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 2008年06月 

はじめに淫語ありき 

  • [2008/06/08 00:01]

昨日、&Fashion*33のカラミがダメダメって書いちゃったんだけど、カラミのテイストは、なにわ書店みたいで、そういうのが好きな人は別にダメダメなわけでもないだろう。
自分の場合、いわゆる「ハメ撮り」はゴールドマンのカメラワークというか、呼吸というか、そういうのが基準になってしまっていて、それと違うものは受け入れづらいのかもしれない。
まぁ、実際、「ハメ撮り」というのはゴールドマンが広めたと言っていいらしいから、ゴールドマン基準も間違っちゃいないだろう。

それとフェチっぽい映像というと「接写をどういうタイミングで、どんなふうに撮るか」が重要なポイントみたいに思ってるところがあるんだけど、これもひょっとしたら学生の頃見ていた「口全ワイセツ」シリーズ基準なんじゃないかと思ったりすることがある。
実際、豊田薫はよく見ていた。
自分の中ではAVって村西とおるか豊田薫か、あとは宇宙少女って感じだったんだ。
正直、ヨヨチューはよくわからなかった。
もっとも豊田薫のウンコ好きもよくわからないが。

スカトロは活字で読む分には興奮できる。だけど、昔、加賀恵子のスカトロ裏ビデオを見てみたら、なんか違うなぁと思った。エロと言うより驚異の世界で、佐藤慶のナレーションでも入れた方がより面白いんじゃないかって思ったりした。
それ以来、興奮の対象から外れてしまった。
放尿までだな、自分の場合。

エロって言うのは後天的な要素が媒介して成立する。セーラー服とかパンストフェチとか、そういうので興奮するメカニズムが、生まれつきなはずないものね。
ベロキスやオーラルセックスも生殖行為とは直接的に関係ない。
エロは媒介性を有した興奮なのだ。

淫語もそう。だから何かをきっかけに興奮のポイントが変わったりする。
自分の場合、むかしはおちんちん派だったんだよね。でも今はチンポもいけるようになったし、なによりおまんこははずせなかったはずなんだけど、オメコも悪くないと思いだした。あきらかに、美優千奈のハイパーギリギリモザイクMVのせいなんだけどね。

つまり、良い作品を創ればユーザーの性的趣向を変えることもできるってことなわけ。

淫語AVマニュアルで真面目にレビューしていくうちに、淫語の良さを啓蒙できないかなぁなんて思ったりしている。
ボヤキで淫語について考察していくうちに、エロと向き合うことの意味を示せるかもしれない。

自分は言葉の力を信じているんだ。