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 2009年01月 

命短し恋せよ乙女 その1 

  • [2009/01/19 23:57]

昨日、渡辺琢斗監督の撮影現場に行ってきた。
ことの発端は監督がmixiでマイミク限定のエキストラ募集をかけたことで、面白そうだし1度は会ってお話してみたかったので、それに乗っかることにした。
役柄はキャバクラの客。その他大勢。

渡辺監督とはアウダースの次に親しくなったAV業界の人で、そういう意味では先週今週と親しくなった順に業界の人と会っている。
となると次はFLAGMAN監督?

待ち合わせの時間より1時間早くついてしまって、喫茶店にでも入って時間をつぶさなきゃと池袋駅周辺をブラブラしていたら、献血ルームの看板が目に入った。時間をつぶすのにちょうどいいかもと、そのまま400ccほど血を抜いてきた。

献血をしたことがない人はわからないかもしれないが、今どきの献血ルームというのはマンガ本がたくさん置いてあって、ジュース、コーヒーは飲み放題。お菓子は食べ放題。パソコンこそないもののちょっとしたマンガ喫茶みたいなものだ。
しかもタダだしね。

イイ感じで血の気を抜いた自分はそのまま待ち合わせの場所に移動。
そこにはAVSと書かれた紙を掲げる女の人が立っていた。
遠目で見ると罰ゲームっぽい感じもなくもない。

その後、同じようにかき集められた人たちと撮影場所のとあるお店に向かう。
店に着くとスタッフの多さに少し驚いた。もう少しこぢんまりした人数で撮っているのかと思ったらさにあらず。
それにもっとユルい雰囲気なのかと思っていたのだが、やはりちゃんとした仕事なんだね。ときおり真剣な空気が流れる。

監督とは最初に挨拶を交わしたものの、仕事の邪魔をしてはいけないとおとなしくしていた。
これではとてもお話できそうにない。

ところでその現場には、つい最近引退したはずのAV女優さんが来ていた。
どうやら自分と同じようにエキストラ参加をするらしい。
考えてみると、これが初めて見るAV女優さんだ。
実物を見るとやっぱりかわいいんだね。
ちょっとドキドキした。

彼女の作品はマニュアルにもこのボヤキにもレビューしようとしたことがあるんだけど、結果的にまだやったことがない。
声をかけたい気持ちはやまやまだが、引退してるし迷惑になってはいけないのでときおり様子を窺うぐらいであまり見ないようにした。
それに彼女を見ていると別のあることを連想してしまってチクリと胸が痛んだりする。

キャバ嬢役は当然、AV女優さんたちで、有名どころだと「あの本物レゲエダンサー」の人もいた。
前に雌女にも出ていて、マニュアルにも紹介したことのあるコで、女の子の中でいちばんキャッキャッ言っていた。結構、自由そうで放し飼いにしていると面白いタイプ。
黒いレオタードを着させられたとき、「キャッツアイみたいでしょ」と騒いでいた。
ホントは、年いくつなんだろ?

いざ撮影が始まり、となりにつくキャバ嬢役の女のコと普通に会話するように言われる。 最初に座ったコは21才のコでこの仕事に就いてからまだ3ヶ月だと言っていた。
当然それまでは普通の女のコなわけで、AVのことなどほとんど知識がない。
「淫語って知っている?」と聞いても、よくわからないと言う。
試しに二村ヒトシの名前を出してみると「知らない」と言っていた。
そりゃそうだ。

しょうがないから話題を変えて、彼氏はいるのかと聞いてみた。
そこからとにかくいろーんなことを話していた。

この前の記事で年下の男性を前にするとベラベラ喋る癖があると書いたけど、どうやらおっちゃん、二十歳そこそこの女のコを前にしてもベラベラ喋る癖があるようだ。

こりゃ、ますますイヤなジジイになっていくぞ。

でも女のコの方からもいろいろ話してきたし、ちょっとした本音トークもしていたから退屈しなかったんじゃないか。
それともうざいオヤジの話にあわせていただけとか。

この日一番、面白かったのは2番目にとなりに来たコだったんだけど、長くなるので続きは明日。