卑弥呼』(ダイヤモンド映像)」らしいんだけど、これを是非とも京都に住んでいるエロガイドバスガイドさんに送り届けねばとの使命感のもと、さっきようやくVHSで持っているこの作品をDVD-Rに焼き終えたのであった。
というのも前々からバスガイドのエロ子さん(つまり藩金蓮さんのことだよ!)には、「デジタル化したら送るね」って言ってたんだけど、いざやろうと思うとこれがねぇ、まずそのブツを見つけるのに一苦労だったんだわさ。

これ、確か携帯デリバリーで買ったんじゃなかったかな。今はすっかり見なくなったけど、10年ぐらい前は裏ビのカタログチラシがポスティングされていてそこで購入したりしていた。配達に来るおニイちゃんと仲良くなってね。歌舞伎町で買うより安くしてもらっていた。

だけどこの手のモノって、基本的に背表紙に英数字の整理番号が貼ってあるだけなので、それがどの作品なのか忘れちゃうと、いちいちデッキで再生して確認しなきゃならない。
おかげで沢山涼子とか工藤小夏とかと久しぶりに相見えることになったんだけど、ちゃんと整理しておかなかったことも祟って、いっこうにお目当てのブツにたどり着けずにいた。こっちも暇じゃないから、少しずつ押し入れを整理しながら探していたんだけど、先週の土曜日、ようやくブツを見つけて一安心。あまりにも見あたらないから引っ越し時に処分したかと思って冷や汗をかいた。

そもそもなぜにこんなに必死こいたかというと、どうやらエロ子さんは近々、二村さんとかに会うかもしれないらしくて、それまでに是が非でも、このいかにも「芝居をやってました」って感じのAV男優が、卑弥呼相手にかましている生チンチンエチュードを見てもらわねばならぬと心に決めてしまったんだね。だって東良さんお墨付きの代表作を東良ファンの人が見てないのもイカンでしょ。
エロ子さんは普通(!)の一般女性で、AVライターさんってわけじゃないから、裏ビデオは簡単に手に入らない。いくら二村さんがナルシストだとしても「これ、ボクのおちんちんが出てるから、よぉーく見て!」って渡すこともないだろうし、もちろん東良さんが「それじゃあ、いただいた野菜のお返しに二村君のエリンギを」なんて送るとも思えないので、「自分が届けなきゃ、いったい誰が彼女にこの怪作を見せられるのか!」って、妙な使命感に燃えてしまったわけ。

もっとも検索したら普通にネット配信していたけどね。1月30ドルぐらいのところで。
でも二村ヒトシごときのチンコを見るために、わざわざ30ドルも払うなんて馬鹿馬鹿しい。

見た人はわかると思うけど、この作品はとにかく男優のしゃべりがスゴいことになっている。


「さぁそれじゃまずフライトの第一歩だ。操縦桿を握るんだぁ」

とか、騎乗位させながら

「あれはスカンジナビア半島だ、卑弥呼クン。そう言ってごらん。笑ってないでぇ」

とかの数々の名(迷)言で、せっかくの卑弥呼のダイナミックな肢体や性反応が台無し。男優のしゃべくりの方が強烈な印象を残す作品となっていた。
当然、これで抜こうと思って見ている人間にとっては、ハッキリ言ってウザいとしか言いようがないんだけど、AV史上に残る名台詞であることは間違いないから、いつか長めに抜き書きしてボヤキで紹介してみようかと思ったりしている。ちょびっとだけど淫語もあるし。

それと今まであまり気にしてこなかったことなんだけど、女優のマンコが見られるということは男優のチンコも見られるということなんだねえ。

つーことで、これから送ります。
しっかり見といてくださいね、二村さんのオチンチンパフォーマンス!