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 2006年11月 

所有格淫語 

  • [2006/11/16 21:57]

今回の早坂・nao.ダブルドリームもそうなんだけど、レアルの淫語で、安田・新井・望月の3人の監督さんが撮った作品は、わりと所有格淫語を使ってくれていて、その点が嬉しかったりする。
「nao.のおまんこ」とか「ご主人様のおちんちん」とか。

この所有格淫語、すなわち名詞の前に「の」という格助詞をつけて、そのあとに淫語をつなげるパターンは大体、4種類に分けられる。

①指示代名詞 「このおまんこを…」「そのキンタマ袋…」
②人称代名詞「私のクリちゃんが…」「あなたのキンタマに」
③社会的呼称 「童貞君のおちんちん」「先生のお尻の穴」
④固有名詞 「ひとみのマンマンも」「nao.ちゃんのお豆ちゃん」

この所有格淫語、淫語マニアは大抵、好きだと思う。

所有格淫語は、相手との距離感をグッと近づけるような効果がある。
そのことは、指示代名詞の淫語がほとんど「この」を多用して使われていることからもわかると思う。
あまり「あの」とか「その」とかは使わない。
やはり

このおちんちんをおまんこに入れて!」

だろう。

ただ、どうせ言わせるなら、さらに明確な方がいい。

このあなたのおちんちんをおまんこに入れて!」

ちょっと心理的に近づいた感じがする。

さらに、社会的な呼称が入るとより相手との関係がハッキリしてきて、つながりが太くなぞらえてくる。

「このあなたのおちんちんを先生のおまんこに入れて!」

やっぱりグッとくるよね。

そしてより強い一体感を得るには、なんといっても固有名詞。

「このあなたのおちんちんを先生の…、うんうんっ、ナオの、ナオのおまんこに入れて!」

どうよ。

逆にね。淫語作品で、この所有格がないのは、おざなりに淫語を言わさているようで懐疑的になる。「この監督はとりあえず淫語を言わせておけば淫語好きは喜ぶんだろ程度に思ってんじゃないの」ってね。
所詮、淫語が好きじゃない人間には、わからないんだろうなぁ、こういう感覚。
強制淫語でも、わかっている男優や監督は、必ずここを言わせようとする。

「はい! 誰のどこに何が入るのかちゃんと言ってみろ!」

大事だよねえ。